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小崎神楽 その2

.27 2019 祭り comment(0) trackback(0)
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お昼に上椎葉でお蕎麦を食べた。それから椎葉ダムのダム湖に
沿って、車を走らせる。黄色く色づいた木々のトンネルを通っていく。
山々は黄色く色付いている。川の口集落の民宿上村に着くと
輝基さんが収穫し椎茸を乾燥小屋で乾燥していた。食べてくださいと
椎茸と大きなナメコをもらった。神楽の開始時間を尋ねると
夜の7時からだという。終わるのは朝方の3時。これなら帰って
十分睡眠がとれそうである。

お酒が出るだろうからと車は止めて谷山さんと二人して懐中電灯で
道を照らしながら夜道を歩いていく。街灯がなく民家も少ない。
真っ暗である。意外に距離があった。30分ぐらい歩いたところから
山道に入る。少し上ったところで神社の前に出た。巨大な杉が
目の前にそそり立っている。入り口で用意した祝い金を差し出し、
名前と住所を告げる。神社の社殿に上がる。まだ客は少ない。

しばらく待つうちに徐々に客が増えてきた。客といっても集落の
関係者がほとんどで、男衆は左側の場所に盛装して控えていて
女性達は朝から食事の仕込みをしていて、すぐ脇に拵えられた
厨房で忙しく立ち働いている。


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やがて神主さんが正面に座り、神事が始まった。小崎神楽は
始まりの神事が殊の外長い。


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最初の舞が始まった。神楽面をつけた鬼の登場は後の方らしい。
舞い手が頭に紙で作った冠を被っているのが特徴的だ。
プログラムはないものかと周囲を見ると壁にそれらしいものが
張ってある。スマホで撮って、それを見ながら鑑賞した。


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子供神楽に小学生たちがあがる。地区の小学生は3名。
4人で舞う神楽だから一人青年が加わる。背の高さの差は
歴然としている。でも舞っている子供たちはひどく大人びて見える。
大きい女の子は5年生。男の子と女の子は兄弟で、この小さな少女は
この4月小崎小学校にただ一人入学した中瀬さん。運動会でも
元気な姿を見せてくれたが、この日も神楽デビュー。多分、
大人に混じり一生懸命練習したのだろう。慎重さのある他の三人に
懸命に付いて舞うさまは健気である。


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最初の休憩時間にお酒が出た。夜食にお蕎麦も出た。
お蕎麦は太く切れ切れだったが美味しかった。


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「柴引」という演目は夜半眠くなったころに行われる。芝で女性が
鬼の気を引く、その芝を鬼が掴んで舞台へ引っ張り上げるのを
なんとか阻止しようと周囲の女性が応援して引っ張られまいとする。
そのやり取りが実に面白く、眠気がいっぺんに吹き飛んでしまう。


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後半に行われる稲荷神楽は年配の方が踊られるのもあるが
実に厳粛な舞である。高齢の方は70歳近いという。最初は
静かでも後半はかなり激しい動きになり息が上がる様子が
それとなくわかるが4人の呼吸が合ってついつい見入ってしまう。
踊りは単調でもこれを1時間近く踊り続けるのである。
見る方もついつい時間の感覚を忘れてしまう。
我々観客は不思議な時間と空間を彷徨う旅人と化す。
ここは明らかに下界と異なる時間が流れている。


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最後の演目「おきえ」で小崎神楽は終了となった。
時間は朝の3時。お蕎麦が振舞われた。

夜道を谷山さんと二人して帰る。道は来るときは気づかなかったが
かなり登り勾配である。「きついな」「遠いですね」「車で来ればよかった」
お酒を飲んで7時間ぐらいが経っている。それも湯呑一杯。
二人してぼやきながら家路を急ぐ。

民宿上村に帰り、4時から10時まで寝た。一足先に起きた
谷山さんが朝食を準備し、五右衛門風呂を炊いてくれた。
朝ぶろに入り、朝食を食べる。外は晴天。いうことない。

