巡礼の年

.18 2017 音楽 comment(0) trackback(0)
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ブログを書く話題はいろいろあるのだが、まずは写真を
撮って、その写真をきっかけに書き始めるのが常であるが、
それ以外にも書きたい話題はいろいろある。だがそれらは部屋に
じっとして読書や音楽に浸っていないと考えが熟成してこない。

たまには写真1枚だけでブログを書くなどというパターンも
悪くないと思っている。だが小難しいことを書き連ねると
すぐに電話で「おまえ、小難しいことを書くな。さっぱり
分からん。」などと外野からやじも飛んでくる。
まあ、そういうのは適当に無視して・・・・・・

数年前、久しぶりに村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、
彼の巡礼の年」を読んだ。意外にも読みやすかった。
今日はその小説の話ではなく、小説中で取り上げられる
音楽について語ってみよう。

音楽はフランツ・リストの「巡礼の年」
読後すぐに大阪に行った時に、中古のCD・レコード店で
写真左のCDを購入した。

ピアニストはアルフレッド・ブレンデル
曲は巡礼の年:第1年「スイス」のみ

串間に帰って、すぐに聴きだした。数回聴くうちに
いい曲だなと思うに至った。普通のピアノ曲と
異なり、ひとつの物語を聴くように様々な要素が
散りばめられていて、知的好奇心を刺激するのだと思う。
つまり、この小説はこの曲を聴いていくうちに着想された
のではと思えてくる。

主人公が青春時代にほのかに憧れた美しい女性が
よく弾いていた曲がこのリストの巡礼の年である。
この女性の死がこの小説の骨格を作り、物語は
展開する。このブレンデルの曲がCDから流れる場面は
後半の山場に現れる。

ところがこの小説の中で実はもうひとりのピアニストの
レコードを聴く場面がある。主人公はそこで友人に
それが何の曲であるかを問う。かの美しい女性が
よく奏でていた曲の作者と題名を知る場面である。
小説ではこの箇所に明らかにそちらのピアニストのほうが
上であるように書かれている。

そのピアニストはラザール・ベルマン。
小説を読みながら私はハットし、にやりとする。
だろうなと思う。私もラザール・ベルマンのレコードは
数枚持っていてよく聴く。
だがそもそもリストの巡礼の年そのもののCDがあまり
市中にないのである。
アマゾンで探したら出てきたので買おうかなと思っていたら
先日、宮崎の音楽CD店でラザール・ベルマンの
リスト「巡礼の年 全曲」(CD3枚組)を見つけた。

3000円とあったがすぐに買ってしまった。
家に帰ってすぐに聴いた。実はブレンデルのピアノに慣れては
いたのだが、1箇所どうにも納得できない演奏の部分があり、
ベルマンならどう弾くのか、気がかりなところがあったのだ。
だが最初から、「えっ、同じ曲?」と思える程に感じが違う。
ゆったりとして強弱の差が大きく、硬い部分を解きほぐして
くれるような曲想が、案外リスト本人に近いのではないかと
思えるほどしっくりとくる。疑問に思っていた箇所は案の定、
異なる弾き方ですんなり耳を通っていった。

この小説にはこの曲についての能書きがたくさん書かれています。
小説のあらすじにはほとんど触れないので、
ここにその一部をご紹介しましょう。

「技巧的にはシンプルに見えるけど、なかなか表現のむずかしい曲です。
楽譜通りにあっさり弾いてしまうと、面白くも何ともない音楽になります。
逆に思い入れが過ぎると安っぽくなります。ペダルの使い方ひとつで、
音楽の性格ががらりと変わってしまいます。」
「これはなんていうピアニスト?」
「ラザール・ベルマン。ロシアのピアニストで、繊細な心象風景を描く
みたいにリストを弾きます。リストのピアノ曲は一般的に技巧的な、
表層的なものだと考えられています。もちろん中にはそういう
トリッキーな作品もあるけど、全体を注意深く聴けば、その内側には
独特の深みがこめられていることがわかります。しかしそれらは
多くの場合、装飾の奥に巧妙に隠されている。とくにこの「巡礼の年」
という曲集はそうです。現存のピアニストでリストを正しく美しく
弾ける人はそれほど多くいません。僕の個人的な意見では、
比較的新しいところではこのベルマン、古いところでは
クラウディオ・アラウくらいかな。」

