えびの高原トレッキング

.06 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
Ver.1 20171111 23:50
Ver.2 20171113 12:00

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今年は台風で九重登山が流れてしまい、どこか紅葉を
見に行きたいと思っていた矢先、10月31日に
えびの高原の入山規制が解除になりました。
たまたまテレビを見ていて、ひょっとしてあそこへ行けるかもと
調べてみると行けそうです。

あそことはえびの高原池巡りトレッキングコースです。
覚えておられるか、数年前大阪の東郷夫妻を案内した時、
硫黄山の麓の不動池から六観音御池まで歩いたのですが、
いつか全コースを回ってみたいと思っていたのです。

霧島は長い間、硫黄山の火山活動に加え、新たに
新燃岳の噴火が続き、非常に危険な状況だったのです。
それがここへきて、穏やかさが戻ってきたのと
観光シーズンへの配慮もあったのではと思います。
火山による危険への備えは結局自己責任ということでしょうか。

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Hさんは前からそういったところを歩きたいと
最近軽登山用の靴を新調したばかり、行かないかと
声をかけると当日は日曜日で天気も良さそうというので
一緒に行くことにしました。

急な規制解除ですから人は少ないと踏んでいたのですが
10時少し前に着くと第一駐車場は満杯。奥の第2駐車場に
誘導されました。

この日は雲一つない晴天。
目の前に韓国岳がそびえています。
実は韓国岳も登山解除になったのですが、私には今は
少し荷が重い。だから少しずつ高度を上げて
そのうち登ろうと思います。

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登り始めて少し行くとえびの展望台が目の前に現れました。
前の組の家族が数名展望台に上がって歓声を上げています。
我々も登ってみます。
わずか10分ほど登ってだけでこうも景色が変わるのかと
驚きます。
えびの高原、硫黄山、韓国岳、えびの岳の大パノラマが
眼下に広がっています。

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まもなく進むと赤松林になります。
このコースは我々のように軽登山靴にリュックを背負った
者もいれば普通の靴で入り込む普通の観光客もいます。
時々元気のいい観光客のおばちゃんの集団に出会います。
とにかく元気です。
結果から言うと白紫池を回る白鳥山コースを避けて
直接六観音御池を目指せば、普通の格好で歩いても
大丈夫な気がします。


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その分岐点。右へ行けば白紫池の縁を左に見て
やがて右下に六観音御池。
左に行けば白紫池の周囲を右回りに迂回して
その奥にある白鳥山の頂上(1363m)を目指し
また先ほどの右の道と合流するのです。
1363mって一見大変そうですが出発地点が
1183mなのですから、そう大したことはないのです。

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我々は左のコース、白鳥山を目指すことにしました。
分岐点からしばらく登ると見晴らしの良いところに出ます。
みんなここで休憩しています。
二湖パノラマと呼ばれる場所です。二湖とは左に
見える白紫池、右下に見える六観音御池のことです。
2つとも火口湖なんですね。

上の写真は六観音御池で奥の頭の平らな山は甑岳(1301m)
下の写真は白紫池で奥に見える穏やかな山は白鳥山(1363m)

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小休止の後、白鳥山の山頂を目指します。
でもこのコースは尾根筋が穏やかで登山というより
トレッキングと言ったほうがいいような初心者向きの
山です。その初心者のHさんも心配したほどのことはなく
なんとなくほっとした様子。
しばらく行くと山頂に到着。南の方向を見ると
右に桜島、左に高隈山が見えています。
眼下には白紫池その奥に韓国岳が見えます。
この白紫池、一方の縁が切れていて水があまり貯まらず
浅いので冬凍りやすいんですね。
私が子供の頃、この池は冬はスケート場になっていたのです。
一度は行ってみたいと思っていた憧れの池だったのです。

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白鳥山山頂を過ぎなだらかな尾根を下っていくと
突然目の前に大パノラマが開けます。
北展望台です。眼下に六観音御池、左に甑岳、
夷守岳(1344m)、韓国岳、更に右の奥には
大浪池が見えます。
更に北のほうのずっとむこうに九州山地の市房山が
見えています。

