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長湯温泉

.07 2018 街歩き comment(2) trackback(0)
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5年前、大阪からの帰りに長湯温泉に立ち寄ったことがある。
その時泊まった宿にどうしてももう一度泊まりたくて、ここを
選んだ。あの頃と変わったといえば、敷地内の道路際の
クヌギが大きくなりすぎたのか幹の芯を止められ小ぶりに
まとめられていた他はあまり変わった様子もない。
だがよく見ると塀や敷地内のあちこちに修復がなされ、
それが目立たぬように古色に塗装されているのが憎い。

右側の建物がフロントで喫茶コーナーもある。

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ここは長湯温泉で最も有名な大丸旅館の湯治客向けの
長期滞在型コテージである。知る人ぞ知る、ユニークな宿だ。

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ここが今回宿泊したコテージ。古色に惑わされて古い家と
思われたら、それは製作者側の意図が大いにうまくいったというもの。
どこもよく見るとそこそこ新しいのであるが、古く見えるよう
工夫がなされている。内部に入ると一見、昭和初期の家に見える。
サッシも全て木製。金具等もこっており、内部には、ロフトがあって
3ベッドも可能になっている。小さなキッチンがついていて、長逗留者
用に自炊に必要なものが揃っている。畳半畳ほどの書斎がついているのも
ありがたい。小さなベランダがついているが
独立性が高く、周りから見えないようになっている。窓を開けても
隣家からうまく視線を外してある。なかなかよくできた隠れ宿なのだ。
夕食はないが、朝食は川向の大丸旅館から美味しいお粥の朝食が
届けられる。お風呂は歩いて5分の大丸旅館のお風呂を使用する。
川沿いにせせらぎの音を聞きながら、橋を渡り、大丸旅館の
裏玄関の引き戸をあけると中から女中さんが「ああ、BBCさんね。どうぞ」
といった具合で、自分が小説の主人公になったような世界である。
また、川沿いに10分ほど歩くと有名なラムネ温泉がある。
ここは割引料金100円で使用できる。

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ここのもうひとつの特徴は「森の中の小さな図書館」である。
左の吹き抜け空間が山岳本を沢山収蔵する図書館で
右側が教室。その日の夕方、そこで会議が行われていた。
小集会や、ミニコンサートにもってこいの場所だ。

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図書館の中央に小さなチェンバロが置いてある。
蓋を開けて鍵盤を叩いてみる。いい音が響くが
音はホンキートンクで、調律がされていない。
ちょっと勿体無い。

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川沿いを10分ほど歩くと藤森さん設計のラムネ温泉がある。
5年前ここを訪れた時、木枯らしの吹く夜、ラムネ温泉の露天風呂
に入ったらお湯が冷たくて、ひどい目にあったことがある。
今回もそこそこ寒かったので、野外には出るまいと思っていたのだが
出てみると、すぐ脇にサウナがある。これはいいとサウナで体を
温めてぬるい炭酸泉に入ってみた。しばらく身を沈めていると
体中に泡がまとわりつく、少しぬるいが仕方ない。炭酸泉は温度を
上げると泡が出ないのだ。

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浴室は男女左右対称になっている。(図面を見ると)
男女を示すサインがユーモラスである。(温泉地ならではか)

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入口ホール棟の2階はギャラリーになっている。
なかに猫が飼ってあって、出入りの時、猫を出さないように
苦労した。

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帰る日の朝、写真を撮ろうと寄ってみた。朝から
客が多い。なかなか人気の施設なのだ。

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カーナビに行き先自宅と入れたら、竹田から北川を抜ける
日向街道を示した。当初、竹田から高森、高千穂を抜けて
延岡に出るコースを予想していた。確かに地図上は近い。
山中を抜けるのでひょっとしたら離合できない道が続くのではと
心配になる。

そう言えば、谷山さんが九重合宿に行くのに、北川経由で
行っていたと聞いたから案外行けるかも
ということで行ってみることにする。
地図を見ると原尻近くを通る。
これは原尻の滝を素通りする手はない。
ということで原尻の道の駅を目指す。

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ここも例に漏れず韓国人の団体客が多い。

この吊り橋を渡り滝の周囲を一周できる。

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ちょっと興ざめなのは滝のすぐ上を道路が通っていることだ。
写真を撮っているとあろう事かその上部を軽自動車が
走っていたりする。知らないと、えっと目が点になる。

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おまけに川を横切る道路のすぐ脇に鳥居が立っている。
この鳥居、周辺の神社が挙って行う川越え祭りの大切な場所
なのだ。川を渡った先にも神社がある。この辺は昔から
きっと神聖な場所だったんだろな。

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原尻の道の駅で昼食を摂り、いよいよ山越えである。

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竹田から続く国道502号線を三重まで行き、国道326号線
(日向街道)で東九州自動車道を目指す。
走ってみるとこの街道は大正解だった。道幅が広く、整備されていて
景色もいい。快調に走って宇目の唄げんかの里で休憩する。
前方に北川ダムのダム湖が見えて、素晴らしい景色だ。
ここにはコテージやオートキャンプ場、ドッグランなどが整備されていて
山中ではあるけれど楽しげな場所だった。

この道はやがて国道10号線に繋がり、道の駅北川はゆまを経由して
東九州自動車道に出る。これからは、串間から黒潮ロード、田野から
東九州自動車道で道の駅北川はゆまを経由して日向街道を通り
豊後大野市に出れば、竹田や九重に非常に行きやすいことが
分かった。これからはこのコースを利用しようと思う。

さらにこの北川、西隣の祝子川渓谷、更に西の御手洗渓谷、更に西の
鹿川渓谷、その奥にそびえる大崩山(1643.3m)は一度は行きたいと
思っている憧れの地である。勿論、ヤマメ釣りが目的なのだが。

とりあえず、今回の旅はこれで終わりです。
ああ、初日、二日目、文章フォローしておきましたから
暇なら読んでね。




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さゆうさん
こんにちは。
この辺り一帯を詳しく取材して頂きありがとうございます。
滝の周辺の状態も解り嬉しい情報です。
どうもありがとうございました。
2018.11.16 12:49
酔龍
さゆうさん
コメントありがとうございます。

原尻の滝について
この滝は普通の滝と違って少し開けた平野部にあります。
だから、普通に川の近くの道路を走っている人には
滝の存在がわかりません。川も少し広く浅い。
つまり、滝の上部が道路の高さとほぼ等しいのです。
早く言えば、川が突然陥没して、出来た崖が滝に
なっているわけです。見逃さないためには、すぐ近くにある
道の駅を目指し、そこに駐車し、探すことですね。
この川の少し上流には石橋もあって見所はたくさんあります。


2018.11.21 07:07

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