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久しぶりの水野宅訪問

.07 2020 建築 comment(0) trackback(0)
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 朝、朝食の食器を洗い片付け、洗濯物を干し終わり、お茶を飲んで、さて、
酔龍亭のパソコンに向かう前に、久しぶりにピアノを弾く。今、練習している
のは「パッヘルベルのカノン二長調」といっても3ページしかない。2ページ目
右手が激しく上下するところが快感で、4,5回弾いているとやっとまともに音
が繋がってくる。「あー、気持ちいい」というところでピアノの蓋を閉じ、こうして
ブログを書き始めました。

 六条の宮の建築主に見せようと久しぶりに水野さんへ電話を入れる。「家
を見学させたい人がいるので、見せて」とお願いする。土曜日の午前中であ
れば、水野君が今手掛けている改修工事が引渡し前なのでそちらも見てほ
しいという。
 ところが前日の夜、六条の宮の建築主の奥さんが具合が悪くなり、行けない
というので、結局私一人行くことになった。


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 当日は朝から雨。水野邸の周囲は夏草が茂り、原野に立つ別荘風で味があ
る。奥さんに手土産を渡し、「あれ、子供は」「幼稚園」。以前行った時は女の子
が独りだったが、その後、男の子が生まれた。そういえば一緒に椎葉に講演に
行った時、お腹が大きかったのだ。ちらりとお風呂場をのぞくと嘗てシャワーだ
けだったのが、奥さん好みの猫足のバスタブが鎮座している。それに部屋に
薪ストーブがある。ずいぶん居心地のいい住まいになった。


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 当時、隣の古民家を買いとった直後だったが、今、工事中とかで大工さんが
ひとり頑張っていた。しばらく内部が解体された後の構造体の補強をやってる
現場を見せてもらい、大工さんと3人で話をする。なんでもこの家はゲストルーム
にするとか。先日、テレビで現在客の来ないあるゲストルームがSNSで、映像で
客を案内する企画を始めていた。つまり「コロナがおさまったら来てね」という
将来需要を取り込もうとする話をした。「ここなら、工事中の映像を流して、完成
するまでの時々や近くの幸島や石波海岸、柱松まつりなどを交えた映像にして
完成後の客を取り込むようにしたら」などと思い付くまま話をした。


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 雨に中、水野君の軽トラに乗って改修工事完了の家を見せてもらう。
大きな家である。玄関から右には和室が3部屋、床の間付きの8条の間、縁側
玄関など六条の宮にそっくりのプランである。主な改修工事は玄関から左の方。
サッシュ、外装、外部デッキ。内部は天井をめくり、屋根裏の構造体を露わにし
て、大きなワンルームを作り、奥に水回り、横に寝室と夫婦二人が居心地よく
暮らせそうなつくりになっている。キッチンユニット、キッチンテーブルもすべて
手作りである。部屋には天井に攪拌用の扇風機、薪ストーブが備わっている。
彼の改修スタイルは設計施工。解体しながら現場に合わせて作り込んでいく。
工房→自宅→木工所の事務所→北郷の古民家→木工所の社長宅→ゲスト
ルームといつの間にか施設で介護士をやっていたのがいっぱしの工務店に
なっている。移住者の中でも特異な存在だ。ちなみに奥さんは雑誌の編集など
をやってて、私のがこの春までやっていた宮日のふるさとリポーターを一緒に
始めたのだが、もう一年頑張って辞めるとのこと。
  
 改修工事直前にいい勉強になった。ありがとう。




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六条の宮 計画

.26 2020 建築 comment(0) trackback(0)
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 いろんなことが順に戻ってきた。読書会、エッセークラブ、はがき随筆
「ひこばえ」、福島小学校、本城小学校生徒への読み聞かせ、木彫同好
会・・・予定表が次々に埋まっていく。
 谷山さんからLINEが来た。アユが解禁になった川に行って、結構釣れ
たとのことだが、ラグビーはまだまだ。

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 ある日、畑で伐採した木々や落ち葉を燃やしていたら、電話がなった。
「ようやく、古民家買取の契約が成立しました。ついては、コロナも緊急
事態宣言が解除になったことだし、家を見に来てくれませんか?」
1月ごろだったか、スーパーでばったり会ったら、「古民家買ったんで
設計お願いします」と言われていたのだ。久しぶりに連絡があった。


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 近いので、自転車で行った。敷地は結構広いし、裏に駐車場棟まである。
玄関を入ると東側に田の字型に6畳間が4部屋、幅1間の板縁が付いてお
り、東側にも半間の板縁が付いている。ここらすべてが増築部という。玄関
から西側には6畳間が2部屋、後はキッチン、風呂、トイレの水回りである。
早速、実測図を作る。うーん、6畳間が6部屋、いやはや二人で住むには
広すぎる。夫婦二人暮らしだというから、そんなに難しくはないが、小さな
パン屋さんをここで開きたいというから、そこがちょっと難しいかな。
 遊び心でプロジェクト名を考える。最初に浮かんだのは、「6畳」→「6条」
「6条の宮計画」うーん、貴族的でいいね。6畳間が6部屋で6×6=36
「Project 36」。とりあえず「六条の宮計画」としておこう。

