ムーミン展

.31 2015 読書 comment(0) trackback(0)
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私は時々、「ムーミン」のことをブログに書くが一度もその作品を読んだことがない。だからかなり曖昧でいい加減なファンと言わざるを得ない。娘(妹)に電話して「今、ムーミン展見てるけど欲しい本とかグッズある?」と聞くと彼女も実は私程度のファンなのであった。「だって、見てるだけで癒されるでしょう。」「なるほど。そうだね。」

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会場の入口横に谷口千代女史のムーミン谷のジオラマが展示されていた。モノトーンの挿絵をもとに色をつけて3次元化するのは大変な作業です。これをトーベの誕生日に贈ったのだそうです。展示物の撮影ができないのでこれを写しました。

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宮崎市のみやざきアートセンターで「トーベ・ヤンソン生誕100年記念 MOOMIN! ムーミン展」をやっていたので見てきた。ムーミンの原画展である。私は大きく誤解していたのだが、ムーミンは絵本ではなく童話なのである。ところが作家のトーベ・ヤンソンは実は画家で本の挿絵を自分で描いた。その挿絵のムーミンが長い年月のあいだに一人歩きを始めたのである。挿絵の原画は実に細密である。銅版画のタッチを思わせる。それに驚くのは本に描かれる挿絵の原寸で書いてある。だからほとんどが5センチ角くらいの小ささなのである。北欧独特の冬の暗さを表現するのに黒の台紙に白で描いて闇を表現するタッチなど実にうまく表現されている。トーベはルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」やトールキンの「ホビットの冒険」にも挿絵を描いていて、なかなか多才な才能の持ち主なのです。

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概要が分かった時点で童話の方を一度は読んでみたいなと思いました。ムーミンの物語は実はトーベが幼い頃夏期休暇を過ごしたフィンランド南部の群島地域の島々での出来事をベースに作られています。
田舎暮らしをしていてふと思うのは住んでいる地域の把握のしやすさです。都会に比べ遥かに物事が単純なのです。このような物語を書いたトーベの気持ちが分かるような気がします。田舎に住むということは自分の物語を創り易い環境にあることなのだと思います。勿論、物語を作るというのは小説や童話を書く事だけではなく例えば地域づくり一つをとっても様々なストーリーを誰もが描きやすい環境にあり、編集が簡易であるということです。だから限界集落などと酷い言葉を使ってはいけないのです。そこは新しい物語を書ける可能性の高い地域なのです。
そんなことをふと思いました。


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ムーミン展の図録を買いました。フィンランドは一度だけ行ったことがあります。意外に森の中が苔むしていてしっとり感が日本に近いなーと思いました。日露戦争で日本がバルチック艦隊を破った時、拍手喝采した国がいくつかあるのですがフィンランドもその一つです。長い間、ロシアに苦しめられていたせいです。何しろフィンランドはロシアと国境を接しているのですから。そのせいもあり、親日的でもあります。が一方アメリカ同様、銃の所有が認められている国でもあります。そういえば2番目の写真、ムーミンパパが銃を構えていますね。


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