庭先にて

.08 2017 comment(0) trackback(0)
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ネタが切れてしまった。書く事がなくなったわけではない。
使える写真がなくなったのだ。
仕方ない。久しぶりに一眼レフカメラを取り出して庭へ降りる。

10日ほど前にちょっと刈り込んだ庭の山茶花にたくさんの
花芽がついていた。それが数日前から咲き始めた。
植え込みの中に入り、たまにはマニュアル操作で撮ってみるか。
何枚か設定を変えてシャッターを切る。1枚くらいマシな写真が
撮れていればいいのだが・・・・・

垣根も含めた庭には数種類の山茶花が植わっている。
でもこの山茶花が一番気に入っている。淡いピンクが
柔で優しい感じで折り重なる花弁の薄さや柔らかさが
風に儚げに揺れている。

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串間では野山のどこに行っても今このツワブキの花が
咲いている。同じように白い野菊も咲いているのだが
このツワブキの花が綺麗なのは葉からすっと伸びた
長い茎の上に毅然と咲いているからではないだろうか。
どこで見てもハットする美しさがある。ひまわりを小さくしたような
太陽と呼応した黄色に秘密があるのかもしれない。

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庭の木をちょっとずつではあるが剪定している。
前日桜の木の下の柘植(ツゲ)、月桂樹、柘榴(ザクロ)
を剪定した。月桂樹の落とした枝を束ねて干した。
剪定するそばでいい匂いがした。捨てるのは
もったいない。乾燥させてローリエにし、料理に使う。
店で買うように綺麗にはならないが、問題ない。

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クロガネモチに赤い実がついた。きれいだが
伸びた枝を近いうちに剪定しようと思っている。
私の部屋の前にも切り株から出た蘖(ヒコバエ)
が成長したのが数本立っている。今パソコンを
操作している目の前1mの位置である。
窓から眺めるたびにあの枝先切ったほうがいいな
とか上の方もそろそろ切らねばとかそんなことを
思っているのである。

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この草?なんて言うんだろう。庭のあちこちに生えている。
でも葉がとても綺麗なんです。昨日の雨が葉に残っていて
アップで見るとそれがキラキラしてきれい。

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庭のあちこちにセンリョウの赤い実がついて
今がとてもきれいなんですが、正月前には
ほとんどが小鳥に食べられてしまいます。
陽の光を浴びると赤い珊瑚のアクセサリーのように
輝いていてきれいです。
正月飾りにしようと思えば、網でもかけて
保護しなければなりませんがそれもまた
無粋というものです。




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柿ちぎり

.08 2017 comment(2) trackback(0)
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クモの巣から始まるのには訳がある。
庭が荒れ果てていると言いたいのだ。
庭に入る必要があり、数日前からあちらこちらと
つる草や落ち葉を取り除き、少しは入り込みやすくしたいのだ。
11月に入り、庭の柿に群がるヒヨドリの鳴き声が
そろそろ渋柿をちぎらねばと催促するようである。

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ある日、意を決して庭の奥の柿の木の周辺に
入った。小屋に異変。長く行かなかったので
鴨居が下がったかガラス戸が開かなくなっていた。
しかも床下の開口がぽっかり空いて、明らかに
なにか動物が巣食っている。
庭に転がっていたブロックをその開口に
詰めておいたら、翌日なんとそのブロックが
押しのけられていた。
うーん・・・・・
何がいるんだろう。

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脚立を持って来て低い位置からちぎり始めた。
脚立を登っては数個剪定鋏で小枝を切る。
その繰り返し、数度目に脚立を降りるとき
椿の枝の間からなにかボール状のものが
2m位先にぶら下がっている。

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ひぇー・・・・
スズメバチの巣である。数匹周辺にいるのがわかる。
脚立を飛び降り、現場を離れる。

数年前にも同じようなスズメバチの巣が見つかり
駆除してもらったことがある。
近所のそのお宅を訪ね、駆除をお願いすると
快く引き受けてくれた。

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待っている間、手持ち無沙汰で垣根の蔓草をとったり
していると、手にフマキラーと頭にかぶるネットを携えて
やってくると周囲にフマキラーを撒いて周囲に居るスズメバチを
弱らせる。しばらくして枝を切り巣を落とす。

