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久住登山

.05 2018 山歩き comment(0) trackback(0)
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牧の戸峠の駐車場は心配したとおり既に満杯だった。
道脇の空きスペースを見つけなければと道を下り始めた
すぐの場所に空きスペースがあり数台が停まっている。
まだ数台は停まれそう。私がバックで車を停め終わらないうちに
次の車がやってきた。
支度をして歩いてすぐの登山口に向かう。

登り始めると最初の展望所まで直登しているので
かなりきつい。道は舗装されているのだが、なにせ
普段の不摂生、運動不足がたたって、ゼーゼー
言っている。しかしまあ、ここは距離がしれている。
すぐに最初の展望所に着いた。

絶景が広がっている。眼下に長者原の枯草原が見える。
遠くに微かに由布岳が見える。

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下を見ると牧の戸の駐車場が見える。
登った距離はまだ大したことはない。

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さあ、次の展望所目指して再び登り始める。

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次の展望所へ到着。道がいいのはここまでだ。
ここまでは観光客でも登れる。
これから歩いていく尾根筋が右前方へへと続く。
しばらく休憩して最初の岩山を越える。
ここからはあまり急な登りはない。ひたすら
前進するのみ。
天気が良くて、冷たく清浄な空気が満ちていて
気分が高揚する。来てよかった。そう思う。

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長い尾根筋を渡り終え、鞍部に到着。
しばし休憩。後方を振り返る。
あとに続く小学生の団体の賑やかな声が
追いかけてくる。
後ろの方から「ヤッホー」
先についた子達が「アッホー」

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山あいの平坦地を歩く。私の好きな箇所だ。
斜面のすすきが光を受けて銀色に輝く。
天然の庭のなんと素晴らしいことか。

やがて右前方に目的地久住山が見えてくる。

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最後の岩場を越えると前方右上に久住山。
下方にトイレのある小屋と広場が見えてくる。

下って再び山頂目指して登るのだが、ここの眺望は
全体が俯瞰できるのでなかなかいい。
左の山が中岳、ここが九州本土での最高峰。
久住山はそれより僅かに低い。

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広場でトイレ休憩する。目の前に黒々と久住山がそびえ、
大学の頃、初めてここを登ったが、ここからの最後の登りが
とてもきつかった記憶だけが鮮明に残っている。

今は逆にのんびり登ればいいさとあまり苦にならない。

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ようやく頂上が見えてきた。

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お昼を食べながら眼下に広がる景色に酔いしれる。
昨日泊まった宿で食卓が隣り合わせだった若い夫婦と
再開した。「ほら、あそこに昨日泊まった宿の前の広場が
見えますよ」と指差す。彼らは宿の奥赤川温泉辺りから
登ってきたらしく、かなりきつかったという。

遠く、雲の辺りに阿蘇山がぼんやり見えている。

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頂上はこんな具合に混み合っている。
弁当を広げたり、記念写真を撮ったり、とにかく
賑やかだ。

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山は登ったら下りねばならない。当たり前の話だ。
苦労して登った道を引き返す。だが下りは行きに比べると
かなり早い。景色のいいところでカメラを取り出して
写真を撮る。

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重たい一眼レフをリュックに入れていって、時々取り出して
景色を写した。その間はスマホで撮った。後から見ると
スマホで十分だなと思う。

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子供たちに追い抜かれ、後から来る人たちにも
追い抜かれ、人通りも少なくなった山道をトボトボと
柔らかい西日を受けながらひたすら下っていく。
足がガクガクになる。

疲れたけれど、この日は楽しみが一つ待っている。
この日は長湯温泉に泊まり、温泉に浸かるのである。
山登りとセットで温泉付きっというのが味噌なのだ。





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猪八重渓谷

.01 2018 山歩き comment(0) trackback(0)
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猪八重渓谷は日南市の北郷にあり、若い頃から
その存在は知っていた。学生の頃、宮崎から
串間へ帰省するたびに、日南海岸を通る列車は
JR伊比井駅から山中に入り、長い谷ノ城トンネルを
抜けて北郷に入る。北郷駅にある観光案内に
「蜂之巣渓谷、猪八重渓谷」などがあり、いつか
行ってみたいものだなどと思っていたのに
人は思い切って行かない限りなかなか行けないもの
である。

