都井岬への道

.24 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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BSの番組で「一本の道」というのがある。フットパス発祥の
イギリスを筆頭にヨーロッパ各地の自然歩道、遊歩道、
フットパスを1週間程度かけて歩くという番組である。
私はこの番組が好きでよく見る。
見ているうちに、やってみたくなる。幸いにも私の住む串間は
自然に恵まれている。前から考えているコースがある。
とりあえず、取り掛かれるところからやってみよう。

最初に選んだコースは都井の毛久保から海岸伝いに
都井岬を目指すコースである。
たまたま、毛久保のヨシくんの家に用事があった。
用事が済んで、車を庭先に停めたまま、さあ出発。

この写真の海岸伝いに歩いて岬の突端を登っていくのである。
道は狭いが林道が通じているはずである。
初めてだが、少し楽しみである。

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道は毛久保漁港の上を通っている。海の対岸に見えるのは
立宇津漁港である。その間にあるのが諏訪浜。

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海岸伝いに舗装された道路が続いている。
子供の頃、夏はここらの海でミナ拾いをした。
8月末から9月にかけてイジメ(イイダコ)を
岩場で獲った。岩場の穴に潜むイジメに
灰を投げつけると「誰だこのやろう、ひでーこと
しやがる。目が見えねーじゃねーか」と言って
顔を洗いにひょこひょこと出てくる。そこを
捕まえるのである。今もいるのかなと思っていたら
今町の海岸で子供らが何か獲っているので
聞いてみるとイジメだった。なんだまだいるんだ。
いつかやってみようと思っている。ムフフ・・・・

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道はやがて少しずつ高度を上げて行く。ところどころ
薮が切れて下の海岸が望める。そういえば隣のおばちゃんは
知合いに誘われてミナ取りここによく来ると言っていた。
「急な崖があってそこを降りて海にでっとよな。まこ、おじーとよな」
多分、この写真の崖がそうなんだ。私は覗いて思わず
尻込みした。「うーん、遊びも命懸けだな」

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やがて道は杉林の中に入る。ちょっと薄暗いが
風が吹いて気持ち良い。この日、午前中は晴天。
午後から雲が出て、直射日光を避けれて幸い。
道脇にアヤメ科のヒオウギが咲いていた。
彼岸花が咲く頃、この花も咲く。

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道の前方に岬馬(野生馬)が突然現れた。
どうしようと思って登っていくと向こうもどうしようと
思っていたのか道脇にそれて茂みに入ってくれた。
平和主義者のようでほっと一安心。
しかしまあ、道は馬の糞だらけです。まあ、ほとんどが
枯れ草ですけど。

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随分登ってきた。ヨシくんの話では坂道を登って
降りてまた登ると都井岬に着くという簡潔な
説明であったが、まだその最初の峠が見えてこない。

おっ!ようやく峠。と思ったら急激に道が下っている。
せっかく登ったのにもったいない。
しかし、目の前に岬特有の草原が見えてきた。
おー、いい景色ではないか。

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降りきったところで見晴らしの良いところに出た。
下にプールが見える。岬に建つ現在は潰れてしまった
ホテルのプールだったらしい。
なかなかいい場所だ。この海岸、帰りに寄ってみよう。

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しばらく登るとホテルと思しき廃墟があった。
素晴らしい立地である。都井岬の泣き所は
水の入手である。

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さて、今回は実は下見である。
次回は同志を誘って歩きたい。
考えがある。車2台で都井岬に行き、1台を岬に停め、
もう1台で都井の毛久保漁港へ行き、そこに車を停める。
今日のコースを都井岬まで登り、岬に停めた車で
都井の毛久保漁港へ行き、車2台で帰る。

残念ながら今回は今登ってきた道を引き返さなければならない。
往復3時間といったところ。

後でインターネットのグーグルアースでコースを確認した。
案の定、まだまだ登らねば岬にはたどり着かない。が
1時間も歩けば充分と思えた。上で車が待っていれば
そこそこ楽しめるコースである。
もう少し涼しくなり、同志が一人でも増えたら早速
実行してみたい。

