小さな家

.07 2018 建築 comment(0) trackback(0)
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そろそろ話を日常に戻しましょう。

市木のM君から電話があった。作っていた事務所が
できたから是非見て欲しいという。
覚えておられる方はいらっしゃるだろうか。
串間市の市木で自力で自宅を作っていた彼です。
彼の家は既に完成(風呂場の湯船がまだないとか
一部未完成)したのだが、入居後の様子も見たかったので
新しい事務所を見に行くことにした。

ところが予定日の数日前にM君から電話があり
インフルエンザにかかったので1週間延期するという。
ということで1週間後の日曜日の午後
市木に行ってきた。

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思わず、ほっこりする。
これが事務所。町のパン屋さんか、喫茶店といった雰囲気。
建築主は林業をやっておられる方で、M君の自宅を見て
自分の会社の事務所を建てて欲しいとの依頼があったのだという。

M君は1級建築士の資格を持っているが
事務所登録はしていない。ただ市木は市街地調整区域で
建物は確認申請が不要である。
彼は設計料という形ではなく、本人が現場で働く労賃の形で
契約して仕事を始めた。

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扉と窓と屋根が緑である。林業の事務所ということで
「木や緑」をモチーフにして実に楽しげな事務所が
できた。

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入口ドアの取っ手が斧になっているのには笑った。
入口の段も杉の木を切ったものが並べられている。

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中に入ると中央に手製の杉板で作った大きな
テーブル、壁には大きな資料棚が据え付けてあり
その反対側にはなんと薪ストーブに火が入り
部屋の中は心地よい暖かさである。

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テーブルも棚も支柱にはスチールを使っているのが
特徴である。実は移住者仲間にアルミ溶接の特技を
持った友達がいて彼がなかなか精巧な溶接技術で
これらを作りそれにM君と大工さんが木の加工を行って
これらを仕上げている。全てが手作りなのが
見ていて心地よい。

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温暖な串間ではほとんど見ない薪ストーブも
この冬の寒さにはありがたい代物である。

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とにかく地元では杉板が安い。
その安い材料をふんだんに使ってミニキッチンも
手作りだ。
この家にはトイレがない。広い敷地にやがて
倉庫やトイレなどができるとか。
さて今後、M君がここにどれだけ関わるのか

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窓から国道448号線を見る。海のそばの温暖な
市木の風景が窓の向こうに広がっている。
例年になく寒々とした冬景色の中でもうこの集落では
梅の花が咲き誇り、柑橘類の収穫期を迎え
あちこちの畑にオレンジ色の実がたわわに実っている。
この小さな家は意外にもこの集落に違和感なく
立っていた。

この日はこの事務所をオープンハウスにして仲間に
見てもらおうと声をかけてあった。
近所の子供つながりの若い夫婦や移住者仲間の
親子連れが次々にやってくる。
帰り際、自宅の方も見せてよとM君に声をかけると
「ごめんなさい。娘がインフルエンザなんです。」
「・・・・・・・・・」





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みやまコンセール 小ホール

.13 2018 建築 comment(0) trackback(0)
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半年ぶりのみやまコンセール
今回は小ホールでのコンサート
私にとってはいい建築というのは一種の芸術作品のようなもの
前回、誰の設計か分からなかったのが
調べてみると槇文彦氏の設計でした。
どうりでよくできている。建物だけでなく建物周辺の環境設計も
実に良く出来ています。

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建物は船をモチーフにして設計されています。
下の写真を見ると広角レンズで歪んでいるように見えます。
サッシやパネルの縦の線が斜めになっているから
広角レンズの歪のように見えますが
実際にこの縦のラインは斜めに設計されているのです。
こういう不整形の建物はディテールで破綻するものですが
内部を見ても実によく統制されていて
見ていて気持ちいいものです。

霧島はここ数日の寒波で雪が降ったらしく
日陰にはこのように僅かに雪が残っていました。

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駐車場から緩やかなスロープを登っていくと
みやまコンセールのエントランスに到着します。
前方の小さな屋根がこの日の目的地小ホールです。
振り返ったところにエントランスがあります。