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 やはり設計は楽しい。雑誌類から関係ありそうなものを抜き出し、自分も
刺激を受けながら、少しずつ建築主を建築の世界へ導いていく。





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住箱

.22 2020 建築 comment(0) trackback(0)
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19日(日)の毎日新聞朝刊に面白い記事を見つけた。
「あす設置 高速道路では全国初
宮崎道SAにワークスペース
宮崎大・NEXCO西日本・九州アイランドワーク 
利用状況など調査」
の見出しの下に
「宮崎道上り線山之口SAに設置されたコワーキングスペース」
とあり一枚の写真があった。

この写真の建物?には見覚えがあった。
是非見てみたいと思って新聞の切り抜きを持って行った。
串間を出発して玻瑠さんを拾って山之口SAで高速道に上がる。
実は高速道のどちらが上りか下りかわからなかったのだが、
山之口SAに上がって、さてどちら側かと見渡すと道向こうの
SAにそれらしき建物が見えた。という事で帰りに立ち寄ることにした。

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さて宮崎に行った帰りに、山之口SAで車を停め、件の建物?を
見に行きました。
まず、外部をみます。建物?は鉄骨の架台の上に造られています。
その架台の下にはタイヤが付いています。端部を見ると
鉄骨の架台の一部が飛び出しています。なるほどね。
これを車とつないで牽引するんですね。
エアコンの室外機があります。そりゃ、そうだろうね。電気を外から
持って来ないと仕方ないですね。フムフム。

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そこで階段を上がって、「こんにちは、見学させてもらえませんか?」
「どうぞどうぞ」という事で入り口で靴を脱いで、中に入りました。
外観を見て、気づきましたか。外に飛び出した床や庇をたたむと
開口のガラス面に雨戸のように蓋をすることができるんですね。
つまり車で牽引している時には、窓のない四角の木の箱になるんですね。


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それで中に入ると、オー素晴らしい。まーなんというか、書斎?
事務所?寝室?キャンプのテント?
パーソナルスペースとしてはとても魅力的で、家の隣にこういうのを
1台?設置すると色々な用途に使えそうです。
そこで、あれ?それって私の家とそっくりなことに気が付きました。
最初から離れとしてそういうものを建ててしまった私の家と
基本はそう変わりませんね。

ここでは事務所仕様として誂えてありますが、奥に低床のベッドを置けば
ホテルの客室として使えます。キッチンとして使えばお店にもなります。
前から気になっていたんですがこうやって実物を見ると楽しいですね。

さて、この建物?について少し調べてみました。
2017年、「キャンプをするように、好きな場所に住みたい」という
コンセプトで建築家の隈研吾氏とアウトドアメーカー「スノーピーク」が、
共同開発したモバイルハウス「住箱 JYUBAKO」がこの木箱の正体でした。
気になる値段は400万円(設備なし)
購入条件には「車庫証明」「保険」が必要なのだそうです。
つまり扱いは牽引式のキャンピングカーと同じです。
工期というか納期は契約から1か月で納車? 
外寸は2435×6095×2747(地上高さは3147)
内寸は1973×5600×2033

実際の使用例は常設のグランピング施設が何か所か作られていて
宿泊できるようです。


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ネックはなにか?   設備ではないでしょうか?
電気を外から引かないと単なるテントです。
給水、排水がないのでこれも設置しないと飲食店などの使用は
難しいし、単なるキャンプでも外にトイレや水場が必要という
ことです。

でも楽しいですね。こういうのは、見ていてワクワクします。





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都城市立図書館

.13 2018 建築 comment(0) trackback(0)
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車の6ヶ月点検の帰りに都城市立図書館の近くを通ったので寄ってみる
ことにしました。この図書館今年の4月28日に完成したのは知っていたのですが
近くを通りながらいつも素通り、この日は特に急ぐ用事もなかったので
思い切って行ってみました。

この図書館は、もともと都城市の中心市街地にあった百貨店跡地
(都城大丸センターモール)を活用する形でリノベーションされたものです。
図書館のほか、会議室やキッチン、保健センター、子育て支援や
イベント広場などの公共施設が複合的に配置されています。

まだあまり市民に浸透してないのか行った当日はガラガラ、
まあ月曜日ということもあるんでしょうが。
ところがよく調べてみると今年9月には入場者数が50万人を突破した
とのことです。

この施設「mallmall(まるまる)」という愛称が付いてました。

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2階奥に「おべんとうコーナー」というのを見つけました。
公共図書館は基本的に内部での飲食禁止なんですが、
ここは珍しい、でもいいですよね。休日に弁当持参で
お買い物ならぬ読書三昧というか本探し、それに新刊の
雑誌コーナーに行けば雑誌も読めます。
ショッピングセンターを歩き回る感覚で図書館内を巡る。

