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渓流釣り

.26 2019 渓流釣り comment(0) trackback(0)
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さて、台風17号の九州最接近した日に椎葉に入ったわけだが、
その日の川は濁流状態。翌運動会の日は晴れてはいたのですが、
小学校のグランドから見る川はまだ濁ってはいるが、少しずつ
水の色が変わってきている状況。運動会が終わって、川の口に
帰ると気になるいつもの釣り場辺りを見てみたが、やはりまだ
水量が多く、とても川に降りれる状態ではない。


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最終日の朝、6時に起きると夜間雨が降ったようだが、晴れそうな気配。
釣りの支度をしてすぐ下の川に降りてみた。水量はいつもより多い。
があれこれ言っても仕方ない。あと一日待てば多分すごく釣れるのだが
今はこの状況で何とかするしかない。


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河原の狭い場所で釣りの準備をする。釣竿は5.3m、えさのミミズを針に
刺して、流れに投じる。水量が多く、流れが速すぎる。数回流すが
手ごたえなし。手前の浅い少し流れの緩やかな場所を流してみる。
あっ、手ごたえあり。もう一回流す。かかった。18cmほどのヤマメである。
同じように流すが、あとはちびヤマメばかり。


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上流へ移動する。流れが速く、竿を振る場所がない。上流に大きな淵が
見える。その手前で浅瀬を慎重に対岸へ渡る。
いかにもつれそうな雰囲気ではあるがやはり流れが速い。数回流すうちに
一匹が釣れた。これも18cmクラス。あとはやはりちびヤマメばかり。
しばらく粘ったが、この場所をあきらめ、上流へ向かう。

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大きな滝とその下の小さな落ち込み、ここがこの釣り場の終点である。
水量が多く、大きな滝のそばに近寄れない。仕方ない再び、浅瀬を
慎重にわたり、対岸の岩の上から落ち込みの向こうに巻いている
小さな淀みが見える。そこを狙って餌を投じる。なんか手ごたえがある。
数回繰り返すうちに当たりがあった。速い流れの中を引き寄せる。
竿を建てると上部を覆う木の枝に引っかかってしまう。仕方ない。
少し下へ下り、引き寄せる。しかしこれも18cmクラス。
しばらく粘ったが、もうすぐ8時が近い。納竿して川をもとの場所まで
戻る。再び流れを2回ほどわたる。10年ほど前、郡上八幡の吉田川で
穏やかに見える流れを渡っている時、思ったより流れは速かったのだと
思うが足の裏がふわっと浮いて流れの中に倒れたことがある。
すぐに立ち上がって事なきを得たが、代償が大きかった。デジカメが
駄目になった。ウエーダーの中にも水が入りずぶぬれになった。
以来、渡河には慎重になった。


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川から上がり、道路に出ると雲が晴れて青空が広がっている。
宿に帰ると椎葉さんが来ていて、カメラ談義をしている。

朝食を作り、朝食後、最終日の予定を協議する。
私が後に残り、片付けを引き受け、先に二人を送り出す。
二人は十根川を抜け国見トンネルを通て五ケ瀬ワイナリーを
目指す。あとは218号線を下り九州自動車道へ出て串間を目指す。


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私は濡れた釣り道具や衣類を天日干しにして、其の日の釣果
ヤマメ3匹を捌き水けをふいて塩を振り持って帰ることにした。
干すのは帰ってからだ。台所を片付け、生ごみを椎葉さんと
一緒に処理して片付けが終わると車に荷物を積み込んだ。


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慌ただしい3日間だった。でも充実した日々だった。
11月末から12月初旬、この地区で2つの神楽がある。
機会があればまた来たい。





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椎葉釣行

.08 2019 渓流釣り comment(0) trackback(0)
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4月初め、椎葉へ釣りに行ったことは先にちょっとだけ
報告しましたが、今回はその釣りの部分を報告します。