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帰り際、下の海岸に降りてみた。いつのまにか
車が2台停まっていた。1台は磯釣り、もう一台は
友人数名で海に潜る様子だった。
いい景色である。前方の海は志布志湾が黒潮に
出会うところ。雄大な景色である。

プールの横を小さな川が流れていた。
海で泳いだあと水を浴びることが出来る。
ここは絶好の遊び場所になりそうだ。




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霧島

.14 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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天気はイマイチだが、久しぶりに霧島に行った。
Taさんから高千穂牧場からの眺めがいいと聞いていたので
立ち寄ることにした。いつもは国道223号線をまっすぐ
霧島神宮、霧島温泉と行ってしまうのである。

初めて訪れたが、曇天にもかかわらず霧島連山を一同に
眺められるいい場所だ。

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晴天であればはっきりと見える霊峰高千穂峰に
綿雲のような雲が上から覆いかぶさっている。

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坂道を登り丘の上の施設が立ち並ぶところに
展望広場があった。ここからの眺めは絶品である。
左の方から大浪池、韓国岳、新燃岳、中岳、高千穂峰
と大パノラマのはずがこの日は厚い雲に覆われて
全貌が見えない。

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それでも帰り際、高千穂峰はその全貌を現した。
綺麗な山である。高さは1574m。
都城側から見るとこの山が真正面に見える。

いつか登りたいものだと思っていながら
なかなか実行できないでいる。
今回、その登山口、高千穂河原にも
立ち寄ってみた。案内によると登り1時間30分と
ある。手前の段が噴火口のようで、一番高いところに
天の逆鉾が立っている。(年を取らない近いうちに
登ろうと思う。)

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223号線を西方向に進むと道の駅霧島がある。
ここから振り返ると背後に高千穂峰が雲に
覆われた姿で迫ってくる。

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遥か南の方を見下ろすと今日は桜島がくっきりと
見える。こんなにはっきり見えるのは珍しい。
いつも靄の中にぼんやりしている。
最近、桜島はよく噴火する。この日も山頂は噴煙に
覆われていた。

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えびの高原は現在、韓国岳の足元にある硫黄山が
火山活動をしていて、噴煙を上げているため、
硫黄山から半径1Kmの範囲は立ち入り禁止になっている。
そのため、観光客はなく、閑散としている。
小林の方へは下りれないが、えびのの方へは
下りれそうだとふんで、えびの高原へ行ってみた。

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えびの高原のえびのエコミュージアムセンターへ
行く手前で車が数台停まっている。
なんだろうと左右を見るとミヤマキリシマが
咲いている。

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えびのエコミュージアムセンターの駐車場に
車を停め、歩いてその場所まで戻った。

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道脇にちょっと咲いているだけかと思いきや
奥にずっとミヤマキリシマが群生している。
これは予想しない展開である。
小径を先に先に進んでいくと見事なミヤマキリシマの
お花畑である。なんだか得した気分になる。

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入山規制の悪い情報のみが流されていて、こうした
山本来の持つ魅力の情報は流れていない。
ここだけでも充分見る価値があるのに
と残念である。

がしかし、偶然通りがかりに見つけたミヤマキリシマの
群生地、私は幸運であったとしか言い様がない。

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さらに小径を奥へ進むと賽の河原に出た。
その先は小径にも入山規制、立ち入り禁止の
看板が道をふさいでいた。

いつもはえびの高原を車で硫黄山直下の不動池
まで登るのだが今回は仕方ないが、その分
いつもなら通り過ぎる場所にそれに代わる場所を
見つけることができ、いい気分で山を降りた。

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霧島は自然が豊富である。
歩いているといろんなところでいろんな植物を見つける。
これは道脇にあった野いちご。つまむとなかなか
美味しい。

