エッセークラブSAKURA

.18 2017 読書 comment(0) trackback(0)
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どんよりした日々が続いている。
毎日新聞ペンクラブ「ひこばえ」の話は何度か
してきた。実はもう一つ串間市の生涯学習の中に
エッセークラブSAKURAというのがあり
こちらも掛け持ちで月1回集まっては合評会を
やっている。数年前まで市から少しの補助金が
出て発足。数年活動した後、補助金が切られ
自主講座となった。・・・らしい。
メンバーは「ひこばえ」のメンバープラス数名で
あるから、なんとなく曖昧にではあるが続いている。
特に指導者や確とした評価者もいないので
ちょっと内容や継続性に難しいところがある。

それを少しばかり前向きに変えようと少し前から
工夫を重ねている。

① 場所を市立図書館の会議室にし、読書会のメンバーにも
   声をかけた。
② メンバーのKさんの発案でスマホを持つメンバーで
   LINE上にエッセークラブSAKURAを立ち上げた。
③ 少し長めの14文字×44行 616文字を練習する。
   (毎日新聞の男の気持ち、女の気持ち欄該当)
   ちなみにいつも紹介している「はがき随筆」は
   14文字×18行である。
④ 月一の例会時、良さそうな作家のエッセーを持ち寄り
   朗読をする。
⑤ 毎日新聞日曜版に載る「小話」が面白い。
   日頃から小話をスケッチのようにメモする習慣をつける。

などなど。

昨日のブログで紹介した小川を題材に書いてみた。

       ふる里の川
   
 毎朝散歩に行く途中に小さな
川がある。特になんということ
もない浅い用水路なのだが、橋
の下が少し深くなっていて寒い
季節はそこでよく捕食中の鷺に
出くわす。カメラを持って出た
朝は何とかしてその鷺を撮ろう
と抜き足差し足で近寄るのだが、
いつも先に気づかれてしまい逃
げられてしまう。ある日、捕食
に夢中になっていたのか、橋の
下に居る鷺を発見。しめたと思
いカメラを構えて待ち構えてい
たら橋の反対側から飛び去って
しまった。未だうまい写真が撮
れないでいる。
 一年前、スッポンが2匹泳ぎ
去るのを見た。一週間前、橋の
下の淀みを見ていたら大きな魚
が泳いでいる。鯉かなとよく見
るとナマズだった。向かいから
いつも散歩で出会う御夫婦がこ
っちに向かってやってくる。興
奮気味に「大きなナマズがいま
すよ」と叫びそうになったが大
人気ないかなと思い留まり、さ
りげなくその場を立ち去った。
 子供の頃この川でよく遊んだ。
近所の仲間が大勢で川を土で堰
きって中の水を川下へ汲出し、
干上がった中で跳ねる魚をバケ
ツにいっぱい獲った。最後には
必ず大きなうなぎやナマズが這
い出てきた。春には小さな堰を
うなぎの稚魚が這い登るのを見
た。釣りを覚えたのもこの川だ
った。学生の頃は夏休みに帰省
すると弟とよくうなぎを突きに
行った。
 今ではこの小さな川に遊ぶ子
供の姿を見ることはない。川は
綺麗な用水路になり、昔と変わ
らない流れに今でも魚が泳いで
いて私を楽しませてくれる。




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ひこばえ

.14 2017 読書 comment(0) trackback(0)
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今月は6日(金)が毎日新聞ペンクラブ「ひこばえ」の
合評会だった。支局長は選挙直前で取材に忙しいという
ことで欠席だった。
出がけはひどい雨だったが終わる頃には晴れてきた。

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その後、掲載された私の愚作を紹介しておこう。
8月に提出したのは8月の話題ではなかった。
考えたら当然だろう。8月に掲載された作品はどれも
8月の話題だった。甲子園、戦争、海、山・・・・
ということで9月に回されてしまった。
よしそれならと9月はいかにも9月という話題に
した。そしたら、予想通り9月の分に掲載された。
つまり、9月に2作品掲載されてしまったのだ。
やはり、選者としてはそうなるのだろうな。