ちょうどお昼どき、絶景を見ながらお昼を食べることにしました。
ここまで約2時間の行程です。

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さてここから下の道の合流点へ向かう登山道は結構険しい。
足元にリンドウの花を見つけました。

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六観音御池の縁は紅葉の名所です。
赤松の間に点在する紅葉が実に綺麗です。

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合流地点からなだらかな道を下るとだんだん森が鬱蒼としてきます。
道脇には巨大な杉が立ち並んでいます。樹齢500年の杉だとか。
すごい迫力です。

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木々の隙間から六観音御池が望めます。
奥に先ほどの赤松と紅葉、その背後に韓国岳と
絶妙の風景です。

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六観音御池展望台の前は広場になっていて
団体さんがシートを広げ昼食を楽しんでいました。
少し寂れた豊受神社にお参りして
展望台から池を眺めます。
ここからの眺めは本当に綺麗です。
新緑の頃も冬の韓国岳が雪をかぶっている姿も
とても良くて絵になります。
そうか、楽なコースだから雪が降ったり
樹氷が綺麗な時に来るのもいいかもとHさん、
すっかり自信をつけた様子です。

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六観音御池の周りを回って左に甑岳を見ながら
韓国岳の麓、硫黄山の方へ向かって歩きます。
時々反対方向から来る人たちに出会います。
小学生くらいの子供を連れた家族ずれ、
老夫婦、元気なおばあちゃん、夫に無理やり
引っ張られてきた御夫婦などなど・・・・・

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しばらく行くと目の前に韓国岳、右手木々の間から
あの碧い池で有名な不動池が見えてきます。

えびのスカイラインに出たら沢山の車が道脇に
不法駐車しています。実はえびの高原から不動池までの
このラインは車を停めてはいけないという規制が
かかっているので不動池の駐車場には停めれないのです。

不動池はいつになく青が強い気がしました。
以前はもっと緑がかって、エメラルドグリーンに近い
イメージがあったのですが、私の思い違いかもしれません。

池の淵のススキや池の奥の赤松林が見事でした。

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さあ、楽しかった一日も終わろうとしています。
硫黄山の真下で小休止してススキ野の中の小道を
歩いて駐車場まで緩やかな下り。
青空に少し秋の筋雲が出てきました。
この日はいつになく飛行機雲が北から南に流れます。

帰りにえびの高原荘の露天風呂に入って帰りました。
今度は冬か春にまた来たいと思います。




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都井岬への道

.24 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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BSの番組で「一本の道」というのがある。フットパス発祥の
イギリスを筆頭にヨーロッパ各地の自然歩道、遊歩道、
フットパスを1週間程度かけて歩くという番組である。
私はこの番組が好きでよく見る。
見ているうちに、やってみたくなる。幸いにも私の住む串間は
自然に恵まれている。前から考えているコースがある。
とりあえず、取り掛かれるところからやってみよう。

最初に選んだコースは都井の毛久保から海岸伝いに
都井岬を目指すコースである。
たまたま、毛久保のヨシくんの家に用事があった。
用事が済んで、車を庭先に停めたまま、さあ出発。

この写真の海岸伝いに歩いて岬の突端を登っていくのである。
道は狭いが林道が通じているはずである。
初めてだが、少し楽しみである。

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道は毛久保漁港の上を通っている。海の対岸に見えるのは
立宇津漁港である。その間にあるのが諏訪浜。

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海岸伝いに舗装された道路が続いている。
子供の頃、夏はここらの海でミナ拾いをした。
8月末から9月にかけてイジメ(イイダコ)を
岩場で獲った。岩場の穴に潜むイジメに
灰を投げつけると「誰だこのやろう、ひでーこと
しやがる。目が見えねーじゃねーか」と言って
顔を洗いにひょこひょこと出てくる。そこを
捕まえるのである。今もいるのかなと思っていたら
今町の海岸で子供らが何か獲っているので
聞いてみるとイジメだった。なんだまだいるんだ。
いつかやってみようと思っている。ムフフ・・・・