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これは桑の実。道脇の大きな木だったが、よく見ると
葉に見覚えが有る。熟した実をつまむと葡萄色の濃い
汁がでる。口に含むと甘い。
子供の頃よく食べて舌を真っ赤にしたものだ。

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道脇に不思議な葉の植物を見つけた。なんだろうと
気にかかっていた。帰って調べてみると
ミズキ科のハナイカダ(花筏)という植物。
5,6月に葉の中央に花が咲く、それが実になり(写真)
秋に熟す。
花の時期に葉を一枚取って、水に浮かべてみたい。
その姿がきっと花筏という名前を生んだのかなと
思いますが、命名者はなかなか詩心のある人のようです。

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馬酔木の花が咲いていました。寒いから遅いのか
あるいは似ている他の樹木なのかよくわかりません。
が高地のアセビは樹形も綺麗でした。

追記
福岡の妹からはがきが届きました。
はがきには夫婦+なずなで久住登山をしテント泊をしたとあり、
見事なミヤマキリシマの写真が添えられていました。
前々から一緒に久住にミヤマキリシマを見に行こうと
言っていたのですが、現地は人気のスポットで行くタイミングを
計るのが難しく、今回は私には案内しなかったとありました。
偶然にも今回、こうしてミヤマキリシマを見ることができ
良かったかなと思いました。
ただきっと登山をする人たちにとっては山中にもっともっと
素晴らしい絶景ポイントがあって、それは登るという代償を
払わなければ手に入れることのできない場所なのかもしれません。
次はそういう場所に出向きたいと思いました。




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水田の風景(朝景)

.02 2017 山歩き comment(0) trackback(0)
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水田の夕景を撮った日の翌日だったか
朝早く目が覚めたので、思い立ってカメラを持って
散歩に出た。

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早朝、近場で水田のいい写真を撮ろうと思えば
あそこしかないかとしばらく行っていないその場所に
足を向けた。

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この場所にはある思い出がある。
大阪でまだ働いていた頃、定年退職を直前に控えた
3月始め、家内と二人車に荷物を積んで改装前のこの家に
帰ってきたことがあった。この1ヶ月は有給休暇の
溜まった分を消化するため、最期に取った長期の休みだった。
私は「プレ田舎暮らし」のつもりであった。
3月でも田舎家は寒かった。
6畳間に買い換えたばかりのパソコンやプリンターを並べて
ブログを継続して書き始めた。
家の中は母が長い間溜め込んだ不要物でいっぱいだった。
毎日、家の片付けに追われた。

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3月の半ば、家内は一旦大阪に帰っていった。
一人になったある日、散歩の途上で
この入り込んだ不思議な空間に出会った。
山と山に挟まれた狭隘の地に1本の小川が流ていて
その横を1本の道が奥へと続いていた。
入ってすぐのところに農業用の溜池がひとつ有り
最奥部にもうひとつあった。

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引き込まれるように奥へ奥へと入っていくと
景色が様々に変化する。
3月の田植え前の水を張った水田
そこに写る杉木立

最奥部は結局、一つの溜池で行き止まりに
なっていた。

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身近にありながら、すこしだけ神秘的な場所なのである。

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時折、3月に思い出して行ってみることがあった。
毎年、少しずつ休耕田が増えていく。
それはある意味、原風景に帰っていくことなのかも知れない。
が少しさみしい気もした。

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この時期にここに来ることは珍しい。
通常であればもう稲が育って水田の水が隠れてしまう。
今年は4月になっても寒い日が多い。

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だが、久しぶりに来てみるとこの季節ならではの
照葉樹の新緑の鮮やかさが朝日を受けて匂い立つようで
清涼な朝を際立たせていた。

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ふと思い立って、買ったばかりのスマホを取り出し
この朝の雰囲気を伝えたくて、娘たちにラインで
写真を送った。

