タイニーハウス見学会

.18 2017 建築 comment(1) trackback(0)
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土曜日、志布志を通り、都城の神柱公園でやっている
植木市に行きました。買ったのはカツラと大手鞠。
毎年、庭にはなにがしかの植木が増えていきます。
昨年までは日南の植木市に行っていたのですが、
今回は、青島のタイニーハウスを見たかったので、
そのまま、高速に上がり宮崎に向かいました。

植木市の方はいつもの日南のものより品数が豊富でした。
ただ、私としてはもっと賑やかな市を想像していたのですが、
それほどでもありませんでした。

神柱宮は始めて訪れたのですが
市内とは思えないほどに緑に囲まれた聖域といった風情で
なかなかいいところでした。


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さてそのタイニーハウスの見学会、場所が「天空カフェ ジール」という場所。
その場所がインターネットで探すがよくわからない。
JR曽山寺駅から歩いて30分とある。結構有名なお店らしいのですが、
実に分かりにくい。

地図でこれであろうと思しき場所を目指して、田舎道を分け行っていくと
小高い場所に巨大な温室が現れた。どうもこれが目指す場所であるらしい。


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中には入り、先払いで1500円を払う。
奥には市木のM夫妻と子供さんが食事をしている。
M君に挨拶する。


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建物の中央部にこのカフェがあり、右と左に大きな温室が
併設されている。
カフェの室内は高さがあり、気持ちがいい。
お昼時でもあり、席はそこそこ埋まっていた。

このカフェのことを少し紹介しておこう。

肉・魚・乳製品を使わないマクロビオティック専門のビュッフェである。
野菜や米、小麦などは、無農薬・無肥料の炭素循環農法で育てた
自家農園の野菜を中心に使っている。調味料も無添加のものを
使用するなど、体に負担をかけず、旬の食材が持つ美味しさを
味わえる料理が約15種類並ぶ。

興味のある方は
http://www.tenku-zeal.com/


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早速、バイキング形式で並べられた料理を取りに行く。
なんだか、見慣れない料理であるが、美味しかった。
お腹にすんなり入っていくので、量としてはたくさん食べた。


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食事をしていると女性がスーっとやって来て
すぐ近くに座った。よく見るとグランドピアノがある。
アコースティックな音が周りを気遣うように静かに響く。


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奥には子供連れの家族のためにこのような設えがなされている。

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店内ではこんなふうに沢山の自然食品が販売されていました。
私には珍しいものばかりです。


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カフェの一角にはこんな土壁のコーナーが作られたりして
なかなか楽しい。


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奥にある温室はギャラリーになっていました。
でもこの時期でも少し暑い。
夏場はどうなるのだろう。


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さてこの日ここにやってきた目的は
このタイニーハウスを見ること。

タイニーハウスとは「小さな家」の総称で、ツリーハウスやハウスボート、
もちろん地面に基礎のあるものやトレーラーの上に載っているものも
全て含まれます。
2000年にJay Shaferがトレーラーの上に自作したタイニーハウスが
メディアで注目され、その「量より質」の精神と共にタイニーハウス・ムーブメント
として広がり、自分とモノ・お金・環境とのつながりを見直す人たちのライフスタイル
として定着しつつあります。

どうです。このお家、童話の中から抜け出してきたようですね。
大都会の道路をこれで走ってみたいですね。
ベンツやフェラーリの横をゆっくりと・・・・
さぞかし愉快でしょうね。それはまるで彼らの生き方を
象徴しているかのようです。

それでも、綺麗な湖のほとりなどに置かれると
ぴったりとハマりますね。


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気になる内部を拝見します。
おやおや、ロフトがあります。そこには先客が。
その下のソファに座り込んでこのタイニーハウスの
オーナーとお話をしました。


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写真左の方がこの車のオーナー竹内友一さん。
実はひと月ほど前に本屋さんで「小屋入門」という
本(定価1200円)を買ったのですが、同じ本を
M君も買っていて、その最初のページ
「小屋の達人インタビュー」に写真入りで載っています。


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実はこのあと
Simplelife上映会
上映後座談会
と予定されていたのですが宮崎に寄る用事があったので
ここらで失礼することにしました。

M君たちの緩やかなライフスタイルや広いネットワークは
串間で生活している人たちにはなかなかとらえどころがありません。
それでもその肩の力を抜いた生き方やフレンドリーな態度を
好ましく思い、少しでも橋渡しの力になればと交流が
続いています。





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市木M邸

.16 2017 建築 comment(0) trackback(0)
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晴れ間を縫って敷地内の樹木の剪定をやったり
庭の桜の開花から散りゆくまでをやきもきしながら見守り
ながら過ごしているうちに4月も半分が過ぎようと
しています。

久しぶりに市木で自邸を新築中のM君に電話すると
順調に進んでいる様子。
近々青島でタイニーハウスのオープンハウスをやるので
その資料を送りたいし是非見て欲しいという。家の様子を見に行くのと
合わせてその案内もいただくことにした。


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市木川は数日前の大雨で避難警報が出されるほど
溢れていたが、今はこのとおり、平静を保っていて
静かな流れに戻っていた。