どうです。この能書き。これは多分音楽好きの村上春樹自身が
小説中の友人に扮して語っているのです。

では最後の場面

「僕がいつもうちで聴いている演奏とは、印象が少し違う。」
とつくるは言った。
「誰の演奏で聴いているの?」
「ラザール・ベルマン」
エリは首を振った。「その人の演奏はまだ聴いたことがない」
「彼の演奏の方がもう少し耽美的かもしれない。この演奏は
とても見事だけど、リストの音楽というよりはどことなく、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタみたいな格調があるな」
エリは微笑んだ。「アルフレート・ブレンデルだからね、
あまり耽美的とは言えないかもしれない。でも私は気に入っている。
昔からずっとこの演奏を聴いているから、耳が慣れてしまったの
かもしれないけど」

とまあ、こんな具合である。クラシック音楽に興味のない方は
なんじゃこりゃ?としか思えない箇所である。

最期にこの小説の主題と思える箇所が突然出てくる。
なかなかいい言葉なので紹介しておこう。

人の心と人の心は調和だけで結びついているのではない。
それはむしろ傷と傷によって深く結びついているのだ。
痛みと痛みによって、脆さと脆さによって繋がっているのだ。
悲痛な叫びを含まない静けさはなく、血を地面に流さない
赦しはなく、痛切な喪失を通り抜けない受容はない。
それが真の調和の根底にあるものなのだ。

もう随分書いてしまいました。今日はこのくらいで
筆をおくことにします。




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茶音の蔵 コンサート

.12 2017 音楽 comment(0) trackback(0)
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久留米市美術館を出て車に戻るとメールが入ってました。
12日にミニコンサートがあるから聴きに来ないかとのお誘いでした。
串間に帰って、会場の「茶音の蔵」を検索するとなかなか
魅力的な建物です。ただ場所が大隅の方だというのは
分かったのですが場所が分かりにくい。
調べていくと曽於広域農道沿いにあることが
分かりました。この道路は免許取り立ての頃よく走ったことがあります。
一直線の農道の遥か向こうに高千穂峰が見えていたのを
思い出しました。

広大な畑が広がる中にぽつんと立つ蔵、そこで開かれる
ミニコンサート。なんだかワクワクしませんか。

私は独り合点して、行ってみることにしました。

国道220号線を串間から志布志を通り鹿屋方面に向かいます。
道の駅あすぱる大崎を過ぎた交差点を右折すると
曽於広域農道がまっすぐ北上、末吉まで続いています。
茶畑が広がる風景、この辺りかなとスピードを緩めます。


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左側に蔵らしき建物が見えてきました。
この施設は鹿児島の堀口製茶がお茶を広く知ってもらうために
開いた和香園の中にあります。お茶を使った創作料理を
予約制でこの茶音の蔵で供しています。


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近づくと結構大きな建物でした。
玄関の両扉を開くと


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正面の奥が2層吹き抜けになっています。

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2階席から見下ろしたところです。

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吹き抜け側から2階席を見上げたところです。

さてさて、会場の説明はこれくらいにして
日曜日の午前11時、それではコンサートを始めます。


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今回のコンサートは大束でピアノを子供たちに教えておられる
Nさんが高校生たちの発表会として企画されたものです。

そのNさんから挨拶があり、まずは自らの演奏です。
曲目はサティのグノシェンヌ5番。
小柄な体から想像もしない大きな音が出て驚きました。
サティはジムノペディ1番くらいしか知りませんがなかなか
いいですね。


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続いて高校生のYさん。
曲目はショパンのワルツ作品69の1


