3月の読書会

.06 2017 読書 comment(4) trackback(0)
 日々快調にブログを書いているように見えるが
時々手が止まる時がある。書く事はあるのになんとなく
気が進まなかったり、テーマはそれとなく決めても
書き出せなかったりと・・・・
実は現在5日分ぐらい溜まった格好だ。
5日分が全て引っかかっているわけではなく
今日の分を書いてしまうと次とその次はすんなり書けてしまう。
そんな気がしている。
 今日のテーマは先に「梅雨入り」としていたのだが
いざ書く段になると天気はいいし、カラっとした日が続き
しかも朝晩ひんやりして過ごしいい。
そこで急遽、テーマを変更した。

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 3,4,5月とそれぞれに読書会が開かれたのだが、
何かまとめて書こうと思っているうちに3ヶ月が
過ぎてしまった。
 一日一日は過ぎるのが遅く感じているのに、こうして
振り返り自分自身を月1回の行事に当てはめてみると
意外にも月日は早く過ぎ去っているのだと実感する。
過ぎたことの記憶が昔より幾分ぼんやりしている。

3月の読書会テーマは「恩田陸」。そして
4月の読書会テーマは「宮下奈都」。そして
5月の読書会テーマは「遠藤周作・沈黙」

恩田陸、宮下奈都と続いたのは前者が直木賞受賞。
後者が本屋大賞受賞と最近輝いている女性作家と
いうことでその作品をテーマとした。

恩田陸は以前、「六番目の小夜子」「図書室の海」
「夜のピクニック」などを読んだが、最近の作品は
全く読んでいなかった。最近作を読んでみようと
「木漏れ日に泳ぐ魚」を買ってみたが未だ読めていない。
それならと滅多に買うことはない新刊の直木賞受賞作
「蜜蜂と遠雷」を買って読んでみた。

これは正直、面白かった。音楽好き、中でもクラシック好き
にはたまらない作品である。

読書会で議論していて、わかったことがいくつかある。
一つは小さい頃から音楽と本に恵まれて成長したこと
早稲田大学時代にはオーケストラに所属。音楽は彼女の
得意分野であったこと。
もう一つは大学を卒業後、就職するが二年後に過重労働で
体を壊し、四年で会社を辞め、退職後書いた「六番目の小夜子」が
ファンタジーノベル大賞最終候補になり作家デビューを果たしたものの
修行期間がなかったため、編集者に再就職を勧められ、再就職する。
その間、多作することで鍛え、作家として安定した五年後、ようやく
専業作家となっているということ。

本来、この作家は本屋大賞を受賞し、映画化された作品
「夜のピクニック」のようにあるひとつのイベントの中で展開される
人間模様を描くことを得意とする作家のように思える。
直木賞受賞作の「蜜蜂と遠雷」もそうした構想の中に展開する。しかも
自分の最も得意とするピアノがテーマである。
多作することで鍛え上げた5年間の修行と自分のもっとも得意とする
分野でこの作家は勝負に出たのだと思う。

「蜜蜂と遠雷」はユニークなテーマである。
3年に一度、浜松で開かれる浜松国際ピアノコンクールをモデルとした
あるピアノコンクールの予選から決勝までの参加者の人間模様を
題材としている。全てのピアノ曲がキッチリ明記されており、
その演奏の模様の記述が圧巻である。
読むと本当の曲を聴く以上の凄い曲を聴いた気にさせられる。
音楽好きに是非読んで欲しい本である。

書き出したら止まらなくなってしまった。
続きはまたそのうちに書こうと思います。

ちなみに浜松国際ピアノコンクールについてインターネットの情報を
上げておきます。参考まで。

国際音楽コンクール世界連盟に加盟する国際コンクールである。第1回大会は浜松市市制施行80周年を記念して1991年(平成3年)に開催され、若手ピアニストの育成を図るとともに楽器の街から音楽文化の街への昇華を図る近年の浜松市政の代表的なものとなっている。第1回審査委員長は小林仁、第2回審査委員長は安川加寿子。安川の没後に中村紘子が後任に選ばれてからは、課題曲、審査員、コンテスタントの人選が以前よりも変化に富み、コンテスタントのレベルや選べるコンチェルトも次第に上がっていった。開始当初、レパートリーやコンチェルトの選曲の異様な狭さが問題となっていた。