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道はやがて少しずつ高度を上げて行く。ところどころ
薮が切れて下の海岸が望める。そういえば隣のおばちゃんは
知合いに誘われてミナ取りここによく来ると言っていた。
「急な崖があってそこを降りて海にでっとよな。まこ、おじーとよな」
多分、この写真の崖がそうなんだ。私は覗いて思わず
尻込みした。「うーん、遊びも命懸けだな」

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やがて道は杉林の中に入る。ちょっと薄暗いが
風が吹いて気持ち良い。この日、午前中は晴天。
午後から雲が出て、直射日光を避けれて幸い。
道脇にアヤメ科のヒオウギが咲いていた。
彼岸花が咲く頃、この花も咲く。

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道の前方に岬馬(野生馬)が突然現れた。
どうしようと思って登っていくと向こうもどうしようと
思っていたのか道脇にそれて茂みに入ってくれた。
平和主義者のようでほっと一安心。
しかしまあ、道は馬の糞だらけです。まあ、ほとんどが
枯れ草ですけど。

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随分登ってきた。ヨシくんの話では坂道を登って
降りてまた登ると都井岬に着くという簡潔な
説明であったが、まだその最初の峠が見えてこない。

おっ!ようやく峠。と思ったら急激に道が下っている。
せっかく登ったのにもったいない。
しかし、目の前に岬特有の草原が見えてきた。
おー、いい景色ではないか。

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降りきったところで見晴らしの良いところに出た。
下にプールが見える。岬に建つ現在は潰れてしまった
ホテルのプールだったらしい。
なかなかいい場所だ。この海岸、帰りに寄ってみよう。

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しばらく登るとホテルと思しき廃墟があった。
素晴らしい立地である。都井岬の泣き所は
水の入手である。

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さて、今回は実は下見である。
次回は同志を誘って歩きたい。
考えがある。車2台で都井岬に行き、1台を岬に停め、
もう1台で都井の毛久保漁港へ行き、そこに車を停める。
今日のコースを都井岬まで登り、岬に停めた車で
都井の毛久保漁港へ行き、車2台で帰る。

残念ながら今回は今登ってきた道を引き返さなければならない。
往復3時間といったところ。

後でインターネットのグーグルアースでコースを確認した。
案の定、まだまだ登らねば岬にはたどり着かない。が
1時間も歩けば充分と思えた。上で車が待っていれば
そこそこ楽しめるコースである。
もう少し涼しくなり、同志が一人でも増えたら早速
実行してみたい。

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帰り際、下の海岸に降りてみた。いつのまにか
車が2台停まっていた。1台は磯釣り、もう一台は
友人数名で海に潜る様子だった。
いい景色である。前方の海は志布志湾が黒潮に
出会うところ。雄大な景色である。

プールの横を小さな川が流れていた。
海で泳いだあと水を浴びることが出来る。
ここは絶好の遊び場所になりそうだ。




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霧島

.14 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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天気はイマイチだが、久しぶりに霧島に行った。
Taさんから高千穂牧場からの眺めがいいと聞いていたので
立ち寄ることにした。いつもは国道223号線をまっすぐ
霧島神宮、霧島温泉と行ってしまうのである。

初めて訪れたが、曇天にもかかわらず霧島連山を一同に
眺められるいい場所だ。

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晴天であればはっきりと見える霊峰高千穂峰に
綿雲のような雲が上から覆いかぶさっている。

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坂道を登り丘の上の施設が立ち並ぶところに
展望広場があった。ここからの眺めは絶品である。
左の方から大浪池、韓国岳、新燃岳、中岳、高千穂峰
と大パノラマのはずがこの日は厚い雲に覆われて
全貌が見えない。