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スズメバチの巣は今もベランダに置いてある。

その日、夕方になってから渋柿ちぎりを再開した。
コンテナーに二つ。さあ、これの皮むきをせねばならぬ。

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垣根の山茶花が咲き始めた。
よく見ると花についているのはどうもスズメバチである。
先日、ベランダで首筋に何かが落ちてきた。
手で払ったらスズメバチだった。慌てて近くにあったタオルで
たたきつぶした。紺のカーディガンを着ていたから
攻撃されたのかもしれない。
庭に入るとき黒い服は危険である。

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いつのまにか金柑が実をつけている。

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よく見れば季節に応じて花や実がなっている。
身近なものに目をやらねば大切なことが抜け落ちていく。
庭の花はそう言っているようだ。





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.04 2017 comment(2) trackback(0)
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晴天続きで、雨が降らない中、この時期、地味だけれど
様々なものが実ります。
これはビワとジュンベリー。どちらも頂き物です。
ビワは車で通過中、いろんなところで黄色く熟れた
枇杷の木を見かけます。昔はどの家にもあって、
よく食べていましたが、今では食べる機会が減りました。
庭のジュンベリーが今年は珍しく実をつけました。
昨年9月の台風の影響ではないかと思います。
台風で激しく揺さぶられ、生命の危機を感じた木々が
子孫を残そうと実をつけたのではと私は推察するのですが
どうでしょう。

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この時期、やはり気になるのが梅です。
酔龍亭のすぐ東側に昔から存在する梅の木が
あります。この時期になると夜中、ポト、コロコロコロ
・・・・・・ストンという音が頻繁にするようになります。
梅の実が落下して金属屋根に落ち、転がって
地面に落ちる音です。風情があるといえば確かに、
ですが、この音を聞くと「そろそろ、収穫してくれないか」
と急かされている気分になるのです。

そこで意を決して、ある日の午後、我が家で一番の
収穫量を誇る、敷地東端の梅の木に折った脚立を
最長に伸ばして、4,5m上の梅の木によじ登り
手に持った布袋に摘んでいっぱいになるたびに
下に降りて、このコンテナに開けてを繰り返しを続け、
夕方にはこのとおり、10kg以上の梅が収穫できました。

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さて、早速これを洗い、こんなふうに水に一晩浸けて
アクを抜きます。梅のいい香りがします。

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ひと晩過ぎたら、材料を取り揃えて作業開始。
今年は知り合いに手伝ってもらいました。
梅の秤に乗せ、1Kg、2Kgの単位にしておきます。

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まず作ったのは、梅干し用に4リットル瓶2本、
これはしばらく置いて梅酢が上がってきたら
紫蘇をいれます。梅雨明け頃に天日干しします。

次は梅シロップ。昨年の梅酒がたくさん残っているので
今年は梅酒は止めることにし、その代わりに
ジュースがわりに飲める梅シロップを作ることにしました。
これには氷砂糖とりんご酢を使いました。
これは初の試みです。

そしてもう1本がカリカリ漬けです。これは早い話
梅の漬物ですね。2,3週間すると食べれるように
なると思います。

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これは昨年漬けた梅、これ以外にも小さな瓶に数本。
とりあえず、梅酒は空いた酒瓶に入れて、手に取って
飲みやすい状況にしました。
とにかく、減らさないと。せっかく作ったんだし。

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本来はここで終わりのはずでしたが、
気になる酔龍亭の裏の梅の木を見に行くと
足元に熟れた梅がたくさん落ちています。
私には「落ちている梅」を見て、知り合いが
これが旨いのだという。

早速、容器を持ってきて、落ちてまともな
熟れた梅を拾いました。

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2Kgを梅干し用に漬け、1.5Kgを使って梅ジャムを
作ることにしました。

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梅ジャムはとても手間がかかります。
昨年作って娘(妹)に送ったら好評で今年も作ってくれと
言ってきました。手間だが仕方ない作るか。

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少し煮込んで柔らかくなったら
実と種を選り分けます。
種の方には水を足して煮立て梅エキスを
作ります。

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実の方は煮て砂糖をいれます。
ひと晩、冷蔵庫で冷やします。

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翌日、梅エキスを加えて少し水っぽくして
実の方を煮込みながら、さらに砂糖を加え続けます。

出来上がった熱い状態の梅ジャムを熱湯消毒した
瓶に詰めます。本当はこれをひっくり返して真空状態に
するのですが、昨年これをやったら蓋が熱で緩み
外れて悲惨なことになりました。
今年は怖くてやれません。まあ、いいか。