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釣りに出かける前は、直前までなんとなく気が重い。
それでも道具を揃えたり、食事の材料を揃えたり
するうちに、時間が迫ってきて、次第に時間の余裕が
なくなり、出発時間を迎える。
今回は1人だから気楽ではある。特に食事には毎回
同行者がいる場合は、通常と変わらぬメニューを考えるのだが
自分ひとりだと、インスタントラーメンやパン、缶詰などの
手っ取り早いものでメニューを考えられる。

あまりグダグダ書いていると長くなるので今回は釣りに絞ろう。

第1日目(4月10日) 雨のち曇り、夕方晴れ

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上椎葉で遊漁券を購入。昼食はコンビニ弁当を車の中で摂る。
川の口の「上村」に着くと輝基さんが杉の苗作りの作業中。
これから山に行くと言うので釣り支度をして、軽トラの助手席に
乗る。上流へ向かう。二つ目の橋の近くで降ろしてもらう。
橋の袂から渓流へ降りて仕掛けを伸ばした竿に付けていると
橋の上から輝基さんの声。急用ができたので上椎葉へ帰るという。
風呂は沸かしておいてくれるというがよく聞こえない。

川は今朝まで降った雨でうすにごり。好条件である。
しかし、この日は仕掛けをよくあちこちに引っ掛けた。
竿の長さが5mあるから、うまく操作しないとすぐにどこかに
引っ掛けてしまう。久しぶりに釣るときはどこか感覚がずれていて
自然に対してうまく呼吸が合わないのだ。
大きなものは全く釣れない。18cm止まりだ。
それでもヤマメは引きが強く、かかると一瞬どんな大物かと
思うのだが引き上げてがっかりだ。釣果は5匹と寂しい。

納竿して、宿へ帰る途中、「丹野」へ寄った。翌日の
小崎小の入学式のことを話す。家にはご主人の圭之さんと
お母さんがおられ、薪ストーブが暖かい。ご主人の話だと
上流で伐採があったため、川が濁るという。川の濁りは
すぐには回復しないようだ。

夕食に「ピーマンがあったらできる青椒肉絲」という半インスタント
品を持っていったはいいけど、肝心のピーマンを忘れた。
輝基さんに電話して明日買ってきてと頼む。
ちなみにもう1品は「キャベツがあったらできる回鍋肉」だが
これもキャベツを忘れた。残った材料を組み合わせて
なんとか夕食にありついた。失敗失敗。

魚をさばいて結局寝たのは0時。
 
第2日目(4月11日) 晴れのち曇り

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朝5時に目が覚める。6時からすぐ下の川に行く。
吊り橋の袂から小道を下へ降りていき、仕掛けを用意。
いい流れだ。上に竿を投じて流れを流すと下の方で
すぐに当たり。まずは1匹。少し上流で再びいい感触。
釣り上げると21cm。いいぞいいぞ。
更に上流へ向かう。淵が見える。いつもは透き通って
綺麗な淵だがこの日は少し濁っている。下の淵を流すが
小さな当たりがあるのみ。淵の上は上流からの流れ込みで
いわゆる瀬になっている。その浅い瀬が徐々に深くなって
下の淵に続いている。たいていヤマメはこういう場所で
流れてくる餌を待っている。この瀬に竿を浮かせて投げ込むと
近くで大きなヤマメが跳ねた。おお、いるいる。
2,3回目だろうか、いきなり当たりがというか魚がかかった。
ちょっと重いがタモを用意せず、そのまま、浅瀬に引き上げる。
あれ?大きい。慌てて取り込む。測ってみた。26cm。
このクラスは安全のためタモですくい上げるのが普通だが、
20cmくらいの感覚で直接引き上げてしまった。
針近くの糸は0.3mmしかない。手で直接糸に触ると大物が
掛かった時すぐに切れる。竿先のしなりで糸は切れずに済んで
いるに過ぎない。上流に大きな滝がある。この時期はよく
釣れるのだが、全く釣れない。7時半納竿。釣果は7匹。
朝食を摂って、小崎小学校の入学式の撮影に向かう。