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以前、えびの高原のハイキングコースに
一緒に行ったHさんが行ったことがあるというので
ご一緒させてもらう。
ところが歩き始めてしばらく入った穏やかな公園を
通過しながら、Hさんが「ここまでは来たことがある」
というではないか。なんのことはない最奥の滝までの
道のりは二人共未知の世界である。
本当は再び春のえびの高原をまた歩きたいと
思っていたのだが、新燃岳の噴火、硫黄山の噴火と
とんでもないことになっていてえびの高原には
近づくこともできない。今回はその代替えでもある。

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入ってすぐに急な山道を登り、渓谷も様相が急激に変わる。
大きな岩が河原にゴロゴロしており、川と道との落差が
段々と大きくなる。これは軽いハイキングコースではなく
登山に準ずる様な深い渓谷だと気づく。山々は照葉樹林で
杉の姿をほとんど見なくなる。

後で案内のパンフレットを読んだ。こんなふうに書かれている。

猪八重渓谷は、五重の滝を中心に20数箇所の滝群が
点在しており、一定の湿度と温度が保たれているため、
貴重な「コケ類の宝庫」としても知られ、日本で
約1,800種類あるといわれるコケの中の約300種が渓谷
一帯で確認されています。また環境省の特定植物群落に
指定され、上流にはシイやカシなどの40m近い巨木が
林立しています。

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はがき随筆のペングループ「ひこばえ」の長老格の
Nさんは北郷出身であるが、実はこの猪八重渓谷の
森林セラピーのセラピストの資格を持っていて、
時々、外国人の団体客の案内をされている。

実はここは「森林セラピー基地」の認定を受けていて
自然観光の目玉になっているのである。

この「森林セラピー基地」とは森林浴のリラックス効果は
もちろん、血圧の低下や身体の免疫力の向上など、
心身を癒す効果が高いことが科学的に高いことが
科学的に実証された森林のあるエリアのことです。

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コース上には7つの鉄の橋が架けられ、渡るたびに
風景が変わっていく。橋の床面はグレージングなので
下を流れる川が見えていて、犬を連れてなど考えないほうが
いいし、高所恐怖症の方もちょっと怖いかも。

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コースは片道3Kmというので、我々は日南で
昼食を摂ったあと、新たに完成した高速道路を
利用して日南から北郷へすり抜けた。
これは想像以上に便利だった。
だがこの3Kmというのが曲者でもっとずっと
長く感じる。思ったよりも距離を感じる。
それでも午後の半日コースで行けるのは
ありがたい。
途中、帰りのハイカーに出会った。やはり皆
登山の格好である。我々も登山靴を着用していたが
登り始めて汗びっしょりになったが川沿いというのは
爽やかな風が吹いて誠に心地よい。

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一番深い谷に吊り橋が架かっている。
見下ろすと足がすくむ。
だがここを過ぎてしばらく行くと道と川の
高さが急激に接近して川沿いの道は
なんとなく穏やかな風景に変わる。

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小さな滝が見えた。流合の滝だ。上部は岩棚になっていて
増水時はきっともっと迫力のある滝かも知れない。
道はその岩棚に沿って更に川を上っていく。

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しばらく歩いたところで目の前に岩つぼの滝が
現れた。写真より実物のほうが迫力ある。
渇水や倒木のせいで少し迫力に欠けた。

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そして最後が五重の滝である。これは実際見ると
なかなか迫力がある。増水時にまた見たいと思う。

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Nさんによるとこの連休中に海外(香港)の団体客を
3回ほど案内したとか。彼らは最初からこのコースを
楽しみにしていて、それなりの装備で臨むのだが、
山中に入るとため息や歓声が上がるとのこと
なるほどと思う。バスで来て片道3Kmほどの距離で
こんなに急激に深い山中に引き込まれるという
実に不思議な体験をするのである。
あるいは地元の人たちよりその価値をよく理解して
いるのではないかと思う。