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             特定健診
    
 特定健診で血圧が高い値を示した。ひと月後の特定健診説明
会までになんとか下げようと血圧計を借りて朝晩測ることにし
た。水分を多くとったり、黒酢を飲んだり、食事に気をつけた。
ひと月後、正常値に戻った。
 説明会に出向き、医師との個別相談で得意気に血圧記録表を
見せる。若い医師はそれを見ようともせず、「体重が増えてま
すな」「はあ」「血圧なんて測る時間によっても違います。体
重が下がれば他の数値も下がるはずです」と事も無げに言う。
 「頑張りましたね」の一言が聞きたかったのに、仕方ない。
明日からは減量に精を出そう。

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              夏の始末
    
 朝方、にわか雨が降ったのか縁側の端がぬれていた。盆を過
ぎた頃から庭の桜は毎日葉を落とし、裸になった枝の背後に朝
焼けの雲が透けて見えている。
 今夏は暑かった。初めて夜通しエアコンをつけた。9月の声を
聞いてもらい物の素麺や買い置きの冷汁の素、冷麺などが気に
なりだした。畑で立ち枯れのミニトマトやナスも気になる。
そろそろ始末せねばと思う。
 さらに暑さを言い訳にいろんなことを「涼しくなったら・・」
と先送りしていた。こちらの始末もいよいよせねばならぬ。子
供の頃の夏休みの宿題を残している気分で落ち着かない。




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9月の読書会

.30 2017 読書 comment(0) trackback(0)
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毎年、読書会では1回は「絵本」を取り上げています。
結構人気があるんです。
今回は特に「大人の読む絵本」というテーマにしました。

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読書会が終わったあと、今回から読書会の面倒を見てくれる
ことになったYさんが読書会終了後、図書館利用者にも
興味を持っていただこうと図書館内に特設コーナーを
設けてくれました。

私が興味を持った絵本のいくつかを紹介しましょう。
機会があったら是非眺めてください。

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ヒグチユウコさんの「すきになったら」は多分、朗読を
聴くだけだったらなんということもない絵本です。
例えば、先に朗読だけを聞いて次に絵本を見せる。
どうでしょう。あなたは何を感じました。
「うーん」いろんな考えがあるでしょうね。
例えば、好きになるということはそういうことなのだ。
傍から見たら「なんで、あんなのが好きなの?
あなたの気がしれない。」とかそもそも好きになるというのは
そういうものなのだとか。まあ、いろいろありますが
まあ、たまには伴侶のことを考えてみてください。
そして、伴侶側からみるとひょっとして俺ってワニ?
とか・・・・・・

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こちらはデヴィッド・ウイズナーの「かようびのよる」
ちょっと意味深なタイトルですが、いざ読んでいくと
というか絵を見ていくだけなんですが。はなはだ
荒唐無稽。もうただ楽しくて笑ってしまって・・・・
最後のページにちらっと次の展開が出てきますが
これはきっと、仕事や生活に疲れたら、この続きを
頭に思い描いて楽しみなさい。ということなのかな。
さあ、次は何を飛ばそうか????

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「うみのむこうのずっとむこう」という絵本は実は
九州国立博物館が監修しているのです。
そして絵本の内容は博物館に収蔵されている
絵巻物にセリフを入れて漫画調にしたものなのです。
こまかくみていくと当時この絵巻物を製作した人たちの
思いがよくわかる絵本です。

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ヨシタケシンスケ氏は多分、絵本の人気ではNo.1の
絵本作家なんです。がどう見ても子供が読んで面白いと
感じるようなものではありません。だから子供以外の
人気票が随分影響しているのではと考えると結局
大人が読んで「これはいい」と言って票を投じているのだと
想像されます。