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しばらくして娘から返事があった。

「北欧の湖畔かと思ったら田んぼやん・・・」




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由布岳登山

.19 2016 山歩き comment(0) trackback(0)
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昨年から登山を始めた。昨年は久住山に登った。
今年は由布岳(標高1583.3m)。湯布院のすぐ横にそびえている
豊後富士である。
湯布院側から眺めると頂部は二つに割れている。
下部が草原で今まで城島高原を通るたびに
いつか登りたいと思っていた。

福岡に住む妹夫婦と18日10時に由布院駅で待ち合わせた。
私は前日の午後家を出て約5時間東九州自動車道を通って
大分駅前のビジネスホテルに宿泊した。

当日は8時過ぎに大分を出て、高速で別府まで行き
別府ー一宮線を通り、城島高原の由布岳登山口で
車を止めた。

もうすでに多くの車が停車していて、私の目の前を
数組が出発していった。

それから、狭霧台の折れ曲がり道路を下って湯布院の街へと入る。
9時過ぎには着いてしまったので、金鱗湖で時間を潰す。


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二人を由布院駅で拾い、再び登山口まで登る。
支度をして、出発。


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右奥にそびえているのが鶴見岳(標高1374.5m)
下部はこのようにススキの草原が続き誠に伸びやかな空間で
車で通過する人たちを心地よくさせている。


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狭霧台の展望台で車を停めようとしたら、立ち入り禁止になっている。
道脇に車を停め、覗いてみると先の地震で地盤に亀裂が入り
危ない状態のまま放置されていた。
ここからの湯布院の眺めはご存知のとおり。
早朝であれば、湯布院は霧に覆われ雲海が見られる。


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城島高原の高台から急な坂を折れ曲がりしながら
降りた先が湯布院で由布岳はその湯布院の町から
立ち上がっているから湯布院から見ると急峻な山なのである。
それは上に行くほど角度がついて急になっている。
登山口は右手の城島高原にある。


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さて、前置きが長くなってしまった。
そろそろ登り始めよう。
下部は草原を少し歩く、しばらく行くと
樹林帯に入る。紅葉を期待したが
残念ながら今年は暖かくてまだ葉が青い。


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こういう具合に樹林帯の中をゆっくりと登っていく。

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この日はとにかく暑かった。汗がびっしょり。
樹林帯を抜けたあたりで見上げると頂上がそそり立っている。
下部には湯布院の町が陽の光を受けて輝いている。


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頂上は東稜と西稜に分かれておりその間の鞍部がとりあえずの
目的地である。鞍部下の山道は急峻で石の一段一段がだんだん
高くなっていき、息が上がる。

年配の女性が道脇で休んでいた。「わたしゃもう登れん、ここで
もうよか」連れが「もったいないですよ、もうちょっと登れば鞍部に
出ますから、もう一息頑張りましょうよ。」と励ますと
「ほんとにもうちょっと?いつももうちょとに騙されるんだから」
と言いながらゆっくりと再び登り始めた。


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ようやく鞍部に到着。下を見ると転げ落ちそうなくらい急峻である。
とりあえずここでお昼にする。
登り始めて2時間が経過していた。
昨年登った久住山は距離はあったが道が割となだらかで
歩きやすかったが由布岳は上に行くほど急になるため
上の方では足が上がらなくなる。

写真下に見えているのが東稜と西稜の間の鞍部。
皆ここでお弁当を広げる。
少し遅れて先の女性も上がって来た。
連れが「あー、よう頑張ったですね。」
「ありがとうございます。おかげさまで登れました。」
仲間と合流して昼食を摂られた。

昼食後、東稜を目指し再び登り始める。
鞍部は結構風が抜ける。冷たい風に汗で濡れた体が冷える。
上を着込む。
西稜は先の地震で頂部近くが大きく崩れている。
登っている人を下から眺めると鎖場があるようだ。


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見上げると東稜の頂きはもうすぐだ。

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ようやく頂上に到着。万歳!