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高峠のつつじ

.23 2018 山歩き comment(0) trackback(0)
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たまに鹿児島や桜島方面へ行くことがある。
カーナビで垂水や桜島のフェリーターミナルを
指示するとカーナビはほぼ直線に近い高隈山
近辺の山岳地帯の道路を指し示す。
長い間、そこは山岳のグネグネ道で難儀するに
違いないと判断して、鹿屋市街を抜けて海岸線に出る
道を選択していた。そのコースでは左側に
錦江湾の雄大な景色とともに右側には
高隈山山系の険しい山々がそびえていたのです。

ところが昨年、誘ってくれる方があり、高隈山の
高峠を越えたところにある「千本銀杏」を見に行こうと
いうので行ってみたところ、道は峠越えだが
よく整備された道路で景色もよく、すっかり
気に入ってしまった。このコースは人家も車も
少ない上に大隅湖や高隈山、高峠のツツジ、
千本銀杏と季節ごとに楽しみの多いドライブコース
なのであった。

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高峠のツツジのこともそれとなく耳にしていて
頭の中では山の麓にツツジが散開している風景を
描いていたのだが、実際この風景を目の当たりに
してすっかり度肝を抜かれてしまった。
「なんじゃこりゃー」と心の中で叫んだ次第。
まさか山全体がツツジに覆われているとは。

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いったい誰がなんの目的でこんなところにツツジを
植えたのか。不思議でしょうがない。
というのは大きな駐車場がありセンター施設には
休憩所、トイレが完備されている。
だけど商売っけのあるお店が全然ないのである。
それに多分、ここはツツジが満開になるこの時期を
外せばなんの魅力もない単なる山に過ぎないのである。

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調べてみると
管理者は
垂水市役所水産商工観光課観光推進係となっている。
そうか鹿児島県の垂水市が管理しているんだ。
市の案内を紹介しよう。

鹿児島県では、「霧島錦江湾国立公園」と「屋久島国立公園」という2つの国立公園があります。
その一つ、霧島錦江湾国立公園に、この高峠つつじヶ丘公園内のつつじヶ丘部分も含まれています。
指定日:平成24年3月16日
霧島錦江湾国立公園(環境省・外部サイト)

高峠つつじヶ丘公園は、標高550メートルにある公園です。
垂水市の北東に位置するこの峠一帯は、自生する「サタツツジ」が春になると全山を赤やピンクに染め、多くの花見客でにぎわいます。
公園の丘の頂上には、展望所があり、ここからは360度のパノラマが楽しめます。北には霧島連山、東に志布志湾、南に高隈の山々が続きます。そして眼下には錦江湾と桜島、薩摩半島が見渡せます。

高峠つつじヶ丘公園に自生する「サタツツジ」は、総称して「高峠つつじ」と呼ばれ、垂水市の花に指定されています。
そんな垂水市を代表する高峠つつじの見頃は、例年4月下旬から5月初旬です。
垂水市では、シーズンが近くなると、見頃情報をお知らせしています。お越しになられる際は、必ずチェックしてから訪問されることをお勧めします!

入園料:無料
開花情報(開花情報は市のHPでご紹介)
イベント情報
管理棟:1棟(4月下旬~5月上旬に開放)
トイレ:3カ所(管理棟内、駐車場、家族広場)
駐車場:約400台(無料)
標高:公園部分550m、丘頂上部分722m
丘頂上までの遊歩道全長:約1,120m
丘頂上までの階段:378段
丘頂上までの所要時間:約30分
所在地:垂水市中俣4066-27

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その日は普通の格好で来たので、まさか頂上まで
登れるとは思いませんでした。
でも人間、道があるとついつい登りたくなるもので
途中まで登ってしまいました。
今度来るときは登山靴を用意したいと思いました。
それにもう一つ、この日は昼食を食べた後で出かけたのですが
ここはお弁当持参がお勧めです。

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向こうに見えているのは高隈山系です。
なおこの下は低地ではなく、山頂の峠なんです。
右に降りると目の前に錦江湾が開けて
下には垂水の街が見えるはずです。
左側は坂道を下り渓流沿いに下ると
大隅湖に出て、大隅地方の大地の上を南下すると
鹿屋です。