昼帰ってきて昼食。朝釣った魚をさばいて天日に干す。
26cmのヤマメの胃袋を開けてみる。かなり大きい。
なんと山ミミズを2匹くらい丸のみしていた。ヤマメは
外道喰らいである。少し取り込みが遅れると餌を喉奥まで
飲み込む。歯もあるし、口の中のギザギザの方向が
奥へ向かっているので逆流しにくく、あっという間に
飲み込めるようになっている。この山ミミズ、紫色を
していて長雨の時山際によく出てくる。直径が6,7mm
あり、長さも8~15cmくらいある。見つけても気持ちわるい
のでそれで釣ろうとは思わない。餌としてでかすぎるのだ。
でもそれがヤマメの大好物だとわかった。
でも不思議なもので魚をさばくと胃袋そのモノも、その先の
腸も肛門まですべて除去してしまい、身しか残らないので
意外にもあっさりとした感覚で美味しく食べている。

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午後、気になっていて今まで釣っていなかった渓を目指す。
下流に橋があり、そこから上流の区間が未知のゾーンである。
橋の下に降り口があり、川へ降りて仕掛けをつける。
その場の流れで釣ってみる。まずは1匹。川に入り、橋をくぐり
上流へと向かう。小さな滝と淵の連続でなかなかいい渓である。
大きな淵に出た。多分、前回上から降りてきて断念した場所だ。
だがよく見ると、水量が少ないせいか、腰まで浸かればなんとか
渡れそうだ。渡った上流は小さな滝と淵の連続で、いい釣り場が
次々に現れる。こういう景色は興奮する。22cmを含む8匹が
釣れた。午後でこんなものだから早朝ならもっと釣れたかもしれない。
まだ上にいけそうだが夕方になり、帰り道を考えて
納竿。帰ろうと川を下り始めて、緩やかな斜面が上の水田の
畦に繋がる場所を見つけた。そこを辿ってみると、小道がある。
どうも釣り人が入渓するために辿って出来た小道のようだ。
入経箇所の橋の前に出た。最後に獣避けのネットを越えて
道路に出た。そうかこれを逆に行けば川の一番いい場所に
直結している。よしよし。

第3日目(4月12日) 晴れ

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6時半起床。ぐっすり寝た。おかげで早朝の釣りのタイミングを
失した。いつもと逆に朝食を先に済ませ、7時半に釣りに出る。
昨日の午後、釣った川筋の続きを釣ってみることにした。
下へ下り、橋の手前の昨日の小道を試しに行ってみる。
意外に簡単に入渓できた。昨日の続きを釣り始める。
いい釣り場だ。川筋が東西に流れていて木々に覆われているので
日が差さない。竿はもう少し短くても良いかも知れない。
攣れたのは5匹。川は大きく南に曲がっていてそこが大きな岩に
囲われた深い淵になっていて、それ以上は行けない。
そのすぐ下に1本支流の流れ込みがある。ここは前回来たとき
上の集落の集会場の下から入渓したあと下った場所で
大体の様子はわかっているのでそこを川沿いに登ることにした。

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昨日までに釣ったヤマメは全部で20匹。その日天気が良かったので
干しておいたのだが、乾いて美味しそうな一夜干しが出来上がった。
その日の5匹はさばいて包んで持って帰り、家で干すことにした。
ということで今回の釣果は26cmを頭に25匹でした。




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椎葉 渓流釣

.15 2018 渓流釣り comment(0) trackback(0)
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12日、12時上椎葉で中学高校時代の同級生甲斐君と
お昼の約束をした。朝、雨が少し降っている。8時頃に
家を出て、くろしおロードを新たにできた高速道路の
一部開通した北郷区間を通って田野に出た。東九州自動車道を
一路北上する。ところがである。高鍋を過ぎたあたりで
大雨になった。高速道路で大雨に会うと本当に辛い。
停車したいが停車できない。トンネルでやっと息が継げるが
出る時がまた大変だ。ヘトヘトになって日向のICで高速を
降りる。お昼のニュースで都農、日向に大雨の警報が出ていたし
その先で高速道路は一時交通止めになっていた。

