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エッセークラブSAKURA

.23 2020 エッセー comment(0) trackback(0)
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 エッセークラブSAKURAは串間市の生涯学習講座の延長で続く自主講座
まあ、同好会のようなものだ。昨年も作品集を作り、その売上金が会費であ
る。会員は7名、代表の島田さんが昨年、旅行中に倒れて、未だ入院中だ。
最近、帰宅され、今度は串間の施設でリハビリ中。この日見舞金と見舞日を
決めた。ひこばえの日南の仲間も誘った。来週、一緒に見まいに行く予定だ。

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 この日、出席したのは6名。最初に会計報告をした。実は倒れた島田さんが
会計もやってくれていたので心配していたが、仲間を通じて預金通帳と昨年
の作品集の売り上げが届いたのを私が預かっていたものと合わせて、報告
した。
 ひとしきり近況を話し合って、各自書いてきた作品の合評会を行った。丁度
その日の朝刊に林さんが先日のひこばえで発表した作品が掲載された。
紹介しよう。


     ウイルスとの闘い

 畑に緑色が一面に広がりつつ
ある。新しい芋が順調に育って
いるとは感じている。
 昨年、基腐病(もとくされびょう)と言うウイル
ス性の病気が流行し、甘藷農家
は大打撃を受けた。芋が腐れて
商品にならなかった。我が家も
10月に収穫、貯蔵した芋はほと
んどダメだった。この病気に効
く薬がなく、土壌、苗など消毒
の徹底しかない。正に芋のコロ
ナだと思ってしまう。先の見通
しがつかず廃業や減反する農家
が増え、我が家も4反減らした。
 築き上げた地域ブランドが消
え去るのではないかと危惧して
いる。今年は正念場。感染が広
がらないことを願っている。

 SAKURAに参加しているメンバーの内3名がこの甘藷芋に関わっている。
林さんの隣家でいまリハビリ中の島田さんの家も甘藷芋を作っている。
隣り地区の村上さんの亡くなられたご主人がこの甘藷芋を地域ブランドに
するのに多大の貢献をされた方だ。


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 一方のコロナウイルスについて書かれた作品も当然あった。その中で
議論になったのは、この九州の片田舎における「真のコロナ問題」という
ことであった。私は、過激にこういう地方都市まで学校を休みにする必要
はなかったのではないかと思っている。ただ一方で自粛生活をしていない
かというとそれはそれできっちりやっているしマスクや手洗いの励行も行
っている。患者数より死者数を見れば、インフルエンザより死者数が少な
いではないか。ところがこれに対して、現在も東京で毎日50人ほどが感染
しているが「都会の無名性」と云えばいいのだろうか。東京では毎日50人
感染しても、その無名性ゆえに、都会生活者への影響は案外小さいので
はないか。逆に田舎の方がたった一人の感染者の出現に噂が蔓延する。
「どこの誰」という事がすぐにうわさで飛び交う田舎の方が感染者は少なく
ても影響は甚大なのだという。これは然り、確かに通常はこの密な人間関
係を好と思っていたのだが、逆に「悪い情報」もまた密なのである。有名な
芸能人がコロナで亡くなった時、日本中に衝撃が走ったのは、皆にとって
日頃からテレビを通じて親しみを感じていた特定の人だったからに他なら
ない。都会の無名性がある日、突然自分の身近な問題としてその日を境に
感じられるようになったのである。

 情報というものは、テレビ、スマホ、YouTube、SNS、人のうわさと様々で
あるが、それがどこまで人の心に届くかはまちまちである。今は、世界の
情報も田舎の情報も同距離で届く、無数の情報源の軽重を何が整理して
くれるのだろう。あなたはそれらの情報の奥に誰を見、何を見ていますか。
同じものを見ているようで皆異なるものを見ているのではないでしょうか。




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