一度この人の絵本を本屋さんで立ち読み、もしくは
図書館でチラ読みしてみてください。
「うーん???」となること請け合いです。

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この「漂流物」もデヴィッド・ウイズナーです。
絵だけ見てわかりますか。
ある日、少年が浜辺で漂流してきたカメラを拾います。
フィルムを取り出し現像します。代わりに新しいフィルムを
入れます。

写真には見たこともない不思議な世界が写っていました。
最後に気になる女の子の写真がありました。
この女の子の手にする写真を拡大していくと
ある人が写っていてその人も手に写真を持っています。
その手にする写真を拡大していくと別の人が写真を手に
写っています。それが延々と続くのです。
そこで少年はそのカメラで先の女の子の写真を手に
自分の写真を撮って、そのカメラを海に返すのです。

うーん、これはどう考えたらいいんだろう。
ムムムム・・・・・・・




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8月の読書会

.28 2017 読書 comment(0) trackback(0)
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8月の読書会のテーマは毎年、「夏」とか「海」とか
言葉から連想される本を読んでいくということになっています。
今年は「平和」

なかなかむつかしいテーマです。やはりその反対の「戦争」や
「歴史」をテーマにした本を選んでしまいます。
正直、時間がなくてあまり読めていないのになんか
書いてしまいました。

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今年の夏のテーマは「平和」。正直難しいテーマだ。たぶん去年で
あれば去年の来年であれば来年の全く異なる答えを書くに違いない。
要は切り口が多すぎるのである。たまたまというか、とっかかりは
偶然に過ぎない。がそれは偶然の上に偶然を乗せてある程度
流れ着いた流木を合わせて組んでみると何やらある形がおぼろげに
見えてくる。
 最初の本は、
●加藤陽子著 「それでも日本人は「戦争」を選んだ」
次は全く偶然にありんこ文庫の書棚から興味本位で抜いた本
●内田樹著 「日本辺境論」
夏のテーマ「平和」が決まって本屋に行くたびに買ってしまった本が数冊ある。
●吉村昭著 「殉国」
●山本七平 「一下級将校の見た帝国陸軍」
●浅田次郎 「日本の「運命」について語ろう」

最後の3冊は忙しさにかまけて読みかけであるが、これらの
本を見ていて何やら1本の道が見えてくる気がする。
大きくは江戸時代までに作られた日本人の根本的な性格や
思想、宗教観そういったものの上に突然接木された明治維新
以降の日本人の新たな思想や宗教観、それらが渾然一体と
なって作られた日本人とは一体なんであるのかという問題である。
戦争という極限状態は実に露骨に真実をあぶりだす。
私が偶然にも選択した本は明治以降日本人が様々な思想に
揺さぶられながらもその根底で変わり得なかったものもあるし、
西欧諸国からの圧力や親愛によって大きく変わっていったものもある。
しかしこれらの本は変わらなかった日本人の底に一体なにが
あったのかを示唆してくれている。

