椎葉釣行 その3

.25 2017 渓流釣り comment(2) trackback(0)
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三日目の朝、杉田くんはいつものように5時に起きて
下の川に釣りに行った。
私はすっかり釣る意欲が湧いてこない。三日間こんなに
晴天続きだと全く釣れないのだ。だから開き直って
心のどこかが「もういや嫌だ」とダダをこねている。

でも良くしたもので、晴天であればできることがある。
私は一眼レフを抱えて朝の散歩をすることにした。

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山の朝は周囲の山々の山頂からやってくる。
それも西の山だ。
まず西の山の一番高い頂きが朝日に照らし出される。
それは時間を追うごとに次第に下方に下がってくる。
わずか1時間ほどの間に周りの感じがすっかり変わってしまう。

東の山々の方がここでは目覚めが遅い。
それでも、朝日が山肌を舐めていくさまは見事なまでに
美しい。山肌の新緑が一瞬光り輝く。
高い木々の木の間越しに朝日が差し込むさまは
神秘的でさえある。

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西の方を振り返るといつのまにか朝日が道路のそばまで
降りてきている。ここでは朝はこんなふうにやってくるのだ。

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東面は逆に朝日が東の山を越えない限り
日が差さない。が東の山から朝日が顔を出した瞬間、
風景は一変するのである。

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そうして宿への帰り道、道路際まで降りてきた朝日の
中を歩いていくのは誠に心地よく、ただの早朝の散歩が
一段と価値あるように思えるのである。

こんな朝があってもいいよね。

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この川の口集落には民宿が3軒ある。
我々がいつも利用する「上村」は宿泊だけで食事はついていない。
もう1軒の「丹野」は食事付きだが1泊が条件である。
我々はどうしても2泊の釣りになるので、料理を厭わず(楽しんで)
「上村」の利用となる。始めの頃は杉田くんと「丹野」を
何度か利用したが、最近はほとんど行っていなかったのだが
谷山さんに是非一度、「丹野」さんを経験して欲しいと思い、
前回ぐらいから1泊のお願いをしていた経緯がある。

ところが今回、丹野の奥さんがその日仕事で宿泊は無理なので
最終日の朝、朝食に来ませんかとご招待いただいた。

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朝、8時。3人揃って「丹野」にお邪魔する。

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丹野さんはいつ来てもお庭がきれいで、季節ごとの草花が
宿泊客からも好評で、ほとんどの客はリピーターになる。

丹野さんの宿泊に対するコンセプトは単なる民宿ではなく
外から来られるお客さんとの会話を楽しむことや遠来の客への
山のおもてなしの心とでもいうのであろうか、
別れの時、なにか去りがたい想いを客に感じさせるのである。

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庭を通り抜け、玄関横を見るとウエルカムボードに
4人の名前があり、「お帰りなさい」と書かれてある。

実はこの日もうひとり招待客がいた。この4月から
この椎葉村へ地域おこし協力隊として赴任した村上さん。
移住コーディネーターとしてこれから空き家バンクの整備を
したり、椎葉村への移住者を募ったりする仕事を期限3年で
行う予定だとか。もちろん、本人にここでの生計の道が
見つかれば3年後ここに移住してここで生活する可能性も
あるわけだ。
彼は現在は上椎葉のシェアーハウスに仲間と住んでいるが
この川の口の15年ほど前にここを出て行った方の家を
手直ししながら住んでいくことで自分の仕事を続けたいと
考えている。

この日、我々3人が来るというし、3人とも建築の専門家と
いうこともあり、一緒に朝食をどうですかと丹野の奥さんが
お声をかけられたのであった。

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いつも感心するのは、奥さんの庭づくり、ご主人の
薪積みへのこだわり、家も庭も遊び心に満ちていて
楽しい気分になる。

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入ってすぐの玄関土間からの外の眺め

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オープンキッチンのバックは大きな窓になっている。
そのすぐ外には緑の壁があったのだが、熊本地震の
影響で一部ひび割れや石垣の崩れなどがあり
大々的に大工事が行われ、巨大な擁壁が出現した。
遠くから見ても威圧的で、御夫婦の悩みはこの巨大擁壁を
如何に緑化して見栄えの良いものにできるかである。
私も今後相談に乗っていきたいと思っている。

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地域おこし協力隊の村上さんと話していたら、
先日の青島の天空カフェ ジールでのタイニーハウスの
見学会とそのあとの上映会、座談会に来てM君たちと
話をしたとのことだった。私は早めにここを立ち去ったので
会えなかったがこういう縁もあるのかと少々驚いた。

早速、市木のM君へ村上さんと椎葉で一緒に食事をしていると
電話をする。

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朝食は見栄えも味も最高である。まるでホテルの
朝食のように豊かな気分にさせてくれる。
実に豊かな時間を過ごせた。

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楽しいひと時はあっという間に過ぎました。
再会を約して別れ、一旦上村へ戻り、
片付け、荷造りをして出発。
上椎葉でお土産を買って帰宅の途につく。
日向の手前で谷山さんと別れ、夕方には
串間に帰り着いた。

次回は秋、9月に行く予定である。




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sugita
酔龍さん谷山さん
 今回の2泊3日の釣り旅ではいろいろお世話になりました。
 存分に釣りの時間が取れ満足しています。
 アブラメを含めヤマメが沢山釣れて渓流釣りを
 堪能できました。
 欲を言えばもう少し大きいサイズが欲しいところです。
 写真を見ると渓流の美しさは素晴らしいですね。
 こう言う所で釣りができた事に今さらながら良かった
 と思います。感謝、感謝です。
  
 次回も万障繰り合わせて参加し、楽しみたいと思います。


  
2017.06.03 18:01
酔龍
杉田さん

お疲れ様でした。
今回は天候に恵まれ、おかげで昨年の雨交じりのような
釣果は得られませんでしたが、気持ちのいい日々を過ごすことができ、
楽しかったですね。

次回は9月ですね。
楽しみにしています。

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>   
2017.06.06 12:08

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