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次はえっと驚き、N先生の独唱です。
曲目はモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス
もともとN先生は声楽が専門。へーと口をぽかんと開けて
聴き入ってしまいました。


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次の曲目はビゼー作曲のアルルの女よりメヌエット
これは有名な曲ですので、耳の方が覚えていますね。
演奏は高校生のYさんがフルート、Tさんがピアノです。
フルートって音が透りますね。


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次の曲目はピアソラのリベルタンゴ
演奏は低音の方を高校生のNさん、高音の方をN先生
これって連弾というんでしたっけ。


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次はなんとトランペットです。演奏したTさんは福岡の
音楽学校をこのトランペットで受験したのだそうです。
さて曲目はアーバンのビューティフル・スノーより
テーマ&バリエーション1,2


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そして最後に、前日が3.11ということもあって
花は咲くの演奏にお客さんも入って一緒に歌いました。

とてもいいコンサートでした。

N先生は小さい子供たちも教えていて、多分この高校生たちも
小学校の低学年の時からずっとこうして音楽と触れ合ってきたのです。
そうして、今回この春卒業する3年生たちも
駆けつけてくれました。

さあ、これからだ。音楽とどれだけ長く付き合えるかは
音楽と無関係の職業を選ぶ者にも、音楽の専門教育を続ける者にも
故郷を離れ、今度は一人で闘っていかなければならない。

先生の願いは一つ
「いつまでも音楽と関わっていて欲しい。」


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さて、コンサートが終わり、半数が帰られ、半数はここで
食事をいただくことになりました。
膳はお茶を使った創作料理でした。
普段はジャズの曲を流しているという。
正面舞台脇には立派なオーディオセットが
食事時に流れたのはMoanin`
BSの「美の壺」のテーマ曲でした。


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こんな感じの料理です。味は薄味でお茶の香りがして
なかなか美味しかったです。


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食事のあと、おしゃべりをしばらくしてお開きとなりました。

終わって外に出ると大隅の青い空から早春の暖かな日差しが
周囲の茶畑に降り注いでいました。
吹き渡る爽やかな風に春の香りを感じながら会場を後にしました。

コンサートは想像以上でした。
いい一日になりました。





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たまには音楽を

.14 2016 音楽 comment(0) trackback(0)
たまには音楽の話をしましょうか。
自分の部屋(酔龍亭)にいるときには私はたいてい
音楽をかけています。午前中ならクラシック、午後は
ロックやポップス、夜はジャズが普通です。CDの時もあれば
レコードを聴くこともあります。

串間には残念ながら本屋がなくなった時に一緒に
レンタルCDやレンタルDVDもなくなりました。
だから時々、日南や志布志に行った時に
本屋に寄ったついでにレンタルCDやレンタルDVDを
利用するくらいです。実際とても不自由なのですが
その分、身の回りには大量の本もあるし、畑もあるし
庭もあるし、ブログもあるしでまあそれはそれで
そんなものかと思えば、たまに志布志や日南に行った時が
楽しみでもあるわけです。

こんなふうに私の日常は普通に考えると退屈に堕するのですが
とてもとても退屈暇もなく忙しい毎日を送っています。

最近、日南で2回ほどレンタルのCDを借りました。

10月のひこばえに行った時にレンタル屋さんに寄って
3枚ほど借りたいとカウンターに持っていくと
「お客さん、5枚で1000円ですからあと2枚借りたほうが
お得ですよ」「はいはい」
ということで借りたのは

1.Just LOVE 西野カナ
2.あの日あの時 小田和正
3.MADE IN THE A.M DELUXE EDITION ワン・ダイレクション
4.Complete Best Intermezzo 諏訪内晶子
5.セレナード、ディベルティメント カラヤン・ベルリン・フィルハーモニー