加藤陽子著の「それでも日本人は「戦争」を選んだ」は衝撃的なテーマである。
内容は日清戦争から日露戦争、第1次世界大戦、第2次世界大戦と
日本の近現代史の中でも外交、戦争を非常に多角的に見ています。
学生相手だからレベルを落として語られているかというとそういうもの
ではないのです。内容はかなり専門的ですが、教える側がうまいと
言うしかない。生徒に質問しながら、授業は進行します。多分この授業の
ために引用された資料は膨大なものになるのだろうなという気がします。
この本は2010年小林秀雄賞を受賞しています。
 歴史の各ポイントポイントでその当時の人々がどう考えていたかと
いうことを一般人、知識人、政治家それぞれの視点で見てあり、
また敵国やヨーロッパ諸国、アメリカがどう考えていたか、当時の諸外国の
外交戦略や事情はどうであったかなど、非常に多角的です。
繰り返し読みたい本だと思います。
この本で驚くのは一言で「軍人が暴走して勝手に戦争をやった」
わけではないということです。時には国民の方が熱くなって煽ったり、
文化人が当然戦うべしと論じたりしている点です。我々日本人は概して
明治・大正・昭和の近代史を学ぶことを怠ってきましたしどこか欠落している
ところがあります。そういったところをこの本は鋭くついてきます。
そもそもこの本が書かれた理由は
作者の加藤先生は東京大学で文学部の3,4年生、大学院生に
日本近現代史を教えておられる。授業をやっていく中でこの年代では
教えるのに遅すぎると感じ、危機感を覚えられたそうなのだ。
そこでなんとか中学生や高校生に授業をしたいということで実現した結果を
まとめたものがこの本なのです。対象となった学校は神奈川県の
名門私立校栄光学園です。授業は冬休みの5日間。生徒は中学1年生から
高校2年生の17名。ちなみにこの学校は偏差値が高く、1学年180名の内
50名ほどが毎年、東京大学へ進学している優秀な学校です。

全く同じようなことを異なる切り口で見せてくれるのが書店で偶然手にした
浅田次郎氏の「日本の運命について語ろう」です。この本は作者自身が
明治維新以降の歴史を全く知らないことを反省して勉強した経緯から
出発している本です。作者自身は中国が大好きなのですが何故、
日中関係が今のようにこじれてしまったのかと過去を勉強していくうちに
様々なことがわかってくる。それを我々に伝えたくて優れた作品が生まれています。
近現代史を知れば私たちの「運命」が見えてくる。そう作者は警告しています。

山本七平氏はかつて「日本人とユダヤ人」にイザヤ・ペンダサンという名を
騙って著書をベストセラーにした山本書店の創立者です。彼は大学を卒業と
同時に軍隊に入り過酷な体験をします。その軍隊体験を通して「一体日本人は
なんでこうなんだ」という状況にたくさん出くわすのです。というか、彼の感性が
敏感にその違和感を感じ取るのです。彼は戦後、山本書店を立ち上げ、
多くの著書を出しますが、その多くは日本人論です。読むとああなるほど、
そうだなと変に納得してしまうものが多いのです。「「空気」の研究」、
「「常識」の研究」などは誠に日本人をよく観察しているなと感心する内容です。

さて内田樹氏の「日本辺境論」ですが、実に面白かった。日本人のものの
考え方は日本という国が辺境にあったがために自然に出来上がったのだと
いうことを実に理路整然と説明してあります。一言で言うと「本物は日本以外
の外にある」という思想です。江戸時代まではそれは中国でした。明治維新
以降、その矛先は西欧諸国に移ります。その考え方は今も日本人の心の底に
有り続け、日本人は自ら絶対思想を打ち立てられないというのですね。
同じようなことを司馬遼太郎も言っています。誰かがこれからの日本人は
世界をリードするような存在になりますかという問いかけをした時に同様の
答えをしています。内田氏はこのことを日本語でうまく説明しています。
日本語というのはすべて借り物から構成されている。日本語という話し言葉が
まずあった。そのあとに漢字が入ってくる。この漢字を即採用して言葉に当てる。
やがて崩し文字を女性が使うようになり、主が漢字で漢字と漢字の間に
日本で改良したかなを当てて日本語を構成する。明治以降、オランダ語や
英語が入ってくると、それは今まで日本に存在しなかった概念であっても
漢字を当て込んで新しい翻訳語をせっせと作ってしまう。というような説明で
日本語というのを説明されていて、なるほどと思ってしまいます。
中国人というのは中国にない意味の言葉を訳して自国語にするという気が
ないのだそうです。非常にプライドが高いため、中国にない概念をそもそも
取り入れる必要はないということのようです。でどうしたかというと後に
日本が作った訳語を例えば「哲学」とか「概念」とかを逆輸入せざるを得なく
なってしまったというわけなんです。
「日本辺境論」と「それでも日本人は戦争をえらんだ」を合わせ読むと
第一次世界大戦後ヨーロッパ諸国のように大惨禍にあわずに世界の
列強の雄として並んだとき、辺境の悲しさ、自分の価値観で立つと
いうことができず、一時代前の世界列強の後追いをして植民地政策を
強行してしまうところに日本の辺境人としての一つの限界があったのでは
ないかと思うのです。未来に対して我々は自ら新しい価値観や秩序を構築し
世界に対して、我々の考え方はこうであると力強く宣言できるようにならねば
ならないのに、日本人に長く染み付いた辺境人の血はなかなか変えられないのです。