それでもなんとか上椎葉に12時丁度に到着した。
椎葉の村役場の前で甲斐君が待っていてくれた。
彼は現在、椎葉村の教育長なのだ。

役場の前のレストランで昼食をご馳走になる。
椎葉で設計事務所をやっている尾前さんを紹介され、
一緒に食事をしながらいろんな話をする。
なんでも尾前地区にツリーハウスを作って話題になっているらしい。
あとで写真を見たら、とんでもない巨木の高さ25メートルの
高さというから、女、子供はなかなか登れないらしい。

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上椎葉をあとして小崎地区の川の口集落に向かう。
雨が上がってきた。いいぞいいぞ・・・・

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かつて知ったる上村の民宿、勝手に荷物を運び入れ
すぐに釣りの支度をして渓流に向かう。

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村の人から事前に聞いた情報では今年は川に魚がいないという。
昨年の釣りを思い出し、とりあえず、川に入り、竿を振ってみる。
やはり、全然だめだ。通常であれば雨上がりだから
いればよく食うはずだ。それなのに時々小さなあたりが有り
あげてみると小さな笹の葉程度のヤマメの稚魚である。
これは多分、今年生まれたものだろうと思う。
うーん、やはりダメなのかと早々に竿をたたみ、民宿へ向かう。

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今年は福岡の杉田くんは早めに行けないと聞いていた。
谷山さんは直前に鮎釣り仲間で打ち上げ釣行に行くからと
断ってきた。
ということで民宿には私一人・・・・・・・

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夜、民宿「丹野」の圭之さんと椎葉村地域おこし協力隊の
村上くんが明日の講演会の打ち合わせをしようとやってきた。
圭之さんがビールとつまみに蜂の子を炒って持ってきてくれた。
夜遅くまで村のこと、移住者のこと、小学校の存続のこと
などなど、いろんな話をした。

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翌朝、6時頃、釣りの支度をして上部の支流に入る。
小さな流れだが、雨のあとは淀みに大きいのがいるはずと
狙いを定め、何度も何度も根気よく流していると竿先に
グンと重みが伝わる。合わせをくれると重たいのが暴れだした。
思わず左手が背中のネットを外す。流れの縁に近寄り
慎重に寄せ、ネットですくう。
いい型だ。測ってみると22cmある。針を外そうと体をぐっと
掴んだら喉の奥からなにやら黒いものが出てくる。
ウワ━(。・ω・)ァァ━・゚・ー・・・・・なんだなんだ、
吐き出したものは太い山ミミズだった。こんな大きいのを
ひと飲みするのだとびっくり、おかげで釣り上げたヤマメの
お腹がペちゃんとなってしまった。
ああ、でも釣れて良かった。まずは嬉しい。

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上の砂防ダムまで釣り上がりたかったが、朝食に
民宿へ帰ることにした。
今朝は馬口岳がくっきり見えていて、上空に青空が
覗いている。

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稲穂、若いススキの穂、彼岸花
当たり前の秋の風物詩だけど、釣りのあとに歩きながら
こういう風景を眺めるというのは贅沢の極みかも知れない。

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朝食は今回は簡単に冷汁にした。左のものをご飯に
ぶっかけて食べるのである。夏はこれが簡単でいい。

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朝食後、魚をさばいてアミに干した。
それから再び釣りの支度をして出かける。お昼までの
間、釣ってみたい支流があった。
小崎川は小さな川だけれど、本流もまだ全域制覇していないし
支流もまだ入っていない流れがある。
今日はその支流の一つを探ってみる。初めてである。

