水田の風景(朝景)

.02 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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水田の夕景を撮った日の翌日だったか
朝早く目が覚めたので、思い立ってカメラを持って
散歩に出た。

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早朝、近場で水田のいい写真を撮ろうと思えば
あそこしかないかとしばらく行っていないその場所に
足を向けた。

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この場所にはある思い出がある。
大阪でまだ働いていた頃、定年退職を直前に控えた
3月始め、家内と二人車に荷物を積んで改装前のこの家に
帰ってきたことがあった。この1ヶ月は有給休暇の
溜まった分を消化するため、最期に取った長期の休みだった。
私は「プレ田舎暮らし」のつもりであった。
3月でも田舎家は寒かった。
6畳間に買い換えたばかりのパソコンやプリンターを並べて
ブログを継続して書き始めた。
家の中は母が長い間溜め込んだ不要物でいっぱいだった。
毎日、家の片付けに追われた。

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3月の半ば、家内は一旦大阪に帰っていった。
一人になったある日、散歩の途上で
この入り込んだ不思議な空間に出会った。
山と山に挟まれた狭隘の地に1本の小川が流ていて
その横を1本の道が奥へと続いていた。
入ってすぐのところに農業用の溜池がひとつ有り
最奥部にもうひとつあった。

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引き込まれるように奥へ奥へと入っていくと
景色が様々に変化する。
3月の田植え前の水を張った水田
そこに写る杉木立

最奥部は結局、一つの溜池で行き止まりに
なっていた。

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身近にありながら、すこしだけ神秘的な場所なのである。

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時折、3月に思い出して行ってみることがあった。
毎年、少しずつ休耕田が増えていく。
それはある意味、原風景に帰っていくことなのかも知れない。
が少しさみしい気もした。

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この時期にここに来ることは珍しい。
通常であればもう稲が育って水田の水が隠れてしまう。
今年は4月になっても寒い日が多い。

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だが、久しぶりに来てみるとこの季節ならではの
照葉樹の新緑の鮮やかさが朝日を受けて匂い立つようで
清涼な朝を際立たせていた。

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ふと思い立って、買ったばかりのスマホを取り出し
この朝の雰囲気を伝えたくて、娘たちにラインで
写真を送った。

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しばらくして娘から返事があった。

「北欧の湖畔かと思ったら田んぼやん・・・」




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