11月のひこばえに行った時に借りたのは

1.アデル25
2.ヴォイス 上原ひとみ
3.サム・カインド・オブ・トラブル
4.Evergreen 秦 基博
5.TIMERESS WORLD コブクロ

といったところです。


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先日、夜中に居床寝していて、はっと気付いたら
テレビでアデルのニューヨーク公演の様子が放映されていました。
最近、第1線から退いた感のあるアデルがアメリカで如何に
人気があるか、だって観客がヒット曲を一緒に歌っているんですよ。
なんか、まだ若いのに凄い貫禄がついて、きっとこの歌唱力なら
ヒット曲がなくても公演だけで客がつきそうな気がします。
アデルという歌手は実に不思議な歌手で失恋をすると
それを題材にヒット曲を出すのです。最初に出した
アルバムが「アデル19」。
 これで一躍世界のトップに躍り出るのです。2009年の
第51回グラミー賞でいきなり最優秀新人賞、最優秀ポップ女性歌手に
選ばれます。
その後、恋人ができて幸せが続くのですが再び破局が訪れ
再び彼女は失恋の曲を作り,アルバム「アデル21」を出します。
これが前回以上の大ヒット。
2012年 第54回グラミー賞で、最優秀アルバム賞
最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム、最優秀レコード賞、
最優秀楽曲賞、最優秀短編音楽ビデオとなんと6部門を
受賞するんです。
ところが、その後良い伴侶に恵まれて、子供も生まれたと
言います。みんな残念がっています。

ところがそのアデルが幸せな生活の中でなんと
アルバム「アデル25」を出したんですね。
いやー、これは借りて聞かない手はないとレンタルしました。

西野カナ?????
えっ!こんなの聴くのなんて言わないでくださいね。
これ4枚目なんですよ。はははは・・・・
今回のは前から気になっていた曲
そう 「トリセツ」です。

小田和正は前から大好きでこの「あの日あの時」は
これまでの集大成のようなアルバムで3枚組です。
好きな曲が結構たくさんあります。私より少し年上
東北大の建築科時代に初期のオフコースのメンバーだった人が
同じ会社にいて、昔から親近感があるんです。
でもなんであんな高い声が今でも出るんでしょうね。

上原ひとみはジャズピアノ。いいですね新鮮で小気味いい。
また別のを探して借りようと思います。


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秦基博は前から気になっていたんですが
アコースティックギターで歌う感覚がとても良くて
いい曲が数曲あって、また借りてみようかなって
思います。このアルバムは2枚組です。
結構いいですよ。特に2枚目がお気に入りです。

ジェイムス・ブラントはユア・ビューティフルで大ヒットを
とばした人です。

実はこの人もよく知らなかったのですが、
ある日、中古のCDの「Beautyful Songs」というのを
買ったんですが、これが大当たり、数年前の
とてもいい曲を21曲入れてあるんですが
とてもいいアルバムで最近、ロングドライブの必需品です。
ジェイムス・ブラントのユア・ビューティフルもこの中の
1曲です。

せっかくですから数曲ご紹介しましょう。

Damien Rice
https://www.youtube.com/watch?v=5YXVMCHG-Nk

Katie Melua
https://www.youtube.com/watch?v=C-BnRZ52jHs

Elin Ruth
https://www.youtube.com/watch?v=rDv-tj5PFUc&list=RDrDv-tj5PFUc#t=39

Kathryn Williams
https://www.youtube.com/watch?v=OhjF9_Nj9PM

Gavin degraw
https://www.youtube.com/watch?v=ftTfViVNwiM

James Blunt
https://www.youtube.com/watch?v=oofSnsGkops

以上ユーチューブで聴いてみてください。





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レコード

.14 2016 音楽 comment(0) trackback(0)
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先日、法事で帰省したMie(長女)がクラシックの
レコードを2枚持ってきてくれた。中古のレコード店
で探したらしい。
前回来たときクラシックやジャズのレコードを聴かせたら、
音の良さに驚いて興味を持ちまた聴きたいと
思ったようだ。

1枚目はドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調 新世界より
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮はカラヤン
2枚目はヴェートーヴェンのソナタ集