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完成です。大きい瓶を早速娘に送ってやりました。

実は数日後、雨が降りました。直後、裏庭に行って
落ちた熟した梅を拾ってきてこの面倒くさい工程を
再び行いました。ということでもうワンセット梅ジャムが
できました。



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垣根の剪定

.10 2017 comment(0) trackback(0)
さて垣根の剪定ですが、雨が止んで晴天が続いた日を
狙ってさあ、でもちょっと気が重い。大変な量です。
下記の写真が剪定前の垣根です。

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玄関前は薄暗い藪に入っていくようで
玄関なのに、入りたくないなという気を起こさせますね。

さあ、頑張って刈るぞ。

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ところが玄関前の馬酔木、柘植、シャリンバイ、茂りすぎた
山茶花などを剪定しているうちに一日が過ぎてしまいました。
それに玄関前のソテツの葉を切り落としたら、玄関前がソテツの葉で
埋まり片付けの方に手間取ってしまいました。

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間に雨の日を挟み、刈った木々の枝やソテツの葉を片付け
表の垣根を摘んでようやく2日目

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残り一日で西面を剪定します。
隣のカンタ君(保育所)が箒とチリトリを持って
落ち葉の片付けを手伝ってくれました。
その内カンタ君のママも出てきて手伝ってくれました。
とてもありがたい近隣さんです。

なぜ、急いでいるかというと12日に娘が孫を連れて
里帰り?するのです。
なんとか間に合いました。体の節々が傷んで
ヘトヘトです。

もっと早くやったらとかもっとゆっくりやったらとか
思われるかもしれませんが、
若葉が出てきたこの頃が一番適しているように思われます。
もう少し遅いと虫が大量発生するのです。
こちらに越してきた最初の年はもう大変でした。
が5月初めに剪定するようにしてから虫の発生は
なくなりました。

それでもきれいになった垣根を見ていると
気持ちがいいですね。




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雑木の庭-月陽亭

.26 2017 comment(0) trackback(0)
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春になると気になる庭が日南にあります。
知り合いに毎年オープンガーデンやってるから
その時一緒に行こうと話をしていたのですが、
知り合いが留守の時に新聞にオープンガーデンの
通知が新聞に載りました。
今日は行けなかった知人を案内するように書いてみたいと思います。

場所は日南市戸高2丁目、えんぴつ公園の横です。
近くで「きよひで内科クリニック」を開設されておられる
河野清秀さん宅なのですが「月陽亭」と呼ばれています。

この写真の水田の向こうに見える平屋建ての建物と緑が
今回訪ねた「月陽亭と雑木の庭」なのです。
クリニックの駐車場に車を停め、住宅街の中を歩いて
現地に向かいます。


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前面道路と庭の境はこんなふうに自然な感じに
作られています。道路側に咲くシラン(白、紫)や
ツツジがほどよく咲いていて新緑を背景に
実に優しい感じで出迎えてくれます。


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その続きで森の中へ誘うようにぽっかり口を
開けているのが玄関です。
左側の空き地が駐車場。


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さあ、それでは入ってみましょう。
表札もおしゃれですね。
少し段を登りながら入っていくと緑に包まれると
いった感じで雑木林に入り込んだ感覚です。
ですが自然に見えるように庭を造るというのは
実は大変にむつかしいことなのです。


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玄関口を振り返るとこんな感じで前の道路の向こうに広がる
水田と遠くの住宅が見えますがすぐ前に家がないのも
いいですね。
舗石の左右の下草に見えるのは実はリュウノヒゲです。
落葉雑木はコナラ、アカシデ、イヌシデ、ヒメシャラ、ヤマコウバシ、
シラキ、エゴノキ、ヤマモミジ、カマツカ、ハナミズキ、ナツツバキ、
アオハダ。常緑の雑木はモチノキ、ヤブツバキ、アラカシ、シラカシ、
モッコクと実に多彩です。


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玄関も実にシンプルで落ち着いています。
森の中の家を訪ねるといった感覚ですね。


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玄関の左側はこんな感じで行き止まり、
多分ここには和室があり、お茶が立てられるように
設えられているのではないかと思います。


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庭先につくばいが設えられています。

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玄関右側の小道を進むと庭の中心部に入ります。

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4月の太陽が、新緑の間から木漏れ日になって
降り注ぎます。