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それでも帰り際、高千穂峰はその全貌を現した。
綺麗な山である。高さは1574m。
都城側から見るとこの山が真正面に見える。

いつか登りたいものだと思っていながら
なかなか実行できないでいる。
今回、その登山口、高千穂河原にも
立ち寄ってみた。案内によると登り1時間30分と
ある。手前の段が噴火口のようで、一番高いところに
天の逆鉾が立っている。(年を取らない近いうちに
登ろうと思う。)

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223号線を西方向に進むと道の駅霧島がある。
ここから振り返ると背後に高千穂峰が雲に
覆われた姿で迫ってくる。

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遥か南の方を見下ろすと今日は桜島がくっきりと
見える。こんなにはっきり見えるのは珍しい。
いつも靄の中にぼんやりしている。
最近、桜島はよく噴火する。この日も山頂は噴煙に
覆われていた。

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えびの高原は現在、韓国岳の足元にある硫黄山が
火山活動をしていて、噴煙を上げているため、
硫黄山から半径1Kmの範囲は立ち入り禁止になっている。
そのため、観光客はなく、閑散としている。
小林の方へは下りれないが、えびのの方へは
下りれそうだとふんで、えびの高原へ行ってみた。

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えびの高原のえびのエコミュージアムセンターへ
行く手前で車が数台停まっている。
なんだろうと左右を見るとミヤマキリシマが
咲いている。

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えびのエコミュージアムセンターの駐車場に
車を停め、歩いてその場所まで戻った。

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道脇にちょっと咲いているだけかと思いきや
奥にずっとミヤマキリシマが群生している。
これは予想しない展開である。
小径を先に先に進んでいくと見事なミヤマキリシマの
お花畑である。なんだか得した気分になる。

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入山規制の悪い情報のみが流されていて、こうした
山本来の持つ魅力の情報は流れていない。
ここだけでも充分見る価値があるのに
と残念である。

がしかし、偶然通りがかりに見つけたミヤマキリシマの
群生地、私は幸運であったとしか言い様がない。

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さらに小径を奥へ進むと賽の河原に出た。
その先は小径にも入山規制、立ち入り禁止の
看板が道をふさいでいた。

いつもはえびの高原を車で硫黄山直下の不動池
まで登るのだが今回は仕方ないが、その分
いつもなら通り過ぎる場所にそれに代わる場所を
見つけることができ、いい気分で山を降りた。

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霧島は自然が豊富である。
歩いているといろんなところでいろんな植物を見つける。
これは道脇にあった野いちご。つまむとなかなか
美味しい。

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これは桑の実。道脇の大きな木だったが、よく見ると
葉に見覚えが有る。熟した実をつまむと葡萄色の濃い
汁がでる。口に含むと甘い。
子供の頃よく食べて舌を真っ赤にしたものだ。

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道脇に不思議な葉の植物を見つけた。なんだろうと
気にかかっていた。帰って調べてみると
ミズキ科のハナイカダ(花筏)という植物。
5,6月に葉の中央に花が咲く、それが実になり(写真)
秋に熟す。
花の時期に葉を一枚取って、水に浮かべてみたい。
その姿がきっと花筏という名前を生んだのかなと
思いますが、命名者はなかなか詩心のある人のようです。

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馬酔木の花が咲いていました。寒いから遅いのか
あるいは似ている他の樹木なのかよくわかりません。
が高地のアセビは樹形も綺麗でした。

追記
福岡の妹からはがきが届きました。
はがきには夫婦+なずなで久住登山をしテント泊をしたとあり、
見事なミヤマキリシマの写真が添えられていました。
前々から一緒に久住にミヤマキリシマを見に行こうと
言っていたのですが、現地は人気のスポットで行くタイミングを
計るのが難しく、今回は私には案内しなかったとありました。
偶然にも今回、こうしてミヤマキリシマを見ることができ
良かったかなと思いました。
ただきっと登山をする人たちにとっては山中にもっともっと
素晴らしい絶景ポイントがあって、それは登るという代償を
払わなければ手に入れることのできない場所なのかもしれません。
次はそういう場所に出向きたいと思いました。




