FC2ブログ

海を見ていた午後

.09 2020 街歩き comment(0) trackback(0)
DSC_1143_convert_20200221011331.jpg

「日曜日の予定は?」「特には・・・」「どっかで昼飯食おうか」
「いいよ」「じゃあ、この前行けなかった海の見える丘の上の
白い家、喫茶店?昼食あったっけ?」「カレーが美味しいって
聞いたけど」「じゃー何時?」「13時」


DSC_1140_convert_20200221011358.jpg

DSC_1139_convert_20200221011427.jpg

DSC_1141_convert_20200221011456.jpg

前からちょっと気になっていた道路わきの丘の上の白い家。
前回、そこで3時のお茶しようと言っていたら、日曜日は2時
半までということで流れた。志布志湾沿いに走りダグリ岬の
手前で右に急な坂を上るとすぐに駐車場。結構、車が停ま
っている。車を停めて、目の前の景色に見入る。右の岬の
丘の上ににダグリ荘、その付け根には夏井の海水浴場、左
には大黒、志布志湾の対岸にはぼんやりと大隅半島が見
えている。志布志湾が一望のもとだ。


DSC_1146_convert_20200221011604.jpg

DSC_1147_convert_20200221011627.jpg

DSC_1148_convert_20200221011657.jpg

しばらくすると彼女がやってきた。一緒に中に入る。窓際の
席に並んで座る。目の前にテラスがあり、食事を注文した後
テラスに出てみる。春先などはここでお茶でも飲みたいそん
な気にさせる。


DSC_1151_convert_20200221011721.jpg

席のテーブルにはお洒落なオペラグラスが置いてある。
手に取り覗くと正面の沖合に1隻の船が停泊している。
ああ、この雰囲気、私の頭には勝手にユーミンの「海を見て
いた午後」が流れている。

DSC_1142_convert_20200221011538.jpg

海を見ていた午後  松任谷由実

あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上ってきょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える

ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった

あのとき目の前で 思い切り泣けたら
今頃二人 ここで海を見ていたはず
窓にほほを よせて カモメを追いかける
そんなあなたが 今も見える テーブルごしに

紙ナプキンには インクがにじむから
忘れないでって やっと書いた 遠いあの日

DSC_1153_convert_20200221011746.jpg

昼食のカレーを食べ、食後のコーヒーを飲みながら
彼女は朝から如何に忙しかったをよどみなくしゃべ
り続ける。白いテラスとその向こうに広がる海を眺め
ながら、私はそれを聴いている。

私もその朝忙しかった。週末に行われる生涯学習成果
作品展に出すエッセーに合わせた写真を探してパネル
を作成していた。疲れた体に風景が優しく語りかけてくる。

海の見ていた午後は静かにゆっくりと過ぎていく。

「じゃー気を付けて」坂道を下りて彼女は右に、そして
私は左にハンドルを切る。





写真日記 ブログランキングへ

いつもブログ「扉の向こうへ」を見ていただいてありがとうございます。
「写真日記ブログランキング」に参加しています。
読後、上記 リンクバナーをクリックしていただけると幸いです。
スポンサーサイト



  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://sht0807.blog135.fc2.com/tb.php/1884-e5ad7dde