続きはまた明日。




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小崎神楽 その1

.25 2019 祭り comment(0) trackback(0)
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2013年、椎葉を50年ぶりに訪れて、毎年渓流釣りに通いだした。
大学時代の同期の杉田君に声をかけ、毎年春と秋にヤマメ釣りを
楽しんだ。谷山さんが大阪から国富町の実家に居を移し、
最初に連絡を取り交わした時、私は椎葉でヤマメを釣っていて、
谷山さんは西米良でアユを釣っていた。それなら、一緒に
椎葉に来ませんかと椎葉に誘った。

私は意外に気軽に椎葉に誘うのだが、椎葉に手がかりを持たない
人にとってはこの椎葉は秘境で近寄りがたいところらしい。
この地に入ったとしても椎葉ダムのすぐ下に位置する上椎葉を
訪れて鶴富屋敷や郷土資料館を見学して引き返すのが関の山である。

椎葉が秘境と言われる所以は多くの集落が上椎葉以外に点在する
所にある。そして各集落にはお店はなく唯一の手がかりと言える
小学校も来年3月をもって上椎葉の小学校1校に統合されてしまう。
秋が深まり、紅葉が最盛期を迎えるこの時期、
山々の中に点在する各集落から太鼓や笛の音が聞こえてくる。
この地域の各集落が独自の神楽を持っていて、過疎化にあえぐ
状況にありながらも神楽を楽しんでいる生活を営んでいることは
ある意味、奇跡に近いのである。
平成3年椎葉村の神楽は国の重要無形文化財に指定された。
村内26の集落でそれらは受け継がれ、今年実施が予定されている
集落は17か所である。


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さて、私が通う小崎地区は椎葉ダムの左側を車で30分ほど行った場所に
点在する。どうしても小崎小学校を起点に考えてしまうのだが、
小学校より少し手前に赤い橋が架かっている。ダム湖の向こう側の山々に
家が点在するのが見える。この地区を日当、道路の背後を日添という。
日当集落に嶽の枝尾神社があり、ここで舞われるのが嶽の枝尾神楽で
ある。


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さらに進み、小崎小学校を過ぎると道路脇や渓流沿いに家が
点在する。一番奥にあるのが川の口集落である。川の口集落に入る手前の
右の脇道を上ったところに小崎神社があり、ここで舞われるのが今回の
小崎神楽である。全体を総称して小崎地区というが実際はここも多くの
点在する小集落の集合体で小崎小学校近辺を中心に一つの共同体を
なしていて、下の集落と上の集落それぞれが異なる神楽を有しているのである。

椎葉を訪れるようになって、最初に行ったのは嶽の枝尾の神楽だった。
この時は民家で行われた。もともとは各民家を持ち回りで毎年巡っていたのである。
だからどの家も大きく、上椎葉にある鶴富屋敷と似た形態をしている。
家自身が神楽を舞い、人々が集うことを前提に建てられているわけだ。
毎年通っている川の口の小崎神楽は不幸が続いたため中止が相次いだ。
昨年、久しぶりに再開したのだが、私の方の都合がつかず、昨年は
嶽の枝尾の神楽を見に行った。今年ようやく念願かなって小崎神楽を
見ることができた。

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なんだか前置きが長くなってしまった。
続きはまた明日。





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ねたろう祭り

.20 2019 祭り comment(0) trackback(0)
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地元の上町、屋治地区に「ねたろう祭り」と呼ばれる祭りがあると
いうので数年前から取材しようということになっていたのですが、
なかなか都合が合わず、今回は蘇鉄の会4名全員参加で取材
することができました。


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ところがよく聞いてみると「ねたろう祭り」の「ねたろう」は女性だ
というし、その「ねたろう」が寝ている神社が「女躰神社」といって
なかなか艶かしいのです。それに昔からこの祭りは2月20日と
決まっています。

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串間神社を訪ねると鳥居の横に大きく
「春の大祭 2月20日、秋の大祭 11月14日」とあるではないですか。
「ねたろう祭り」は串間神社の春の大祭のことだったんです。