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水田の風景(朝景)

.02 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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水田の夕景を撮った日の翌日だったか
朝早く目が覚めたので、思い立ってカメラを持って
散歩に出た。

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早朝、近場で水田のいい写真を撮ろうと思えば
あそこしかないかとしばらく行っていないその場所に
足を向けた。

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この場所にはある思い出がある。
大阪でまだ働いていた頃、定年退職を直前に控えた
3月始め、家内と二人車に荷物を積んで改装前のこの家に
帰ってきたことがあった。この1ヶ月は有給休暇の
溜まった分を消化するため、最期に取った長期の休みだった。
私は「プレ田舎暮らし」のつもりであった。
3月でも田舎家は寒かった。
6畳間に買い換えたばかりのパソコンやプリンターを並べて
ブログを継続して書き始めた。
家の中は母が長い間溜め込んだ不要物でいっぱいだった。
毎日、家の片付けに追われた。

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3月の半ば、家内は一旦大阪に帰っていった。
一人になったある日、散歩の途上で
この入り込んだ不思議な空間に出会った。
山と山に挟まれた狭隘の地に1本の小川が流ていて
その横を1本の道が奥へと続いていた。
入ってすぐのところに農業用の溜池がひとつ有り
最奥部にもうひとつあった。

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引き込まれるように奥へ奥へと入っていくと
景色が様々に変化する。
3月の田植え前の水を張った水田
そこに写る杉木立

最奥部は結局、一つの溜池で行き止まりに
なっていた。

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身近にありながら、すこしだけ神秘的な場所なのである。

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時折、3月に思い出して行ってみることがあった。
毎年、少しずつ休耕田が増えていく。
それはある意味、原風景に帰っていくことなのかも知れない。
が少しさみしい気もした。

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この時期にここに来ることは珍しい。
通常であればもう稲が育って水田の水が隠れてしまう。
今年は4月になっても寒い日が多い。

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だが、久しぶりに来てみるとこの季節ならではの
照葉樹の新緑の鮮やかさが朝日を受けて匂い立つようで
清涼な朝を際立たせていた。

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ふと思い立って、買ったばかりのスマホを取り出し
この朝の雰囲気を伝えたくて、娘たちにラインで
写真を送った。

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しばらくして娘から返事があった。

「北欧の湖畔かと思ったら田んぼやん・・・」




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由布岳登山

.19 2016 山歩き comment(0) trackback(0)
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昨年から登山を始めた。昨年は久住山に登った。
今年は由布岳(標高1583.3m)。湯布院のすぐ横にそびえている
豊後富士である。
湯布院側から眺めると頂部は二つに割れている。
下部が草原で今まで城島高原を通るたびに
いつか登りたいと思っていた。

福岡に住む妹夫婦と18日10時に由布院駅で待ち合わせた。
私は前日の午後家を出て約5時間東九州自動車道を通って
大分駅前のビジネスホテルに宿泊した。

当日は8時過ぎに大分を出て、高速で別府まで行き
別府ー一宮線を通り、城島高原の由布岳登山口で
車を止めた。

もうすでに多くの車が停車していて、私の目の前を
数組が出発していった。

それから、狭霧台の折れ曲がり道路を下って湯布院の街へと入る。
9時過ぎには着いてしまったので、金鱗湖で時間を潰す。


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二人を由布院駅で拾い、再び登山口まで登る。
支度をして、出発。


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右奥にそびえているのが鶴見岳(標高1374.5m)
下部はこのようにススキの草原が続き誠に伸びやかな空間で
車で通過する人たちを心地よくさせている。


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狭霧台の展望台で車を停めようとしたら、立ち入り禁止になっている。
道脇に車を停め、覗いてみると先の地震で地盤に亀裂が入り
危ない状態のまま放置されていた。
ここからの湯布院の眺めはご存知のとおり。
早朝であれば、湯布院は霧に覆われ雲海が見られる。