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いつも見る橋の辺は川の流れが細いので小さな川と
見くびっていた。山道に沿って少し登るとなかなか
いい渓相である。ところがこの川は狭いうえに上部を
木が覆っている。ここは提灯釣りに適しているようだ。
短い仕掛けと短い竿を用意しないと無理と判断して
上流に向かう。

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少し登ると橋がある。橋の下が小さな淵になっていて
釣ってみると小さなヤマメが釣れた。上流を見ると
砂防ダムが見える。橋から渓流に降りて、川の中を
砂防まで行ってみる。砂防の水が落ちている箇所に小さな
淵がある。
それにしても砂防ダムの水が落ちている下にいるのは
なんとも心地よい。
落ち込みに餌を投じるとすぐに流れに押し流される。
こういう時は流れの穏やかなところに落として深みに
沈めないと魚は釣れない。なんどかそれを繰り返しているうちに
重い引きがあった。合わせをくれるとヤマメが水中を走り出す。
深みにはいられたり、慌てて糸を木々に絡ませたりすると
すべてがパーになってしまう。慎重に慎重にと自分を
落ち着かせる。背中のネットを左手で掴み、竿を立てると
観念したのか水面に顔を出して寄ってくる。ネットで救おうとする
瞬間、再び暴れまわる。再び慎重にネットですくい上げる。
ここでやっとホッと一息入れる。
朝釣ったものより体高があるが長さは22cmだった。

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砂防ダムがあるとその上がどうなっているか見てみたくなる。
橋のところから道路に上がり、山道をしばらく登ってみた。
山道と川の高さがだんだん開いてきて、これは無理だと
引き返すことにした。

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お昼に民宿へ帰りお昼を食べる。
家主の輝基さんがやってきて、しばらく話をする。
先ほどの支流の話をしてこの支流を下り、本流との
合流地点に入ってみたいというと、軽トラに載せて
いってくれるという。

地区の集会所の近くで崖を支流まで降りると
降りたすぐの位置に深い淵がある。これは大物が
潜んでいそうだと何度も餌を沈めてみるが
なんとも反応がない。早朝か夕方ならとも
思うが春先もいいかもしれない。

そのまま支流を下ってみることにした。

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谷底を這いずり回るように流れに沿って下流へ下る。
ようやく本流との合流点に出た。

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本流に出てみたものの、帰り道がまるで分からない。
上流には深くて大きな淵があって登ることは不可能である。
その淵にどうせウグイしか釣れないだろうと釣ってみると
案の定すぐに大きな引きがあった。合わせをくれるが
崖の上からでは引き抜けない。下へ降りて引き寄せてみると
案の定、ウグイである。ヤマメ釣りにウグイは外道である。
なんでも下の大きな滝を二つ誰かが潰したらしい。
そのせいでウグイが登ってくるようになったと地元の人は
嘆く。

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ちなみにこのウグイ28cmあった。手応えは楽しめるのだが
これが同じサイズのヤマメなら天と地ほどの違いである。

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まあ、本流を下に向かって歩いて下の橋の辺りまで
川に沿って歩くしかないと覚悟を決めて歩き出した。
ところが前方の大きな淵に阻まれて下ることができない。
ウーン支流の入渓地点まで上り帰るか。
どうも気が進まない。ウーン、困った困った。

川沿いの北側の壁を見る。壁の上部は水田だ。
崖の上に小屋が見える。

竿を畳んでとりあえず登ってみる。
うん、なんとか滑らずにいけそうであるがトゲのある
蔓草がなんとも邪魔だ。泣きそうになりながら
よじ登ると鹿よけのネットが張ってある箇所に出た。
わずかなあぜ道に立って横移動、水田の端のあぜ道を
今度は縦移動し、ようやく生還への道筋が見えてきた。
ホウホウのていで上の道路に出ることができた。