この串間神社は「年に一度の逢瀬を果たす山幸彦と豊玉姫」
そして解説には
太古、この地は猪やキジなど狩猟には絶好の場所だったのでしょう。
祭神である山幸彦が、笠狭宮から狩りに通い、仮宮所である穂ぐしの宮
を置いたところと伝わります。春祭では特殊神事「ねたろう」が行われます。
山幸彦を乗せた神輿が屋治地区にある女躰神社に妻である豊玉姫を
迎えに行き、串間神社に戻って年に一度の逢瀬を果たします。

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最後に串間神社で行われる神事を見ますとこの地の住民が
春の農作業を始める合図としての神事であったのだろうと思われます。
眠った姫を起こすという神事は冬が終わり春が来て自然が目覚める。
さあ、畑や田を耕して種を蒔こうということのようです。

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串間神社の春の大祭なので昔は沿道に住民が集まり非常に賑わったと
聞きます。が今では日が20日と決められていて週末ではないため
ほとんど沿道に人はなく、ただ女躰神社、屋治公民館、上町公民館
のみがわずかに賑わうのみです。それに地元の消防団の若衆に
応援をもらってなんとか成り立っている状況でした。



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椎葉村嶽之枝尾夜神楽 その2

.03 2018 祭り comment(0) trackback(0)
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18.星指
  1人舞の実に格調高い美しい舞だ。
  風神払そして、太陽、星、月が唱行の中で東から出、
  西に沈むまで歌ってあり、星祭の舞である。

  前回見たとき、この舞手はうまいなと印象に残っている。
  ご高齢だし、今回踊られるのか気にしていたら、さすがに
  一番の見せ場に出てこられた。何が違うのか気にして
  見ていると足運びが実に優雅だ。足に体重がかかって
  いないような軽やかでしなやか、見ていていいなと
  見惚れてしまった。

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19.内鬼神
   二人舞いで、内神屋座だけで舞う鬼神。

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20.手力
   天照大神が天の岩戸にお隠れになったとき箱根山に
   駈け登り、榊を1本根こそぎにし岩戸の前に植え、
   曲玉や鏡を掛けた其の折の舞。
  
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22.芝引
   手力の舞と意味は同じで、榊の葉を引き合って舞う。

   周囲の客とのやり取りが楽しい。榊を客が掴む。
   鬼と引き合いをする。客も必死だ。その様子が
   楽しい。

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21.戸取
   美濃の国の住神戸隠の大明神は天の岩戸の前に参り
   百千八萬才の力を出し天の岩戸を引き破りし時の舞。

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23.御喜恵
   気節を歌った神楽おきえーの御天で餅を搗き神様に
   供えることを歌って舞う。

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25.伊勢神楽
   嶽之枝尾神楽で一番格式の高い神楽で神話と伝説の
   唱行と歌があり宮司の一人舞である。

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26.岩戸舞
   天の岩戸より手力男命が天照大神の御手を取り迎え
   られし神楽で世の中が明るくなった。

   神屋座の外で女性が面を被って相手役を勤める。子供神楽を
   除くと唯一女性が参加する舞だけれど、舞うわけではないが
   なんとも色っぽい。

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27.神粹
   抜き身の太刀を持ち、太刀揃え、乱れ舞い、めぐり舞、
   向かい舞等、悪病退散の舞。朝の目覚まし神楽という。

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28.綱入神楽
   神粹神楽のめぐり舞の時、若い祝子衆が雄綱(大蛇)を
   持って神屋座に乱入する。(芝入神楽と同じ)

   今回乱入するのは、ずっと裏方でお茶や朝食の準備、片付けを
   していた村の女性たちだ。仮装している人もいて、なかなか楽しい。
   「次はあん人をぐるぐる巻きにしよう」などと呟く声が聞こえる。
   最後に神屋座に大蛇を投げ込んだりかなり過激である。