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城島高原の高台から急な坂を折れ曲がりしながら
降りた先が湯布院で由布岳はその湯布院の町から
立ち上がっているから湯布院から見ると急峻な山なのである。
それは上に行くほど角度がついて急になっている。
登山口は右手の城島高原にある。


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さて、前置きが長くなってしまった。
そろそろ登り始めよう。
下部は草原を少し歩く、しばらく行くと
樹林帯に入る。紅葉を期待したが
残念ながら今年は暖かくてまだ葉が青い。


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こういう具合に樹林帯の中をゆっくりと登っていく。

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この日はとにかく暑かった。汗がびっしょり。
樹林帯を抜けたあたりで見上げると頂上がそそり立っている。
下部には湯布院の町が陽の光を受けて輝いている。


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頂上は東稜と西稜に分かれておりその間の鞍部がとりあえずの
目的地である。鞍部下の山道は急峻で石の一段一段がだんだん
高くなっていき、息が上がる。

年配の女性が道脇で休んでいた。「わたしゃもう登れん、ここで
もうよか」連れが「もったいないですよ、もうちょっと登れば鞍部に
出ますから、もう一息頑張りましょうよ。」と励ますと
「ほんとにもうちょっと?いつももうちょとに騙されるんだから」
と言いながらゆっくりと再び登り始めた。


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ようやく鞍部に到着。下を見ると転げ落ちそうなくらい急峻である。
とりあえずここでお昼にする。
登り始めて2時間が経過していた。
昨年登った久住山は距離はあったが道が割となだらかで
歩きやすかったが由布岳は上に行くほど急になるため
上の方では足が上がらなくなる。

写真下に見えているのが東稜と西稜の間の鞍部。
皆ここでお弁当を広げる。
少し遅れて先の女性も上がって来た。
連れが「あー、よう頑張ったですね。」
「ありがとうございます。おかげさまで登れました。」
仲間と合流して昼食を摂られた。

昼食後、東稜を目指し再び登り始める。
鞍部は結構風が抜ける。冷たい風に汗で濡れた体が冷える。
上を着込む。
西稜は先の地震で頂部近くが大きく崩れている。
登っている人を下から眺めると鎖場があるようだ。


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見上げると東稜の頂きはもうすぐだ。

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ようやく頂上に到着。万歳!

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頂上から下界を見下ろすと湯布院の町が見える。
下から見上げると頂上は雲に覆われているかもしれない。
下から次々に霧が登ってくる。


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東稜から見た西稜。崖崩れが2箇所。
由布岳は火山だ。この下に見える鞍部が
旧火口らしい。

鞍部に降りるともう誰もいなかった。
下山開始。

下山しながら、そういえば山登りはよく人生に例えられる。
俺の人生もただいま下山中なのかななどとつまらぬことを
考えながら山道をひたすら下っていく。
でも新たにいろいろ頑張っていることもあるし、下山とは
言いながら登る小山もあるのだ。そう考えると
なかなか人生と登山は同じように当てはまらないことが多い。


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前を歩いていた若い女性二人が立ち止まった。
「鹿がいますよ。ほら」指差す方を見ると野生の鹿が2頭。
あまり人を怖がる様子がない。
遠くで鹿の鳴く声が聞こえる。


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草原に出た。下りで1時間半であった。
道脇にリンドウの花を見つけた。


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その日は湯布院の貸別荘に宿泊した。
浴室の蛇口をひねると温泉が出た。

翌日、鶴見岳にロープウェイで登った。
上部は雲に覆われている中を上ったら、
雲の上に出た。晴れていれば別府湾が一望のもと。
この日は何も見えない。が時々遠くの山々が見える。

右奥に見えているのが先に登った由布岳。
雲海の中に浮かぶ山の頂き。奥が九重連山である。
晴れていれば大パノラマが見れたのに残念ではあるが
雲の上の風景もなかなかいいものでした。




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