開始当初はピアノの「ビッグスター」あるいは「スーパースター」が来場することで有名で、彼らはその後に国際コンクールの主要タイトルを連取した。ショパン国際ピアノコンクール[1]やヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝者[2]すら複数名も輩出し、予選落ちですらチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門の優勝者[3]やクリーブランド国際ピアノコンクール[4]やソウル国際音楽コンクールピアノ部門[5]の優勝者を出すなど、華やかな激戦が繰り広げられた。ただし、中村紘子が審査から退任後は国際コンクールの「周遊組」が目立つようになり、2012年は優勝こそイリヤ・ラシュコフスキーであったものの、彼はその後チャイコフスキー国際音楽コンクールに失敗し、第二位第三位受賞者もことごとくメジャー国際コンクールで落選した。2015年度はヴィオッティ国際音楽コンクールピアノ部門、ショパン国際ピアノコンクール、ブゾーニ国際ピアノコンクールの予選落ち同士が本選で対決するなど、レヴェルの膠着化が顕著になってきている。

現時点で「メジャーデビュー」を成功させた優勝者は、チョ・ソンジンだけである。これも「メジャーデビューが難しい」とされているヴァン・クライバーン国際コンクールの在り方に酷似しているが、ツアーが3年ついて回るということはない。また、予選で落ちた人物の演奏CDを販売しており、人気のあるコンテスタントは即SOLD OUTになるなど、市民にピアニストの音が根付く仕掛けが施されている。



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Tora さん
酔龍さん

浜松ピアノコンクルールについて沢山の情報ありがとうございます。
こちらで得る情報より、より新鮮で記憶に残ります。

これまでのコンクールは聴衆の一人として参加しています。
楽器は何もできませんが音楽を聞くのは大好きです。

次回は2018年の開催ですが、ぜひこちらにお越し下さい。
自宅から会場のアクトタワーまでは2Kmの近隣です。
喜んで案内させていただきます。


早速「蜜蜂と遠雷」を注文・・・・・到着が楽しみです。



2017.06.16 16:21
酔龍
Tora さん へ

ははは・・・Toraさんから必ずコメント来ると思っていたら
意外に早く来ましたね。

こちらに帰ってきてコンサートなんてほとんど行く機会が
なかったのですが、今年に入って2回ほど行きました。
一つはベートーヴェンの「運命」
もう一つがショパンのピアノ曲です。
最近、Eテレの「ラララ、クラシック」をよく見るようになりました。
もう一度、一からお勉強といったところですが、番組が
何より楽しい。

浜松ピアノコンクール、開催が来年なんですね。
一度見てというか聴いてみたいですね。


2017.06.17 11:30
Tora
酔龍さん

返信ありがとうございます。
浜松の原住民としては、産業都市浜松のもう一つの顔も紹介しないと・・・音楽の町浜松です。今年は静岡国際オペラコンクールが開催されます。これもなかなか圧巻です。開催2017年11月11日~19日 開場は浜松アクトホールです。(浜松国際ピアノコンクールと同じ場所)
ご一緒する機会があれば、会場近くの浜松地ビールの店(マインシュロス)は必ず案内したいと思います。ここのビールの味は最高! 飲兵衛がばれちゃいました。

ベートーベン・ショパンは私も大好きな音楽家です。もっぱらCDで聞くのが
主ですが・・・昔のレコード、プレーヤ、真空管のアンプもまだ大事に所有しています。レコードはそり曲がっていないか確認するのが怖いです。退職したらまたじっくり聞こうと思っていましたが、取り扱いを考えると面倒で今だにほったらかし状態です。

17日・18日と御岳山麓の濁河温泉宿(ヒュッテ森の仲間)に出かけて間にブログが沢山更新されていましたので、またコメントさせていただきます。

2017.06.21 19:07
酔龍
Tora さま

オペラコンクールもあるんですね。ちょっと敷居が高いかな。

未だに、レコードやプレーヤー、アンプそれも真空管アンプをお持ちだとか
我々の世代だと働き始めてパーツごとにこの組み合わせがいいなとか
メーカーごとの性能比較や値段の比較をやりながら買い揃える。
といったところでしょうか。
私も同様に捨てずに取っておいたプレーヤーのカートリッジを数年前に
ネットで買って付け替えたら、なんとか聴けたので最近再び大阪に行った時に
中古のレコード店を覗いたりしています。
やはりレコードは音域が広くて少しだけ豊かな感じがします。
ただ、LP盤片面の時間が短く感じられ、結構落ち着かない。
CD1枚の時間単位に慣れたせいでしょうね。


2017.06.23 11:37

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