   そう、もう夜が明けて外は少し明るくなっているんです。
   徹夜です。この歳になると少々きつい。

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29.綱問答
   神主と荒神の問答である。芝の問答と同じで仲裁役が
   入り御酒を出して収める。

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30.年の神
   猿田彦命が稗と栗の穂を両手に持ち、年の祝いと作祭りを
   滑稽に舞う神楽でトンカンコウ舞ともいう。

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31.火の神
   火の神神楽で二人で神屋座より台所を廻りながら舞う。

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32.入増
   四人で外神屋で舞う「一神楽」の上ん調の舞方とほぼ同じで、
   右手鈴、左手太刀鞘のままで抜くことはない。

   もうすっかり夜が明けたというか、朝そのものだ。
   12時間以上が経っている。

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カガソ引き(綱引き)
最後に縄を切ってもらい頂く。家に帰って神棚にお供えする。

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33.綱切
   外神屋の前で雄綱(大蛇)を宮司以下祝子が次々に太刀(本物)で
   切る。切った首を持ち上げて「誰それが大蛇の首をあげた」と声高らかに
   告げる。

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34.御笠舞
   4人舞で、他の祝子は全員拝殿の前に立ち注縄の細綱を引き
   「ヨイヤサッサ ヨイヤサッサ」と囃しながら注綱をゆする。

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もう朝の10時近くになっていた。
ここらで失礼する。

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そうそう、振る舞いを紹介しておこう。
こちらは夕食。日本酒が回ってくる。
お蕎麦が美味しい。食べきれないのでご飯類は
紙にくるんで深夜の夜食にした。

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こちらは朝食とその時間帯の様子。
客が少なくなっているのは深夜頃、帰っていった人たちがいるから。
毛布が足元に転がっていたり、なんとなく疲れた様子が
うかがえるし、村人にもようやく終わりが近づいた安堵感が
見て取れる。

あー、神楽を徹夜で見るのも疲れるが写真や資料を見ながら
ブログを書くのも疲れる。なんか宿題のレポートを完成させたような
気分である。あーやっと終わった。万歳




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椎葉村嶽之枝尾夜神楽 その1

.01 2018 祭り comment(0) trackback(0)
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私が小学校6年になった春に父が椎葉村の小崎小学校の
校長で赴任しました。当然のことながら家族も一緒です。
この地区には2つの神楽が現在も残っていて村人が大切に
しています。私が毎年、春、秋と渓流釣に通っている川の口
はこの地区の最上流部にあります。川の口神楽は今年久しぶりに
開催されたのですが、私の都合がつかず行けませんでした。
その1週間後、嶽之枝尾神社で神楽が開催されましたので
行ってきました。
こちらの集落は椎葉ダムのダム湖が終わるぐらいの位置に
谷を挟んでひあて、ひぞえという二つの集落が一緒になり
ひあてにある嶽之枝尾神社で神楽が毎年行なわれています。

数年前に一度、妹夫婦と一緒に見たときの様子をブログで
紹介しましたので覚えておられる方もあるかと思います。

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12月1日夕方5時に神楽は始まりました。
神社に用意したお祝いを納め、社殿にあがります。
舞が舞われる場所には綺麗な細工の切り紙の下げられ
神聖な結界が作られています。

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1.宮神楽
  神迎えの神楽で宮もと神楽ともいう。神社で奉納する1番目の神楽。

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2.大神神楽
  宮神楽ともいう。各神楽を代表する神楽である。新人はこの神楽から
  練習を始める。基本神楽。

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若手新人の舞を見守る先輩たちの目が厳しい。

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3.注縄立
  注縄のことを「しゅみ山」(須弥山)という。世界で一番高い山と
  いうことで偉大なるものを現している。
  花注縄立の神楽は他の地区には伝承されていない。

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4.注縄の唱行
  内神屋で祓い清め、外神屋に出て、注縄の唱行を唱える。
  剣の広めともいう。
  
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5.宿借
  旅人(山の神)が神楽宿の主人と問答の末、神楽宿を借受ける。
  悪神を払い、村に寿福を授ける神が出現したさまを現す。