夕方、よれよれになりながら宿にたどり着く。
沸かしてもらった五右衛門風呂で汗を流し、ほっと一息。

一人の渓流釣は危険を伴う。それでも危険な領域に
足を踏み入れたくなる。大きなヤマメが潜んでいて
自分が来るのを待っているという幻想が釣り人を誘うのである。

昨日、昼食を共にした尾前さんに最近尾前渓谷で突いたという
サクラマスの写真を見せてもらった。約70cmという。
この川には確かに川の主のような大物が潜んでいる。





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椎葉釣行 その4

.22 2018 渓流釣り comment(0) trackback(0)
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最終日はピーカン、最高の天気になりました。
朝早く起きて、朝食の支度を谷山さんにお願いして、
下の川に釣りに行きました。
8時には戻りますと言って出たのでまあ、小一時間
くらい釣って釣果は2匹。

帰ると朝食が用意されていて、食べていると
家主さんがやってきて食卓でよもやま話。

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庭で記念撮影して谷山さんと客人は上椎葉、
十根川、国見トンネル、五ヶ瀬を抜けて
高千穂へ私は午前中ゆっくりして、近所を撮影
したり、キッチンの片付けをました。

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同じ写真でも前日とはまるで違います。
もう本当に気持ちがいい。

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部屋を片付け、荷物を車に積み込んで
楽しかった釣り三昧の日々とお別れです。

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帰りに丹野さんへ寄ると、ご主人と母上が
昼食を終えて食卓にいらっしゃったので
挨拶。「まあ、上がって、コーヒー入れますから」
なんでも昨日人吉に行って美味しいコーヒー豆と
ケーキを買ってきたからとケーキまで
ご馳走になってしまいました。
まあ、ここでご主人としばらくおしゃべり、
集落が抱える問題、移住者問題、
などなど

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上椎葉、椎葉ダムを見下ろす椎葉中学校の上から
写真を撮る。

どちらも険しい谷間にへばりつくように立っている。
不思議といえば不思議なのですが、上流へ行くほど
険しいかというとそうでもないのです。
椎葉ダムの上流の更に上流にある川の口集落は
割合に谷間が開けていて、そこそこに水田も広がっています。
ただ近代化するにつれ、学校、病院、買い物、役所
などといった機能が川下の上椎葉に集中して存在するため
なにかと不便が声高に言われるようになっていますが
生きていく上での価値基準はそれだけではないと思います。
ただ存続し続けることは難しい。

嬉しいことがひとつありました。
家主さんと話をしていて、昨年長男家族が揃って
椎葉に帰ってきてくれたというのです。
都会で戸建てを建てようと計画が進む中の
息子さんの英断です。直前に帰省した折の
盆踊りが良かったのかなと嬉しそうに話す姿を
見ていて、私は心の中で「繋がったね」と
拍手していました。

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帰宅した翌日は快晴。
冷やして持ってきた後半戦二日間の釣果を
広げて塩をふり天日に干します。

干すのはこれだけではありません。
ウエーダー、靴、釣竿、その他もろもろ

さあ、次はいつ行けるのでしょう。

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これが完成した酔龍スペシャルヤマメ一夜干しです。
綺麗でしょう。
美味しいんです。
炙って酒の肴にしました。





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椎葉釣行 その3

.21 2018 渓流釣り comment(0) trackback(0)
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3日目の天気予報は雨
朝、まだ降っていないので下の川に釣りに行く。
数匹釣ったところで雨が降り出した。
帰って朝食を作り、食べる。

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とにかく寒い。
だが火がない。
布団を敷き直し、潜っていようか。
そうやって本でも読むか。
読む本は持ってきた。

家主に電話を入れる。
「寒い」「すみませんね。もういらんやろ思うて
ストーブをしまったところでした。」
「いや、今夜二人が合流するから、炭があれば
囲炉裏で使えるし、暖房にもなるかと思うんですが」
「とにかく昼過ぎに行きます」「お願いします」