今回のテーマは「平和」であって「戦争」ではありません。が「日本辺境論」などを
読んでいると日露戦争以降、科学の発達で大いに戦争の形が変わっていく中、
第一次世界大戦で大きく傷ついた西欧列強が話し合いや外交、調整で世界を
まとめていかないととんでもないことになるとの危機感を共有できなかった辺境の
悲しさがひしひしと伝わってきます。「平和」を考えたいなら「戦争」の現実を知ら
なければならないし、近代において外交、戦術、武器などの飛躍的発展のスピードと
現実の近現代史を知らないと誤解したままで同じ過ちを犯しそうな気がするのです。
日本を取り巻く状況は決して楽観できるものではありません。
我々は結局「読書」を通してささやかな戦いを続けるしかないのです。




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7月の読書会

.22 2017 読書 comment(0) trackback(0)
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7月の読書会のテーマは「SF(日本編)」
私は正直、苦手であまり読んでこなかった分野です。
でも良くしたものでそうした分野に強い方が2名ほどおられて
今回はひたすら聞く側に徹しました。

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ところが始まる前に並べられた本の前で、話をしていると
結構日本の漫画やアニメの分野で知らないうちにSFに接していることが
多いのに気づかされてしまいました。
有名なところでは藤子不二雄の「ドラえもん」とか手塚治虫の「火の鳥」とか
松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」。最近では「進撃の巨人」なんかもそうですね。
萩尾望都の「11人いる」「百億の昼と千億の夜」。私は知らなかったんですが
この「百億の昼と千億の夜」は原作があって原作者の光瀬龍という方が
れっきとしたSF作家なのでした。

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日本のSFの歴史を紐解くと1959年の早川書房のSFマガジンの創刊
1962年の第1回SF大会の開催。この頃本格的な日本SFが立ち上がりました。
小松左京、筒井康隆、半村良、光瀬龍、平井和正、豊田有恒などの作家に
手塚治虫、藤子不二雄、松本零士などの漫画家も現れます。

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得意でない分野を色々語っても仕方ないので、SF分野に詳しい二人の
おすすめがありますのでそれを紹介しておきます。
私も是非読んでみたいと思っています。
それは夭折の天才、伊藤計劃の「虐殺器官」と「ハーモニー」です。
お好きな方は是非読んでみてください。

私も直前に一冊ぐらいは読もうと図書館の館長に勧められた本を
1冊借りて読みました。梶尾真治の「杏奈は春待岬に」という本です。
久しぶりに読むSFですが、SFというよりもファンタジーに近い展開で
最後が気になり読み切ってしまいましたが、最後の最後に
タイムマシンの力でストーリーが解決されてしまったのでちょっと
そこが不満として残りました。人と時間の問題をテーマにしていて
途中まではフィッツジェラルドの短編「ベンジャミン・バトン数奇な人生」
を思わせる展開でストーリーしだいではタイムマシンなしでも
面白く出来たのではとちょっと残念でした。

SFって敷居が高いというか、ちょっと入りにくいところがあるのですが
例えば有川浩や冲方丁などの作家も色々書いていて、結構
作家の幅が広くて分野にこだわる必要はないのかもしれませんね。




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