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9月の読書会

.28 2018 読書 comment(0) trackback(0)
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9月の読書会のテーマは「星・月・夜」
こういうのはちょっと困る。というか本の選定が難しい。
本棚をあさり、沢木耕太郎の「流星ひとつ」と三浦しおんの
「神去なあなあ夜話」を抱えていった。
「流星ひとつ」は宇多田ヒカルの母親藤圭子と沢木耕太郎の
対談集である。実は藤圭子が飛び降り自殺した直後に買って
読んだ。

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皆、持ち寄る本に苦しんだようでいまひとつ盛り上がらなかった。

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そこで最近読んだ本を2冊紹介します。

一つ目は葉室麟の「散り椿」。映画化されたようなので
見たいと思う。藩の家老の不正、陰謀によって藩を追われた
主人公が流浪のなかで妻を失い、妻の最後の願いで
藩へ帰るところから物語は始まる。
話は2重3重の構造になっていて、読み進むうちに
話がより深くなっていく。そういう意味では読み手を飽きさせずに
最後まで引っ張る。「蜩の記」に比べると話の展開の仕方に
長けてきたと言いたいところであるが、残念ながら
昨年暮れに葉室麟は亡くなってしまった。
66歳だから若い。これからを嘱望されていただけに惜しい。
2012年に「蜩の記」で直木賞受賞。地方紙の記者を経て作家
という経歴も作風も藤沢周平に似ている。

もう1冊は飲茶の「哲学的ななにか、あと数学とか」
友達が勧めてくれたのでアマゾンで注文してすぐに読み始めた。
面白かった。内容は1600年代「フェルマーの最終定理」がフェルマー
によって提起されてから証明されるまでの350年間に及ぶ様々な
数学者たちの苦闘の物語なのです。
数学なんて苦手なのに面白く読めてしまうという不思議さ
この飲茶という人は本当にすごい。何がすごいかというと
哲学や数学といった誰もが敬遠する分野をとりあげやさしく丁寧に
説明する名人なのです。





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