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雨の風景も悪くないかと一眼レフに単焦点レンズを
つけて、写真撮影することにした。雨具を羽織り、
足が濡れぬよう登山靴を履き、傘をさして外に出る。

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坂を下り、振り返って民宿「上村」の展望五右衛門風呂が
見える。そう言えば昨夜風呂に入っている時、下で人の声がした。
最終日丹野を訪れたとき、「風呂に入っているようなので、下から
声をかけてみました」とのこと。なんだ、私を呼んでいたんだ。

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道脇にはあちらこちらとシャクナゲが咲いている。
ここらの木は年数を経てもあまり大きくはならないという。

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新緑の中にフジの花がチラホラ見えている。

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川の口集落の水田にはまだ水も引かれていない。
田植えはまだ先だ。

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橋を渡った先にある公民館の周囲にはずっと
シャクナゲが植わっていて、これが実にきれいに
咲き誇っていた。

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橋を渡り小道を左に折れると山へと続く道に沿って
民家が数軒並んでいる。新緑が様々な色を発して
雨の中でもうっとりするような眺めである。

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しばらく、道沿いに川に沿って下っていくと
道脇の右下に橋が見える。そちらの山道沿いに
行ってみることにする。景色というよりも川の
探索を兼ねている。橋を渡った作業小屋の脇に
川に降りる段が作られている。ああ、ここなら
降りれそうだ。今度来たとき、ここから入渓し、
登ってみよう。

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しばらく山道を登ると谷間に水田が広がっている。
その水田の向こうに山々が重なり合って、遠くが
霞んでいる。

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来た方向を振り返るとこんな具合である。
上の写真はスマホ、下は単焦点レンズ
スマホはかなり広角なので谷間全体を写し取る。
が標準レンズはそうはいかない。こんなふうに
切り取るしかないのである。

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再び道路に戻って、道路沿いの風景を撮る。
道脇は花ざかり、山桜も植えられているから、
3月末、あるいは4月始めに来たら、それはそれで
綺麗な風景だろうと思う。一度来てみたい。

お昼を食べ終わった頃、家主さんがやってきた。
「すみませんね、今ストーブを出しますから」と
出したストーブに灯油を入れて点火してくれた。
しばらく、台所に座り込んで二人でよもやま話を
する。

随分話し込んで気が付くと雨が小止みなっている。
「晴れてきたごたる。釣らんですか」
「今からちょっと行ってみますわ」
「雨のあとやから釣れるかもしれん」
と支度して釣りに行くことした。
それから囲炉裏に使う炭の段取りもお願いした。

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雨後の川に入る。雨は時々小雨程度降った。
2時間ほど釣って帰る。
釣果はまずまず、7匹釣れた。この日の分は
もう用意してあるから、これは捌いて持って帰ることにしよう。

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帰ると谷山さんとその友人がもうすでに来ていて、
再会の挨拶。すぐに風呂を勧められ、とりあえず
冷えた体を温める。
谷山さんが用意してくれた夕食を食べる。
まずは再会を祝して乾杯。

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ダイニングキッチンのテーブルで大方食べ終わって
場所を畳の居間に移す。部屋の中央の囲炉裏に
炭をおこし、網をかけ、作っておいた一夜干しを炙る。
家主さんが冷蔵庫に採れたての椎茸を置いていってくれた。
厚肉でとても美味しい。

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小さいヤマメは開いて冷蔵庫に入れておいたのだが
そちらは谷山さんがフライにしてくれた。
肉がふわりと柔らかくて美味しい。
一夜干しも塩加減もよく酒の肴にもってこいである。
日本酒と焼酎を適当に織り交ぜながら
昔話に花が咲く。

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山中の一軒家での独り釣り三昧もいいが
こうして久しぶりに会う友と囲炉裏を囲んで
酒を飲むのも楽しい。双方を味わえた今回の旅も
明日で終わり。

また来たいな。





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