それともこういう施設をイオンの隣に建ててくれたら
いいのにとも思ってしまいます。

だけどよく調べてみるとショッピングセンターみたいな図書館と
思っていたらここはもとショッピングセンターだったんですね。
どうりで・・・・・・

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これが雑誌の新刊書コーナーです。本屋より絶対ここの方が
落ち着いて読めますね。
だけどこういう場所そのうち行くところのない高齢者に占拠
されたりするんですよね。それもなー

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お近くに住んでる方、串間の人も一度行って見られると
いいですよ。
ああ、ところで他市の人に本を貸してくれるのか
調べてみたいと思います。

調べてみたら隣町の志布志市民は大丈夫なんだそうです。
串間については明記ありませんでした。




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H氏邸改修工事竣工

.06 2018 建築 comment(0) trackback(0)
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昨年から頼まれていた改修工事が年末に建設会社が決まった
ということで簡単な図面と仕様書を書いて現場説明会を開き、
年度末にそろそろ始まるかと思いきや、建設会社が変更になり
現場説明会もやり直しとなった。「まあ、改修工事ですから、
雨が降って外部工事のできない時期にここをやらしてもらうことに
なるでしょう」などと呑気である。

結局、工事が始まったのは7月2日。それも先にタカラのシステム
バスの取付工事が7月10日に決まったがためにやむなく
既存の風呂の解体を進めねばならずといったことで工事は
始まった。

竣工写真にある雪見障子も玄関扉も私が詳細図を書いて
建具屋さんに直接説明した。ここさえ押さえれば楽勝と思っていたが
何やかやと問題が起こり、結局工事は遅れに遅れて、家具が
入ったのは8月6日だった。

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インテリアはこの中央のテーブルの購入から始まった。
昨年の秋、綾の工芸展でこのテーブルが気に入った建築主が
買ってしまったのだ。楠の一枚板で支柱の上に載せてあり、
支柱の向きを変えると低い座卓にもなる。

テレビ台と左側のリビングボードは共に楠。こちらの購入は
この春。

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だけどなんで和調なんだ?
実はこの雪見障子の外には大きなガラス窓があり、
細い部分が開閉できるようになっていて大きな箇所は
FIXの窓である。何年か前に南側つまりこの大きな
ガラス窓の向こう側にアパートができた。共用の廊下を
通る住民から丸見えなのである。上から垂らすタイプの
カーテンなどを提案したが、汚れた時の洗濯が嫌だという。
まあ、和調のテーブルだからそれなら障子にしようと
言うことになった。障子も桟にホコリが溜まるというので
できるだけ埃の溜まらない桟を考えた。
周囲の環境条件から下を開けて上を閉じたままというので
雪見障子とした。

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玄関扉にスリット状の窓を設けた。和紙調ポリカーボネートを
使った。外観は真っ白な2階建ての建物なので扉の表は白にした。
耐久性の問題もあるので耐候性のある塗装とした。

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窓の開く小窓は雪見障子を右に引いてアルミサッシの窓を
開け、その後雪見障子を戻す。下の障子を上に開けると
開口部には網戸が貼ってある。

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日中は大きな窓の下の障子を開ける。上に障子があるので
向かいのアパートは気にならない。勿論、下の障子を全部
上げても良い。

正面の障子は和室との間の仕切りだ。当初襖にしていたが
あまり和調がきつくなる気がして同じデザインの障子を提案した。

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浴室周りの改修は作り付けの浴室をシステムバスに替え、
外開きの扉(開いてもバルコニーも階段もない)を取り外して
小窓に替え、既製品の洗面化粧台を古かったので撤去して
そこに作り付けの洗面カウンターを作った。
鏡は建築主宅にあった鏡を800角に切ってもらい、その周囲に
建具屋さんに枠を付けてもらった。カウンターはタモの集成材。

台所とこの洗面洗濯室は廊下を挟んで並んでいる。
向かい合わせの両端の壁をピンクの壁にした。もう少し薄い色を
探したのだが適当なものがなく、ちょっと派手かなとも思ったが
出来上がってみるとなかなかいい。

先日、朝のテレビを見ていたら魔女の宅急便の原作者
角野栄子さん(82歳)が出ておられた。まあ、おしゃれなこと
私のテーマカラーはいちご色とおっしゃる。その日のメガネフレームも
靴下も靴もいちご色でした。その番組でちょっとだけ紹介されたのが
ご自宅、垣間見ただけでしたが、家の内部の壁を部分的に
やりすぎない程度にいちご色にされていること。なかなかいいセンスでした。
ということで、ここは奥さんの了解を得て断行。
結果、オーライでした。

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対峙するキッチンの壁はまだ多少散らかっていましたが
そんなことお構いなしにはいパチリ。
中央に下がっている棒はトップライトの窓の開け閉め用。
正直、つけたままにしておくなよと心の中で思っているのですが
「だって、夜開けて熱気を逃がし、昼出がけに閉めるでしょう。
いちいち外すのめんどくさいのよ」「・・・・・・・」





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