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内部はご覧のようにひっそりとしています。
階段なんか見ているとああ、槇さんのディテールだなと
感じますね。現役時代、雑誌のディテールを一生懸命
参考にした時期がありました。

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小ホールのバックから見た屋上テラスの写真。
向かいの屋根は大ホールの屋根です。

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今回の目的地、小ホールです。
正面の縦窓が洒落ています。
窓には外部の竹林の緑が風にそよいでいて
コンサートの雰囲気を柔らかく包み込んでいました。
この窓、よく見ると開け閉めが可能なようですね。
右上部からは自然の柔らかな光が差込み
よく練られた小ホールです。





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タイニーハウス見学会

.18 2017 建築 comment(1) trackback(0)
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土曜日、志布志を通り、都城の神柱公園でやっている
植木市に行きました。買ったのはカツラと大手鞠。
毎年、庭にはなにがしかの植木が増えていきます。
昨年までは日南の植木市に行っていたのですが、
今回は、青島のタイニーハウスを見たかったので、
そのまま、高速に上がり宮崎に向かいました。

植木市の方はいつもの日南のものより品数が豊富でした。
ただ、私としてはもっと賑やかな市を想像していたのですが、
それほどでもありませんでした。

神柱宮は始めて訪れたのですが
市内とは思えないほどに緑に囲まれた聖域といった風情で
なかなかいいところでした。


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さてそのタイニーハウスの見学会、場所が「天空カフェ ジール」という場所。
その場所がインターネットで探すがよくわからない。
JR曽山寺駅から歩いて30分とある。結構有名なお店らしいのですが、
実に分かりにくい。

地図でこれであろうと思しき場所を目指して、田舎道を分け行っていくと
小高い場所に巨大な温室が現れた。どうもこれが目指す場所であるらしい。


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中には入り、先払いで1500円を払う。
奥には市木のM夫妻と子供さんが食事をしている。
M君に挨拶する。


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建物の中央部にこのカフェがあり、右と左に大きな温室が
併設されている。
カフェの室内は高さがあり、気持ちがいい。
お昼時でもあり、席はそこそこ埋まっていた。

このカフェのことを少し紹介しておこう。

肉・魚・乳製品を使わないマクロビオティック専門のビュッフェである。
野菜や米、小麦などは、無農薬・無肥料の炭素循環農法で育てた
自家農園の野菜を中心に使っている。調味料も無添加のものを
使用するなど、体に負担をかけず、旬の食材が持つ美味しさを
味わえる料理が約15種類並ぶ。

興味のある方は
http://www.tenku-zeal.com/


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早速、バイキング形式で並べられた料理を取りに行く。
なんだか、見慣れない料理であるが、美味しかった。
お腹にすんなり入っていくので、量としてはたくさん食べた。


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食事をしていると女性がスーっとやって来て
すぐ近くに座った。よく見るとグランドピアノがある。
アコースティックな音が周りを気遣うように静かに響く。


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奥には子供連れの家族のためにこのような設えがなされている。

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店内ではこんなふうに沢山の自然食品が販売されていました。
私には珍しいものばかりです。


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カフェの一角にはこんな土壁のコーナーが作られたりして
なかなか楽しい。


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奥にある温室はギャラリーになっていました。
でもこの時期でも少し暑い。
夏場はどうなるのだろう。


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さてこの日ここにやってきた目的は
このタイニーハウスを見ること。

タイニーハウスとは「小さな家」の総称で、ツリーハウスやハウスボート、
もちろん地面に基礎のあるものやトレーラーの上に載っているものも
全て含まれます。
2000年にJay Shaferがトレーラーの上に自作したタイニーハウスが
メディアで注目され、その「量より質」の精神と共にタイニーハウス・ムーブメント
として広がり、自分とモノ・お金・環境とのつながりを見直す人たちのライフスタイル
として定着しつつあります。

どうです。このお家、童話の中から抜け出してきたようですね。
大都会の道路をこれで走ってみたいですね。
ベンツやフェラーリの横をゆっくりと・・・・
さぞかし愉快でしょうね。それはまるで彼らの生き方を
象徴しているかのようです。