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山中に入るともう周り中ツツジでいっぱい。
写真なんてどこをどう撮ればいいのやら
やたらシャッターを切っていましたが
色合いが薄いのや濃いのや
ここでは色の出し方が難しいですね。

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下に降りてもう一度上を見上げます。
ああ、もう凄いすごい。

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フジの花が咲いていたので近寄ると
不思議な色のがありました。白でもないし
紫でもない。淡い赤紫?
とても綺麗です。

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イヤー、よかった、よかった。
また来よう。
登山靴用意して、弁当持って、





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春の野

.04 2018 山歩き comment(0) trackback(0)
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雨のあとに穏やかな日がやって来た。
菜の花畑の黄色が目に鮮やかに写る。
もうしっかり春だ。
肩に力を入れて耐えていた厳しかった冬は
もう去ったようだ。

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長い間、習慣になっていたエアコンのスイッチを
つい入れようとして待てよと思う。室内の気温も
15度を下回らないようになった。
この冬寒かった分、春が早いという。
昨年は4月になっても桜が咲かなかった。
1週間ほどしてやっと咲いた。
今年はすでに宮崎で開花宣言があった。
我家の桜はまだ蕾が小さい。

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外に出て道脇にスミレを見つけると
すぐ写真に撮って娘に送ってやる。
孫の名前が菫(スミレ)なのだ。
本人にはまだわからないだろうが、
そのうち知るようになる。

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足元を見るとノビルがたくさん生えている。
何気なしに抜いてみた。力の入れ具合が難しい。
球根の近くで折れてしまうのだ。
球根が抜けると嬉しい。途中で切れてしまうと
「ハズレ」と言われているようで悔しい。

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この時期、ノビルは茹でて酢味噌で食べると
美味しい。初春の味がした。





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えびの高原トレッキング

.06 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
Ver.1 20171111 23:50
Ver.2 20171113 12:00

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今年は台風で九重登山が流れてしまい、どこか紅葉を
見に行きたいと思っていた矢先、10月31日に
えびの高原の入山規制が解除になりました。
たまたまテレビを見ていて、ひょっとしてあそこへ行けるかもと
調べてみると行けそうです。

あそことはえびの高原池巡りトレッキングコースです。
覚えておられるか、数年前大阪の東郷夫妻を案内した時、
硫黄山の麓の不動池から六観音御池まで歩いたのですが、
いつか全コースを回ってみたいと思っていたのです。

霧島は長い間、硫黄山の火山活動に加え、新たに
新燃岳の噴火が続き、非常に危険な状況だったのです。
それがここへきて、穏やかさが戻ってきたのと
観光シーズンへの配慮もあったのではと思います。
火山による危険への備えは結局自己責任ということでしょうか。

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Hさんは前からそういったところを歩きたいと
最近軽登山用の靴を新調したばかり、行かないかと
声をかけると当日は日曜日で天気も良さそうというので
一緒に行くことにしました。

急な規制解除ですから人は少ないと踏んでいたのですが
10時少し前に着くと第一駐車場は満杯。奥の第2駐車場に
誘導されました。

この日は雲一つない晴天。
目の前に韓国岳がそびえています。
実は韓国岳も登山解除になったのですが、私には今は
少し荷が重い。だから少しずつ高度を上げて
そのうち登ろうと思います。

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登り始めて少し行くとえびの展望台が目の前に現れました。
前の組の家族が数名展望台に上がって歓声を上げています。
我々も登ってみます。
わずか10分ほど登ってだけでこうも景色が変わるのかと
驚きます。
えびの高原、硫黄山、韓国岳、えびの岳の大パノラマが
眼下に広がっています。

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まもなく進むと赤松林になります。
このコースは我々のように軽登山靴にリュックを背負った
者もいれば普通の靴で入り込む普通の観光客もいます。
時々元気のいい観光客のおばちゃんの集団に出会います。
とにかく元気です。
結果から言うと白紫池を回る白鳥山コースを避けて
直接六観音御池を目指せば、普通の格好で歩いても
大丈夫な気がします。