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水田の田植えも終わり、穏やかな春の空気が満ちている。

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先に完成に近づいているのは、最初に買った古い家屋の
改修現場。

外壁に板をウロコ状に貼り、コテコテの和風民家が
ちょっとユーモラスな欧風田舎屋に化けている。
遊び心満載である。


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内部は壁を塗り壁として、これもまた欧風の雰囲気。
木工の工房の横に作られた2部屋は一つを将来はショップに
したいとのこと。

なかなかいい雰囲気に出来上がっていて驚いた。


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木工の工房の方は道具がひと揃え並び
全て100Vで使用できる工具を揃えて
近い将来、ここで曲げわっぱ作りに勤しみたい
とのことであった。

私もいろいろ作りたいものがあって
ここを利用したいと言うと快く引き受けてくれた。


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さてその工房の前に新築中のM邸。
外装はほぼ出来上がり、内装工事の真っ最中。
中を見学させてもらいながらお風呂などの水回りの
気づいた点を色々アドバイスしていると
奥さんがみえられて、その週の土曜日に青島で
計画しているタイニーハウス・オープンハウスの
案内を頂いた。

実はその場所が「天空カフェ・ジール」という。
インターネットで調べてみると、これがなかなか楽しいカフェである。

土曜日は都城の植木市へ行く予定にしていたが
その足で青島へ行ってみることにした。
次回はその時の様子を報告したい。


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楽しげなベランダ。市木の夏の暑い日差しが
気になる。庇のシェードを提案した。


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リビングの上部にはロフトが計画されている。
楽しい家になりそうだ。


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壁に張られた横残は塗り壁用の下地である。
つまり、内装はほとんどが白い塗り壁となる予定とか。




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大分県立美術館

.14 2015 建築 comment(0) trackback(0)
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なんだかちょっと生活がなんとなく閉塞状況になってきた。
旅に出ることにした。

大きな台風が来ているという。大分では地震もあった。
気になることはたくさんある。畑のきゅうりだって数日ほっておくと
鈴なりになってしまうがそんなことはどうでもいい。

目的地は福岡。だが待てよ、東九州自動車道が大分まで繋がった。
この4月に大分県立美術館がオープンした。
確かオープン記念行事としてなにか展覧会をやっているはず。

ということで初めて東九州自動車道を走って大分に向かうことにした。
高速に上がるまではこうして青空が垣間見えていたのだが
西都を過ぎたあたりから雨になった。
延岡南から佐伯までは無料区間。
ずっと片側一車線だからあまり早くは走れないが
家から田野ICまで約1時間、田野ICから大分市内までは約3時間。


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設計者は坂茂。国内より海外で先に有名になった設計者だ。
国内でこんな本格的な建築を設計されるのは初めてではないかと思う。
最近作を調べてみた。
• カトリックたかとり教会 (2007)
• ポンピドゥー・センター・メス (2010)
• 女川町3階建コンテナ仮設住宅 (2011)
• 女川駅 (2015)
 ポンピドゥー・センター・メス 以外は震災対応のどちらかというと
仮設っぽい建物である。が坂氏の本領はむしろそこにあり
そうした社会活動の功績によりブリッカー賞(建築界のノーベル賞と言われる賞)
を2014年に受賞されている。


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敷地は大きな通りに面しており、美術館の建物は前庭的な引きを取らず、
歩道から数段上がった位置に配されている。
向かいに立つ大分県立総合文化センターとはガラスブリッジで結ばれていて、
2階同士がつながっていて、あたかも一つの道を挟んで計画された
複合建物のように見える。
建物の立面は大きく二つに分かれている。下部のガラスと上部の木のトラスである。
実は両方共にガラスに覆われているのだが、パッと見そう見える。
上部の木組みは大分の特産品竹細工をイメージされたものである。
その木組みが表の華奢なカーテンウオールを支えている。
そして、この木に囲われた3階部分が展示室になっている。
下部のガラスカーテンウオールは実は上下式の折れ戸になっていて、
それらが跳ね上がると水平ルーバーの庇のような姿になる。
そうして下部の内部空間は建物前の広場→階段→歩道と繋がり
街に対して開かれた空間が現れる仕組みになっている。


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展示室は3つに分かれていた。1階と3階。3階には2室有り、
一つは常設展である。
3階ホールは天井が木のトラスでその1部が楕円形にくり抜かれ
野外展示場になっている。

建築を見ての感想はというと
正直、設計者が坂茂と知らせれてなかったら大手の設計事務所かなと
思われるくらいアクがない。だけど部材の使い方はよく見ると
種類が少ないことに驚かされる。下手すると大味になりそうなところを
実にシンプルにまとめあげている。坂茂らしさといえば僅かに
1階の開閉式のガラス戸と木を使った壁や天井などに過ぎない。


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1、2階のホールにはいかにも坂氏の設計であろう家具やインテリアが散見された。

さて、展示の方はどうであったか。
モダン百花繚乱「大分世界美術館」と題して
「大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」 」
開館記念展4月24日~7月20日