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居間の前に設えられた小さなテラス。
なんとも心地よい空間です。

ここに座って庭を眺めていると中から
奥さんとお手伝いの方がコーヒーとお菓子をだして
振舞っていただきました。

私はふと2週間ほど前の私の家の桜のことを思い出し、
奥さんに「これらの木々は2週間前までは葉がまだ
出てなかったんでしょう。」と尋ねると「そうなんですよ、
実はね、主人と学会に出かけて帰ってみると
庭が見違えるように新緑でいっぱいになっているんですよ。」
毎年のことだけれど驚かされるのだそうだ。
私は、空を見上げ葉が全て落ちた冬の風景を
思い浮かべた。冬の日差しが葉を落とした木々の足元に
降り注ぎ、今とはまるで異なる燦々と日の落ちる庭が
ちらりと頭をかすめた。


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さらに小道を進むと最奥部に至るのだが、右側は
道路との境界であるが、そこにはカシの木などの
常緑樹が視界を遮っていた。
庭の中心部には誠に小さな川が流れていて
それもまた心地よく、流れの岸辺で黄色い山吹が
花を咲かせていて如何にも自然な趣なのである。


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小道を振り返ってみる。玄関口から入ったところに
赤い花が見える。ミツバツツジ?ヤマツツジ?
花は鈴なりではなく、枝を上まで伸ばした先に
少しだけ花をつけているのだがそれもまた
風情がある。

不思議だと思いませんか?
庭=花のイメージでいると全く期待を裏切られます。
ここには、花が少ないのです。でもポイントポイントには
必ず花がちょっとだけ咲いています。
森の中の静寂といいますか、見に感じるのは
ひたすらに新緑の癒しなのだと思いました。


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庭の最奥部にはお客さんを出迎える席が設けてあります。
これもおしゃれですね。


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庭の木々の特徴は下枝を極力払って枝を上へ上へと
広げること。前回来たとき、ここを設計された
久富作庭事務所の方からいろいろ聞きました。
剪定する枝は根元からきっちり切るとそこに枝があったように
見えないのだそうだ。とにかく足元を涼やかに
設えること枝は上で広げること。つまりすべての木々が
ここではパラソル状に設えられているのです。
剪定の造園業者さんはと聞くと、普通の方に任せると
コテコテの樹形にされるので、うるさく指導されるのだそうです。


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なんで床面がこんなに爽やかかというと全てこれらは
リュウノヒゲで覆われているからです。
帰り際に玄関にいらっしゃった河野先生にリュウノヒゲの
ことを聞いたら、「夏場が大変です。枯れないように
水やりをしたり、秋には落ち葉を取り除いたり、とにかく
始終気を使います。」とのことでした。

これは考えただけでも大変な庭なんです。
でもよく維持していらっしゃる。
雑木の庭を自然に保つためには不自然なことを
裏でたくさんやらなければならないということです。
なかなか考えさせられますね。


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空を見上げてみた。新緑の葉が上空を覆って
この間越しに柔らかな春の日差しが庭に差し込む。
多分、1年中でこの時期が一番美しいのだろう。
河野さん御夫妻は自分たちが毎年感じている感動を
いろんな人たちにも見てもらって感じて欲しいと
思ってオープンガーデンを毎春実施されておられるのだろう。

前回、ここを訪れて庭の概念が大きく変わった。
自分の家の庭を眺めて、大きすぎる桜の木を
恨めしげに眺めながら、でもこの桜の木ありきで
雑木の庭のイメージで自然な感じの庭にできないかと
いろいろ工夫してみた。木々の剪定は足元の枝を払って
上に伸ばすこと、一定の範囲の中で自然のままにしておくこと
などなど。だけど未だ道遠しであるが、日々庭と顔を突き合わせて
生活しているということは結構手間暇かかるけれど
幸せなことかもしれないと思うようになった。


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毎回、この庭は多くのことを教えてくれる。
家と庭が一体になって、日常の生活環境を支えてくれる。
そうした中に自分がいて、屋内では文学や音楽、
写真や料理。そんな日常の一つ一つが私を支えてくれる。
なかなかいい人生ではないか。(昨日は、朝から雨で
インターネットに接続できず、イライラしていた。
今日は晴れて、インターネット接続が叶い、気分が良い。)




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