それでも、綺麗な湖のほとりなどに置かれると
ぴったりとハマりますね。


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気になる内部を拝見します。
おやおや、ロフトがあります。そこには先客が。
その下のソファに座り込んでこのタイニーハウスの
オーナーとお話をしました。


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写真左の方がこの車のオーナー竹内友一さん。
実はひと月ほど前に本屋さんで「小屋入門」という
本(定価1200円)を買ったのですが、同じ本を
M君も買っていて、その最初のページ
「小屋の達人インタビュー」に写真入りで載っています。


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実はこのあと
Simplelife上映会
上映後座談会
と予定されていたのですが宮崎に寄る用事があったので
ここらで失礼することにしました。

M君たちの緩やかなライフスタイルや広いネットワークは
串間で生活している人たちにはなかなかとらえどころがありません。
それでもその肩の力を抜いた生き方やフレンドリーな態度を
好ましく思い、少しでも橋渡しの力になればと交流が
続いています。





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市木M邸

.16 2017 建築 comment(0) trackback(0)
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晴れ間を縫って敷地内の樹木の剪定をやったり
庭の桜の開花から散りゆくまでをやきもきしながら見守り
ながら過ごしているうちに4月も半分が過ぎようと
しています。

久しぶりに市木で自邸を新築中のM君に電話すると
順調に進んでいる様子。
近々青島でタイニーハウスのオープンハウスをやるので
その資料を送りたいし是非見て欲しいという。家の様子を見に行くのと
合わせてその案内もいただくことにした。


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市木川は数日前の大雨で避難警報が出されるほど
溢れていたが、今はこのとおり、平静を保っていて
静かな流れに戻っていた。


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水田の田植えも終わり、穏やかな春の空気が満ちている。

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先に完成に近づいているのは、最初に買った古い家屋の
改修現場。

外壁に板をウロコ状に貼り、コテコテの和風民家が
ちょっとユーモラスな欧風田舎屋に化けている。
遊び心満載である。


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内部は壁を塗り壁として、これもまた欧風の雰囲気。
木工の工房の横に作られた2部屋は一つを将来はショップに
したいとのこと。

なかなかいい雰囲気に出来上がっていて驚いた。


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木工の工房の方は道具がひと揃え並び
全て100Vで使用できる工具を揃えて
近い将来、ここで曲げわっぱ作りに勤しみたい
とのことであった。

私もいろいろ作りたいものがあって
ここを利用したいと言うと快く引き受けてくれた。


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さてその工房の前に新築中のM邸。
外装はほぼ出来上がり、内装工事の真っ最中。
中を見学させてもらいながらお風呂などの水回りの
気づいた点を色々アドバイスしていると
奥さんがみえられて、その週の土曜日に青島で
計画しているタイニーハウス・オープンハウスの
案内を頂いた。

実はその場所が「天空カフェ・ジール」という。
インターネットで調べてみると、これがなかなか楽しいカフェである。

土曜日は都城の植木市へ行く予定にしていたが
その足で青島へ行ってみることにした。
次回はその時の様子を報告したい。


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楽しげなベランダ。市木の夏の暑い日差しが
気になる。庇のシェードを提案した。


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リビングの上部にはロフトが計画されている。
楽しい家になりそうだ。


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壁に張られた横残は塗り壁用の下地である。
つまり、内装はほとんどが白い塗り壁となる予定とか。




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大分県立美術館

.14 2015 建築 comment(0) trackback(0)
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なんだかちょっと生活がなんとなく閉塞状況になってきた。
旅に出ることにした。

大きな台風が来ているという。大分では地震もあった。
気になることはたくさんある。畑のきゅうりだって数日ほっておくと
鈴なりになってしまうがそんなことはどうでもいい。

目的地は福岡。だが待てよ、東九州自動車道が大分まで繋がった。
この4月に大分県立美術館がオープンした。
確かオープン記念行事としてなにか展覧会をやっているはず。

ということで初めて東九州自動車道を走って大分に向かうことにした。
高速に上がるまではこうして青空が垣間見えていたのだが
西都を過ぎたあたりから雨になった。
延岡南から佐伯までは無料区間。
ずっと片側一車線だからあまり早くは走れないが
家から田野ICまで約1時間、田野ICから大分市内までは約3時間。