まさに世界中から集めてきた名画のオンパレードで
様々な美術館からよくもまあこれだけ集めたものだと感心した次第。
でもこれって昨年宮崎の美術館でも感じたのですが
やはり地方都市ならではの企画なんだろうなって思います。
例えば以前、京都国立近代美術館で見た藤田嗣治展や青木繁展などの
中のたった1枚が羅列されているのを見ると
ちょっと寂しい。
また英国のテート美術館から取り寄せたたった2枚のターナーも
寂しい。
けれど、地方都市の県立美術館の企画としてはよく頑張っている方だと
思います。
私が展示を見ている間。多くの小学生が列をなし、学芸員の説明を
聞いている様子を見るとああ、この子供たちにはこれから始まるのだ
という気がして、本物をたくさん見て欲しいと本当に思いましたね。

前から見たいと思っていた若冲の「樹下鳥獣図屏風」が展示
されているのを見てびっくりこういうのは嬉しいです。
あとで買った図録を見て長谷川等伯の「松林図屏風」が掲載されていて
「えっ見逃した?どこにあったんだろう」とよく調べたら、期日が6月21日まで
でした。残念。

あー、誤解しないように、この開館記念展は企画も含め良かったと思います。
なかなか楽しめました。


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夕方になってしまいました。再び車で大分自動車道を鳥栖のジャンクションまで、
そこから九州自動車道で福岡の古賀ICまで約2時間。こちらは近いですね。


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福岡は今年は雨も少なく、梅雨らしくない天気続きだとか
その日も青空が覗き、夕焼けが綺麗でした。台風は一体どうなっているんだ。




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飫肥杉住宅

.04 2013 建築 comment(0) trackback(0)
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2日(土)一人で飫肥へ行ってきた。飫肥はかつての伊東藩の城下町、週末は結構賑わっている。おひな祭りが近いということで各商店の入口にはそれぞれに趣向を凝らしたお雛様が飾ってある。

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自然の酒谷川を堀にして城下町は形作られている。東はしの橋を渡ったところにJRの飫肥駅がある。お城は城下町の北西の位置にある。城門の前の通りはかなり整備され、様々な施設が充実しているし、市街地も電柱を地中化したり、家屋を武家屋敷風にするなど住民あげてまちづくりに熱心である。

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2日、3日と飫肥杉住宅を公開展示しているというので見に行ってきた。外装は塗り壁、柱梁の構造材、床、天井の仕上げ材はすべて飫肥杉を使ってある。建物は大通りに面していて、街並みに合った外観をしている。

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官民協力して作ったこのモデル住宅は地場の飫肥杉を使うことと地元の様々な職種の人達が関わることで地産地建にしたいというのが狙いである。今や田舎であっても住宅メーカーの進出は激しく、住宅メーカーが作る住宅は結局地元の左官屋、ペンキ屋さんの仕事を奪い、大工さんは結局雑仕事に使われてしまう。その結果、若者がこの職種に集まらずますます人手不足になってしまう。

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モデル住宅は木をふんだんに使って豊かで健康な生活を営むのによかろうと思うのだが、見ていて物足りないのは住むことに対する若い世代の新しい好みや要求に応えているのだろうかという疑問が湧いてくる。住宅メーカーの方が材料はともかく住宅を商品と考えてそれなりに顧客の要求に応える工夫はしているのである。それに見積もり等に対する明快さも住宅メーカーはスピードと正確さで答えてくれるのだが、地元業者は材料費と工賃の素早い計算がなかなか出てこない。コストの把握がしにくいのである。このモデル住宅坪単価が40万円台である。工夫の余地は多々ありそうである。


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宮崎県庁

.02 2013 建築 comment(4) trackback(0)
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 悠紀が退院した日、そろそろ私も何かを始めねばととりあえず一級建築士事務所登録の準備をすることにした。宮崎県建築事務所協会で書類等の確認をしたあと、建物を出ると目の前が宮崎県庁であった。昔近くを何度も通ったのだが、建築に携わるようになってからしげしげと見たことがなかった。東国原氏が知事であった頃、ここは一躍観光名所となった。こうやってよく見るとなかなか良く出来てる。巨大なツインのフェニックスが繁り碧い空のもと南国の太陽を受けて県庁らしい風格を漂わせていた。

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かつてはここらに東国原知事の姿看板があり、観光客が写真に収まっていた。

宮崎県庁本館は、現役の県庁・本庁舎としては日本で4番目に古い。2007年に東国原英夫が宮崎県知事に就任した後は観光地としての役割も担っており、2009年9月14日に見学者が100万人を突破した。

この建物は1932年10月に完成した。設計者は置塩章、建築様式はネオ・ゴシック建築、施工は大林組である。


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お馴染みの宮崎県のイメージキャラクターみやざき犬。左から「ひい」「むう」「かあ」合わせて日向(ひむか)です。日向夏みかん、フェニックス、地鶏かな?  隣県熊本のクマモンに負けじと頑張っています。

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県庁のすぐ前の通りは楠の木の並木道ですが敷地内にはアコウの木やヤシの木々が生い繁り、涼しげな木陰を作り出しています。


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