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頂上から下界を見下ろすと湯布院の町が見える。
下から見上げると頂上は雲に覆われているかもしれない。
下から次々に霧が登ってくる。


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東稜から見た西稜。崖崩れが2箇所。
由布岳は火山だ。この下に見える鞍部が
旧火口らしい。

鞍部に降りるともう誰もいなかった。
下山開始。

下山しながら、そういえば山登りはよく人生に例えられる。
俺の人生もただいま下山中なのかななどとつまらぬことを
考えながら山道をひたすら下っていく。
でも新たにいろいろ頑張っていることもあるし、下山とは
言いながら登る小山もあるのだ。そう考えると
なかなか人生と登山は同じように当てはまらないことが多い。


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前を歩いていた若い女性二人が立ち止まった。
「鹿がいますよ。ほら」指差す方を見ると野生の鹿が2頭。
あまり人を怖がる様子がない。
遠くで鹿の鳴く声が聞こえる。


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草原に出た。下りで1時間半であった。
道脇にリンドウの花を見つけた。


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その日は湯布院の貸別荘に宿泊した。
浴室の蛇口をひねると温泉が出た。

翌日、鶴見岳にロープウェイで登った。
上部は雲に覆われている中を上ったら、
雲の上に出た。晴れていれば別府湾が一望のもと。
この日は何も見えない。が時々遠くの山々が見える。

右奥に見えているのが先に登った由布岳。
雲海の中に浮かぶ山の頂き。奥が九重連山である。
晴れていれば大パノラマが見れたのに残念ではあるが
雲の上の風景もなかなかいいものでした。




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笠祇古竹草原

.02 2016 山歩き comment(2) trackback(0)
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夏に笠祇の古竹地区でミニフットパスのイベントを実施した。
私はその時、その地を始めて訪れた。
こんな近くに全く別天地のようなところがあるのに驚いた。

古竹地区の自然の特徴は山裾に広がる草原である。
ここはこの集落共用の土地で昔から牧畜用の草地として
使用されてきたのだが、現在はその役割はもうなくなって
久しいとのことであったが、放っておくと雑木が育ってしまうため
毎年、早春に野焼きをしているのだという。
今年はその野焼きが今週末の7日(日)に行われると聞いた。

実は先週1月31日(日)、火停めのための草刈が行われる
ということだったのだが、その日は止んどころない事情で
行けなかったのだが、昼前に写真を撮っておこうと
遅れて出かけていったのだが、草刈の場面に出会うことが
できなかったのである。

ちょっとだけのつもりがいざ写真を撮り始めると
いい景色が次々に目の前に展開していくものだから
もっともっとと欲張ってしまったが
それでもこれはほんの一部に過ぎない。
あとで誘ってくれたFさんに確認すると
もっと奥の方だから道路からは見えないと聞いた。
後の祭りである。
が野焼きの方はなんとか見たいものだと思っている。

興味のある方はどうですか。


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この地区もご多分に漏れず、住民の高齢化が進んでいて
この草原の手入れ(草刈、野焼き)には他の地区や
他の市町村からたくさんの応援をもらっているという。
美しい景色を残すためには多大の労力がかかる。


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野焼きのあとしばらくするとたくさんの野草が芽を出す。
春にワラビ採りに来られる方も多いと聞く。
ここには多くの希少種の野草も生えていて
それらが育っていく条件は早春の野焼きなのだという。


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草原を見るともう多くの竹がその面積を占めていて
草原が駆逐されそうな勢いである。

もう少しすると水田に水が貼られ、田植えの準備が始まる。
水田の水溜りに日の光がキラキラと反射している。
傍らの水路で蛙の鳴き声がする。
水田の真ん中を流れる小川の水が勢いよく流れる。
暖かい日差しのもとで自然はもう春の用意をしている。


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