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6.注縄誉
  注縄祝の神楽で、内神屋、外神屋で舞う。

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神楽で使用される面

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7.注縄引鬼神
  二人舞で、(荒神でもあり氏神でもある)内神屋で舞い、外神屋で
  注縄を引き、八百萬代の神達を引き集める。

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神楽の合間に
「親父さん今年亡くなられたんやね」
「うちも1月に母が亡くなってね」
とかつての同級生と近況を話す。

小学校6年の1年間だけの同級生が3人村人として参加していた。

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子供神楽(神粹)
 小崎小学校の学童が四名、踊ってくれました。
 実は最初の方の神楽に先生も出ています。
 子供たちの真剣な眼差しに見る方も力が入ります。
 そのうち、一人二人とおひねりが舞台に飛ぶと
 我も我もと子供たちの足元におひねりがたくさん
 飛んできました。
 見ていて、なんかいい風景だなと思います。
 緊張感の中に和やかな雰囲気が暖かく漂い
 とても癒されます。

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子供神楽
  実はこれも子供神楽でした。小学生たちが舞った後、中学生の男の子が
  一人で舞ったのを思い出しました。
  後で写真で見ると大人と見間違えますね。

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餅撒き
  写真そっちのけでいっぱい紅白の餅を拾いました。
  なんか楽しい。みなさんの顔に笑顔が戻ります。
  我が家の冷蔵庫の冷凍室にまだ入っています。
  お雑煮で食べようかな。

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10.一神楽
   神仏混合の時代の神楽といわれ、終わりに神屋座中央に
   太鼓を伏せ、新宮、頭取、舞子が取り囲み、ダラノ経、五方立
   唱え終わる。
   
   この舞、実は1時間ぐらい舞っているのです。途中舞手の顔から
   汗が噴き出し、足がもつれ、周りから励ましの激が飛びます。
   多分、相当な体力を要する舞です。また見ている方は退屈することもなく
   その様子を食い入るように見ているのです。ここでは時間の流れが
   違っているようです。

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12.平手式三番
   前段で平手の舞、後段で刀を抜き、式三番を舞いあげる。

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13.紋神楽
   狩猟と豊作を祝う神楽。矢の手弓の手がある。
   最後に盆の手、神米を撒き散らして終わり。

   お米が撒かれるとこれは餅と違って随分面倒くさい。
   自分の周辺のお米をかき集めるというか手で掃き集める
   のだが、なんだか散らかったお米を掃いて掃除している
気分である。

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14.稲荷神社
   舞初めに歌と唱行あり、農作物の植え付けから虫供養収穫まで
   豊作祝いに稲荷大明神に奉納する格式高い神楽である。

   実はこの舞、途中で若者の乱入を受ける。
   それでも舞続ける。

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15.芝入神楽
   稲荷神楽の後半に稲荷山の時、若い祝子が芝を持って
   神楽を舞う神屋座に乱入する。「ヘイトコ ヘイサ ヘイサッサ」と
   言いながら繰り返し乱入する。
   舞はその都度、途切れるが再び続きを舞う。
   最後は祝子は周囲に座り込んで酒盛りを始める。

   深夜の眠い頃なので、目が覚める。
   なかなか考えられている。
   格調高い舞と乱入者と取り合わせが面白い。

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16.芝問答
   神主と荒神の問答である。初め神主が荒神を罵るため
   荒神が荒れる。仲裁役がはいりお酒が出て終わる。

   神主の長セリフがなかなか大変そうである。
   この神主役も同級生だ。

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17.大神神楽

   神楽宿で舞う大神神楽で2の項目で述べたとおり
   基本神楽で代表的舞。

   時々、トイレにたつ。外からの眺めはこんな具合だ。
   外は開け放たれているので深夜になるとかなり冷え込んでくる。
   石油ストーブがあちこちにたかれている。
   持参した簡易毛布を膝にかけて寒さを凌ぐ。
   今年は暖かくて、それが救いだ。
   神楽はまだまだ続く・・・・・・・・・・




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