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平成最後の日

.30 2019 エッセー comment(0) trackback(0)
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最近、台所仕事をするときテレビを切り、ラジオをつけることにした。
一人暮らしだと音がないと寂しい。テレビはいつもつけっぱなしだ。
面白そうな話題だとテレビの前に拘束されて、動けなくなる。
ちゃんと見たい番組は録画しておいて後でしっかり見ることにしている。

ラジオは耳だけ持っていかれるが、目の前の仕事は続けられる。
それに最近の話題がラジオからちょこちょこ出てくるのでそれもいい。

そのラジオからタモリが司会した平成最後の番組の最終コメントが
よかったというので、調べてみた。

6時間半の生放送番組エンディングでコメントを求められたタモリは
「西暦というものが、ずっと(続く)本のページ数だとすれば、
元号というのは日本だけが持っている『章』。その章があるから
(時代の)切り替えができますよね」と自身の考えを述べた。

なかなか良い比喩だと思う。特に高齢者にとって元号が変わるというのは
「平成で終わりかと思っていたが、まだ最終章の令和が残っているのかよ」
と気分を改めて「最終章を如何に生きるべきか」などと変に気合が入ったり
することになる。

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だが待てよ。この元号。よく考えたら、天皇家という日本を象徴する一家族の
有り様と考えると別の側面が見えてくる。つまりこういうことだ、
日本のすべての家族の大本家の当主とその家族の有り様がそのまま
元号という形をとっているということだ。我々日本人は大本家の家族の人生を
共に生きていることになる。よく考えたら、平成は突然終わったわけではなく、
前天皇の即位と寿命を考えたら、30年辺りで代替わりがあることは予想できた
ことなのである。それでは令和はどうかというと現天皇が現在59歳であることを
考えると令和がいつまで続くか誰にでも想像つくことなのだ。

現天皇は我々からすると10歳も離れていない。
要は現天皇より長生きすれば、次の元号でもう一つ先の章まで生きることになる。

「わたしゃ、もう令和の世で終わりじゃ」などとおっしゃるあなた、どう見ても
現天皇より長生きしそうですよ。最後の一花は令和ではなく、まだ見ぬ次の元号。
まだまだ最終章は先ですよ。




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