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設計者は坂茂。国内より海外で先に有名になった設計者だ。
国内でこんな本格的な建築を設計されるのは初めてではないかと思う。
最近作を調べてみた。
• カトリックたかとり教会 (2007)
• ポンピドゥー・センター・メス (2010)
• 女川町3階建コンテナ仮設住宅 (2011)
• 女川駅 (2015)
 ポンピドゥー・センター・メス 以外は震災対応のどちらかというと
仮設っぽい建物である。が坂氏の本領はむしろそこにあり
そうした社会活動の功績によりブリッカー賞(建築界のノーベル賞と言われる賞)
を2014年に受賞されている。


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敷地は大きな通りに面しており、美術館の建物は前庭的な引きを取らず、
歩道から数段上がった位置に配されている。
向かいに立つ大分県立総合文化センターとはガラスブリッジで結ばれていて、
2階同士がつながっていて、あたかも一つの道を挟んで計画された
複合建物のように見える。
建物の立面は大きく二つに分かれている。下部のガラスと上部の木のトラスである。
実は両方共にガラスに覆われているのだが、パッと見そう見える。
上部の木組みは大分の特産品竹細工をイメージされたものである。
その木組みが表の華奢なカーテンウオールを支えている。
そして、この木に囲われた3階部分が展示室になっている。
下部のガラスカーテンウオールは実は上下式の折れ戸になっていて、
それらが跳ね上がると水平ルーバーの庇のような姿になる。
そうして下部の内部空間は建物前の広場→階段→歩道と繋がり
街に対して開かれた空間が現れる仕組みになっている。


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展示室は3つに分かれていた。1階と3階。3階には2室有り、
一つは常設展である。
3階ホールは天井が木のトラスでその1部が楕円形にくり抜かれ
野外展示場になっている。

建築を見ての感想はというと
正直、設計者が坂茂と知らせれてなかったら大手の設計事務所かなと
思われるくらいアクがない。だけど部材の使い方はよく見ると
種類が少ないことに驚かされる。下手すると大味になりそうなところを
実にシンプルにまとめあげている。坂茂らしさといえば僅かに
1階の開閉式のガラス戸と木を使った壁や天井などに過ぎない。


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1、2階のホールにはいかにも坂氏の設計であろう家具やインテリアが散見された。

さて、展示の方はどうであったか。
モダン百花繚乱「大分世界美術館」と題して
「大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」 」
開館記念展4月24日~7月20日

まさに世界中から集めてきた名画のオンパレードで
様々な美術館からよくもまあこれだけ集めたものだと感心した次第。
でもこれって昨年宮崎の美術館でも感じたのですが
やはり地方都市ならではの企画なんだろうなって思います。
例えば以前、京都国立近代美術館で見た藤田嗣治展や青木繁展などの
中のたった1枚が羅列されているのを見ると
ちょっと寂しい。
また英国のテート美術館から取り寄せたたった2枚のターナーも
寂しい。
けれど、地方都市の県立美術館の企画としてはよく頑張っている方だと
思います。
私が展示を見ている間。多くの小学生が列をなし、学芸員の説明を
聞いている様子を見るとああ、この子供たちにはこれから始まるのだ
という気がして、本物をたくさん見て欲しいと本当に思いましたね。

前から見たいと思っていた若冲の「樹下鳥獣図屏風」が展示
されているのを見てびっくりこういうのは嬉しいです。
あとで買った図録を見て長谷川等伯の「松林図屏風」が掲載されていて
「えっ見逃した?どこにあったんだろう」とよく調べたら、期日が6月21日まで
でした。残念。

あー、誤解しないように、この開館記念展は企画も含め良かったと思います。
なかなか楽しめました。


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夕方になってしまいました。再び車で大分自動車道を鳥栖のジャンクションまで、
そこから九州自動車道で福岡の古賀ICまで約2時間。こちらは近いですね。


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福岡は今年は雨も少なく、梅雨らしくない天気続きだとか
その日も青空が覗き、夕焼けが綺麗でした。台風は一体どうなっているんだ。




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