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飫肥杉住宅

.04 2013 建築 comment(0) trackback(0)
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2日(土)一人で飫肥へ行ってきた。飫肥はかつての伊東藩の城下町、週末は結構賑わっている。おひな祭りが近いということで各商店の入口にはそれぞれに趣向を凝らしたお雛様が飾ってある。

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自然の酒谷川を堀にして城下町は形作られている。東はしの橋を渡ったところにJRの飫肥駅がある。お城は城下町の北西の位置にある。城門の前の通りはかなり整備され、様々な施設が充実しているし、市街地も電柱を地中化したり、家屋を武家屋敷風にするなど住民あげてまちづくりに熱心である。

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2日、3日と飫肥杉住宅を公開展示しているというので見に行ってきた。外装は塗り壁、柱梁の構造材、床、天井の仕上げ材はすべて飫肥杉を使ってある。建物は大通りに面していて、街並みに合った外観をしている。

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官民協力して作ったこのモデル住宅は地場の飫肥杉を使うことと地元の様々な職種の人達が関わることで地産地建にしたいというのが狙いである。今や田舎であっても住宅メーカーの進出は激しく、住宅メーカーが作る住宅は結局地元の左官屋、ペンキ屋さんの仕事を奪い、大工さんは結局雑仕事に使われてしまう。その結果、若者がこの職種に集まらずますます人手不足になってしまう。

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モデル住宅は木をふんだんに使って豊かで健康な生活を営むのによかろうと思うのだが、見ていて物足りないのは住むことに対する若い世代の新しい好みや要求に応えているのだろうかという疑問が湧いてくる。住宅メーカーの方が材料はともかく住宅を商品と考えてそれなりに顧客の要求に応える工夫はしているのである。それに見積もり等に対する明快さも住宅メーカーはスピードと正確さで答えてくれるのだが、地元業者は材料費と工賃の素早い計算がなかなか出てこない。コストの把握がしにくいのである。このモデル住宅坪単価が40万円台である。工夫の余地は多々ありそうである。


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