娘たちの世代はMD,CDの世代
勿論、娘達が小さい頃、そばで私はLPレコードも聴いていた。
聴かせると今でも少しは記憶の片隅に残っているらしい。
この年になって再びレコードが増えるとは思わなかった。

今でも時々プレーヤーにレコードをかけて聴いてみる。
窓を開けて大音量で聴いていると不思議と近くで
小鳥が盛んにさえずる。


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ビートルズ

テレビを見ていると盛んに「・・・・50年」というのを
特集している。
一つは「ウルトラマン」
そしてもう一つが「ビートルズ」である。
何が50年かというとビートルズの初来日から50年
経ったというので盛んに特集が組まれたのを
いくつか興味深く見た。

はて?私はビートルズのレコードやCDをどれくらい持っているのかと
棚卸ししてみた。

LPレコード2枚、CD 6枚と
あまり大したことはない。
以前、村上春樹が「ビートルズは同時代的で
改めてレコードやCD類を収集してこなかった。が
今、改めて聴いてみるとやはりいいね!」
といったようなことを文章で表していた。
そういえば、中学時代に初めてその存在を知り、
高校時代は海外曲のヒット曲の上位に必ず
ビートルズの曲があった。まことに同時代的と言うしかない。
同級生でLP版を全て収集している友人がいた。
新しいLP版が発売されるたびに購入する。
それは本当にまぶしいくらいに羨ましかった。

就職してステレオを購入したとき
最初に買ったレコードのうち1枚は
ビートルズの「アビイ・ロード」である。
SIDE2の最初の曲「ヒア・カムス・ザ・サン」の
アコースティックなギターの音色に
始まったばかりの都会生活の先に
根拠のないまばゆい光のような未来を
感じていたように思う。

再び、持っている曲を全部聴いてみた。
今までそんなに気にならなかったのに
いいなあと思う曲が数曲あった。

・Here,there and everywhere (REVOLVER)
・She`s leaving home (SGT PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND)

歳を重ねると好みも変わるらしい。





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Cafe TETE LIVE JAZZ&BOSSA

.29 2016 音楽 comment(0) trackback(0)
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一年前、愛宕祭りの夜店でたまたま隣り合わせになり、
その後、何度か我が家に訪ねてきてすっかり呑み友達
になってしまった徳重さんから、家でジャズコンサートを
やるからと誘われた。実は、彼の家は串間から日南に向かう
国道220号線が串間から榎原に抜ける山中に有り、
喫茶店「TETE」を営んでおられ、喫茶店は主に奥さんが
やっておられる。徳重さんの本業はアニメ作家で
テレビで放映されるアニメの背景画を描いておられる。
(現在、JR串間駅前の電車の中でアニメ展が開催中)

私もたまに立ち寄り、ランチを食べたり、珈琲を飲んだりするとき
ここでご主人の徳重さんと小説や音楽の話とついつい話し込んでしまう。
奥さんも大の本好きで、奥から東京の友達が送ってくれた大量の本を
出してこられよかったら持って行ってと言われる。


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コンサートが開かれたのは4月28日の夕方7時から10時頃まで
その日は少し早めに出て、6時前に到着。

お店に入ると3人がリハーサル中。
当日は20人くらいの客であるとか。
会費はワンドリンク付きで3000円。


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3人のメンバー構成で
vocal,piano: 宅”シューミー”朱美
contrabass: 瀬尾高志
tenor,soprano sax: かみむら泰一
シューミーさんのボーカルはなかなかカリスマ性が有り
独特である。日本語の歌詞でうたったものはなかなか
よかった。突然空気が変わり他の二人の演奏者もノって
演奏していたから不思議な感じである。

ユーチューブで検索してみると10くらい掲載されている。
興味のある方は聴かれると良い。

串間にいるとなかなかこういう機会に巡り会えない。が
不思議と今年はジャズコンサートを2回も聴いた。
案外、いつでも聴ける都会にいるほうが聴かないのかもしれない。
情報が少なすぎるというのもそれはそれでいいのかもしれない。





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