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その分岐点。右へ行けば白紫池の縁を左に見て
やがて右下に六観音御池。
左に行けば白紫池の周囲を右回りに迂回して
その奥にある白鳥山の頂上(1363m)を目指し
また先ほどの右の道と合流するのです。
1363mって一見大変そうですが出発地点が
1183mなのですから、そう大したことはないのです。

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我々は左のコース、白鳥山を目指すことにしました。
分岐点からしばらく登ると見晴らしの良いところに出ます。
みんなここで休憩しています。
二湖パノラマと呼ばれる場所です。二湖とは左に
見える白紫池、右下に見える六観音御池のことです。
2つとも火口湖なんですね。

上の写真は六観音御池で奥の頭の平らな山は甑岳(1301m)
下の写真は白紫池で奥に見える穏やかな山は白鳥山(1363m)

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小休止の後、白鳥山の山頂を目指します。
でもこのコースは尾根筋が穏やかで登山というより
トレッキングと言ったほうがいいような初心者向きの
山です。その初心者のHさんも心配したほどのことはなく
なんとなくほっとした様子。
しばらく行くと山頂に到着。南の方向を見ると
右に桜島、左に高隈山が見えています。
眼下には白紫池その奥に韓国岳が見えます。
この白紫池、一方の縁が切れていて水があまり貯まらず
浅いので冬凍りやすいんですね。
私が子供の頃、この池は冬はスケート場になっていたのです。
一度は行ってみたいと思っていた憧れの池だったのです。

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白鳥山山頂を過ぎなだらかな尾根を下っていくと
突然目の前に大パノラマが開けます。
北展望台です。眼下に六観音御池、左に甑岳、
夷守岳(1344m)、韓国岳、更に右の奥には
大浪池が見えます。
更に北のほうのずっとむこうに九州山地の市房山が
見えています。

ちょうどお昼どき、絶景を見ながらお昼を食べることにしました。
ここまで約2時間の行程です。

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さてここから下の道の合流点へ向かう登山道は結構険しい。
足元にリンドウの花を見つけました。

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六観音御池の縁は紅葉の名所です。
赤松の間に点在する紅葉が実に綺麗です。

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合流地点からなだらかな道を下るとだんだん森が鬱蒼としてきます。
道脇には巨大な杉が立ち並んでいます。樹齢500年の杉だとか。
すごい迫力です。

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木々の隙間から六観音御池が望めます。
奥に先ほどの赤松と紅葉、その背後に韓国岳と
絶妙の風景です。

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六観音御池展望台の前は広場になっていて
団体さんがシートを広げ昼食を楽しんでいました。
少し寂れた豊受神社にお参りして
展望台から池を眺めます。
ここからの眺めは本当に綺麗です。
新緑の頃も冬の韓国岳が雪をかぶっている姿も
とても良くて絵になります。
そうか、楽なコースだから雪が降ったり
樹氷が綺麗な時に来るのもいいかもとHさん、
すっかり自信をつけた様子です。

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六観音御池の周りを回って左に甑岳を見ながら
韓国岳の麓、硫黄山の方へ向かって歩きます。
時々反対方向から来る人たちに出会います。
小学生くらいの子供を連れた家族ずれ、
老夫婦、元気なおばあちゃん、夫に無理やり
引っ張られてきた御夫婦などなど・・・・・

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しばらく行くと目の前に韓国岳、右手木々の間から
あの碧い池で有名な不動池が見えてきます。

えびのスカイラインに出たら沢山の車が道脇に
不法駐車しています。実はえびの高原から不動池までの
このラインは車を停めてはいけないという規制が
かかっているので不動池の駐車場には停めれないのです。

不動池はいつになく青が強い気がしました。
以前はもっと緑がかって、エメラルドグリーンに近い
イメージがあったのですが、私の思い違いかもしれません。

池の淵のススキや池の奥の赤松林が見事でした。

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さあ、楽しかった一日も終わろうとしています。
硫黄山の真下で小休止してススキ野の中の小道を
歩いて駐車場まで緩やかな下り。
青空に少し秋の筋雲が出てきました。
この日はいつになく飛行機雲が北から南に流れます。

帰りにえびの高原荘の露天風呂に入って帰りました。
今度は冬か春にまた来たいと思います。




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